PC-98 環境保存の番外

 PC-9801 シリーズ用の OS として持っているものとしては Windows NT4.0 とか 2000 とかもあるのだけれど、np21/w の作者さんいわくインストールには非常に時間がかかると。試してみたらデバイスチェックだけで延々と数十分かけてまだ終わらないというのを確認して止めた。

 ということで FreeBSD(98) を。かつて 2.2 くらいだったかを入れてみたくらいで、遅さもあって、また X Window システムにしても貧弱だったり、うまくいかなかったりでほぼ放置していた。それでも 4.1 のパッケージは買ってあったのでそれを入れてみることに。どうやら 5 以降はうまくインストールできないという情報もあったのでちょうどよかったといえるかもしれない。実際、98 用最後の 8.x だかを試してみたところ、途中でデバイスが見えなくなったのかでリセットされるかして進めなかった。

 ということで、FreeBSD(98) 4.1R を。np21/w では CD-ROM からのブートはできないので、付属しているフロッピーディスクイメージをコピーして用意。インストール手順がもはやよくわからずにしばらく苦労したが、どうやら最初のデバイス競合の指摘のところで解消しないと先に進めないということだった。ということで、不要と思われるところはとにかく除外してインストール。

 インストールそのものはさほど問題もなく時間もそうそうかからずに完了できた。マシンのクロックを 100MHz 程度にしておくとそこそこ快適だ。

 XF98Setup が使えるのだが、はじめマウスも使えないので TAB キーで項目を移動しつつ systemMouse を選択決定してからようやくマウスが使える。グラフィックアクセラレータとしては 9821Xe としておくのが無難らしい(Xe10 でもよいのかもしれない)。ドライバは NKVNEC で clgd5430 cirrus 1MB を選択。

 モニタの情報としてはノンインターレスの 1024 くらいまでだったかまで対応の周波数で。色数は 256 色限定とのこと。決定して終了すると問題なく X が使える。

 デスクトップは KDE が無難なようだ。GNOME ではやや重いのもあるが、さらにさまざまなエラーを吐き続けるので面倒。コンフィグファイルで日本語がきちんと指定されていれば表示そのものは日本語になるようだ。ただ、ちょっとカクカクした文字でくやしい。(これは、4K 解像度を 15 型で使っているためにシステムがおよそ二倍表示にしているためもあるのかもしれない)

 標準のインストールではサウンドを有効にしないということで、カーネルの再構築が必要。サウンドボードは「 Xa Mate-X 内蔵」とする。9801-86 ボードをはじめ選択したのだが、デバイスを認識はするものの音がでなかった。実機でならば問題ないのかもしれないが、np21/w では Xa 内蔵を選ぶほうがよさそうだ。snd と mss0 を有効にしてビルドしてリブート。ほぼ問題はないはず。

 DynaFont が付属していて、使用方法も記載されているのだが、この通りにやっても X がクラッシュしてしまいダメだった。fontpath をマスクすれば問題ないのでそのあたりに原因はあるようだが、もはや記録でしかないのでなんどもチャレンジはしたものの諦めた。

 また、CD ドライブなどがマウントできない問題は、/etc/fstab に記載がないためで、追加しないと使えないとわかった・思い出した。

 日本語入力に関しては、いくつか選択肢はあるようだが、無難なところで CANNA を。これも指示とおりにコンフィグファイルに追加などすれば問題なく使えるようになった。ただ、X ではない素のコンソールではやや不安定な感じがあって化けることもあるようなので使わないのがよいのかもしれない。

 というわけで、なんとか FreeBSD(98) も動く形を残すことができた。NT4 や 2000 はあえて残してもはじまらないし、AT 互換機のほうでならすでにマシンは作ってあるのでいまさら必要もなかろうと。そちらのほうがキビキビ動作する。

 

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PC98 の Windows 環境保存の追加

 古くは 10 年以上前にかつての PC-9800 シリーズ環境(というか HDD の中身)のエミュレータでの保存作業をし、数年前に少し思い出して追加をしたのは、いや、それは PC-8801 のほうだったか。いずれにしてもほぼかつてのフロッピーディスクであったり、ハードディスクであったりの中身をエミュレータで実行可能な状態にしてはおいた。

