「エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ」文庫版を読んだ
これまた読んだのは夏ころなのでちょっと記憶があいまい。舘野さんのこの本を単行本の頃に知って読もうと思っていた。で、単行本買うかと思っていたころに急に扱いがなくなってしまい、増刷を待つかと思っていたらふいに文庫化の話が流れてきたので、ではそちらを待とうと。ということで夏ころだったかに出たのを買った。
ジブリで舘野さんがどういう仕事をしていたのかということがわりと丁寧に書かれていて、なるほどそういう作業を専門に請け負う人を用意していたか。と素直に驚いたが、しかし、これはひとりで背負うにはなかなか大変な仕事なのではという感じ。以降、ほかのスタジオでもこの体制というのが広がっているようで「動画検査」だったり「動画チェック」だったりという名前がでない作品はあまり見ないという感じになっている。
若かりし頃のお写真などもあって、「そりゃ若手男性スタッフは落ち着かないよね、うん」と納得したりも。
ジブリを辞めることになるいきさつにしてもその重責と負担の大きさは否めないようで、それでも、その後ササユリをはじめて後進の指導・育成に当たられていて確かな人材育成・排出に貢献されていてとてもすばらしい。
そんな、あれやこれやを知る一端となる本書。アニメ制作の実際を垣間見るという点でも有益な一冊とはいえそう。この手はあまりないので。ベテランの人たちがもっともっとこの手の本を聞き書きでもよいので残していくべきよねとも強く思う。
エンピツ戦記-誰も知らなかったスタジオジブリ (中公文庫 た 99-1)
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