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「魔法科高校の劣等生 17 18 19 師族会議編(上・中・下)」読んだ

 読み終えてしばらく時間が経ってしまった。これで次のアニメ化の範囲まで追いついた。

 魔法科は設定的にはお兄様無双という雰囲気があって、それはそれで確かなことではあるのだけれど、絶対的に強くて負け知らずというような展開にしないところが好ましい。今回もそう。人間主義者を扇動して日本魔法師の中心的存在である十師族を利用することで反魔法師運動に拍車をかけようとする動きにたいして、結果として十分な成果をえることなく敵を手中に収めることもできずに終わった。しかも、USNA の意図通りに抹殺されるという結果でもって。

 もちろん、達也としては妹深雪に害をなすことさえなければ、ほかがどうなろうとかまわないというのが基本なので、直接深雪が被害を受けそうになった場面を除けば「どうでもいい」ことであったのもまた事実で、そうしたスタンスがきちんとしているあたりも読んでいてわかりやすいところではあるな。

 師族会議編となってはいるものの、延々会議しているとかでもないし、発端としては関与しているとはいえタイトルとしてはやや微妙なところもないではないけれど、前の四葉継承編から引き継いだ一条が深雪に横恋慕とか、七草が達也を取り込もうと娘を焚きつけるとか、そういうもろもろも随所にでてきたりして、それはそれで面白い。七宝のほうも動きはあったものの、やや薄いままに終わってしまったのが少し残念なようにも。

 冒頭の USNA のほうではリーナが出てきて期待したら、さすがに本国を離れるわけにはいかないということで出番はそこまでだった。結果としてこの先 USNA と大きな展開があるのかなと思わせる雰囲気。その結果としていずれということなのかなとまだ想像するまで。

 アニメでいえばバランス大佐がわずかながら登場するのだが、もう田中敦子さんの声で演じられることはないのだなと思うと残念。あるいはすでに収録されているなどということは、さすがに無理かなと思うものの。

 この先少しインターバルを置いて再開する予定だけれど、一応高校生編は揃えたのであとは読むだけ。

 

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