 ただ、少し不満なところがあって近年 np21/w を使って再整備したりもした。古いねこープロジェクトでは Windows を満足に動作させるのは難しかったところへ np21/w の存在を知ってそちらで使うようにしていた。ただ、グラフィックアクセラレータであったりサウンドであったりがうまくいかずにそのままだったのだが、ふと思い立ってあらためて作業することに。

 幸いにしておおむねよい状態が再現できた。

■ Windows 3.1 @EPSON PC

 NEC の 98 note も使っていたので、NEC Windows 3.1 のパッケージ(フロッピーディスク 15 枚)も持っている。それを非力な 386SX あたりのモノクロ8諧調液晶ノートにインストールだけはしてみたという環境は、NEC 同士なのでほぼそのままで問題はない。

 一方で後にメインにしていた EPSON 互換機のほうだと各種ドライバなどの違いでうまく動作しないところがあったのでいろいろ調整。

 グラフィックアクセラレータは、np21/w サイトの説明にもあるように I/O DATA の GA-98NBx ドライバを使用することに。もともと実機でも GA-DR/98 あたりを使っていたのでそれでもいけないことはないようだったが、すなおにおすすめに従うことに。幸いにして I/O DATA ではいまだサイト検索するとそうした古いドライバー類でもヒットするので NB1.51 ドライバを落としてきてセットアップすると、あっさりと解像度をあげて色数もあげてとできて快適になった。

 最初は、手持ちの古いデータをあさったり、雑誌付録のフロッピーディスクなども探したりしたのだが、迷わず落としにいけば問題ない。メルコについてはもはやサイトを検索してもヒットしないので、ウェブ検索しないと見つけられない。

 サウンドも EPSON のデバイスをオリジナルのドライバで動作していたので NEC のエミュレータでは動くはずもない。素直に NEC のドライバ類をいれるしかない。ということで NEC Windows 3.1 の中身を確認し、system.ini ファイルなども編集して対応した。

 同様に CD ドライブのドライバも EPSON ドライバから NEC ドライバへ。これもまた Win3.1 もしくは MS-DOS 6 あたりから。

 ということで EPSON 実機と同じというわけにはもとよりいかないが、98 としての環境は残せた。ということで懐かしの Delphi 1.0 などインストール。

 

■ Windows 95 @EPSON PC

 95 のほうは実はすでにグラフィックアクセラレータも動いていたし、サウンドも CD ドライブも使えていた。EPSON Win3.1 からのアップグレードなのだが、まったく問題なく。GA ドライバは先にも書いた GA-DR/98 のものを入れていたような気がするが、NB 1.51 を入れなおして使っている。サウンドははじめから機能していたし CD ドライブも何の問題もなく認識設定されている。このあたり Windows 95 から楽になったなという感じ。

 動作もそこそこ軽い上に安定した感があるので、3.1 用アプリにしてもこちらで使う方がよさそうではある。とはいえ、当時は毎月 95 の再インストールをするような状況だったようには思う。そのくらい当時は不安定なところがあった。

 

 どちらの環境でもサウンドボードとしては、PC-9801-86 を選択。グラフィックアクセラレータボードとしては、GA-98NBIV を選択。

 Windows 環境を動かすなら np21/w で、DOS 環境であってもメモリドライバであれこれしているようなものは np21/w のほうがしっかりと対応しているようだ。本家のほうだと対応していないのかエラーになることも多い。シンプルな DOS だけなら np2 でも。かつてのゲームとかするかといっても微妙ではあるのだが、ほぼやっていなかったものが発掘され、さらに起動できるように修正できたので、それはやってみようかなどとは。アプリケーションだと 640x400 の狭い画面で使うのはもう辛い感じがあるのでなんともではある。これらを広い画面で使うような技術ってあるのだろうか。

 さて、もうひとつは別に書く。

 

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