「魔法科高校の劣等生 21 22 動乱の序章編」を読んだ
年末年始のためにテレビもラジオもこれというものがないので、読書が進む。テレビに関してはもとよりほぼ見なくなっているので(映画とかくらい)、せめてラジオなのに特別番組ばかりで普段生活すらままならない。
ということで魔法科である。
序章編といいつつ上下巻ですまぬ、と作者も言っているけれど、まあ、そこはご愛敬。いやあ、世間がきな臭くというか達也包囲網が厳しいことになってきて、しかもこれが創作当初(?)から描いていた展開というのでとてつもない人だなあと思ったり。
魔法師への圧力が強まる中で手をこまねくばかりの十師族当主たちを見かねて若手が集まって自由に話し合いをしようという表向きの理由の裏には、謀略好きの七草家の達也や深雪をスケープゴートに祭り上げようという思惑が隠されていたり。そんなことに配慮できない十文字が、むしろ達也たちに敵対する形になったり。
さらには十文字家の関係筋の国防軍情報局とつながる魔法師が、達也を排除すべく画策して、そのおぜん立てに新入生の女子を引き込んだり、直接手を下したりと、もうきな臭いを通り越して手段を選ばずに達也確保もしくは暗殺を実行するといった趣で、序章なんてもんじゃないという荒れっぷり。
一方の世界は世界で、USNA 方面も新ソ連も危険な魔法師を排除して我が世の春をと計画を画策しだす始末で、いつの世も困ったもの。リーナの心も揺れに揺れてというあたりで、そろそろリーナが達也たちと手を結ぶのかなあと思わせる(実際のところは知らないのだが)。
いやはや、いやはや。最後まで怒涛のごとく読んでしまいそう。
魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)
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