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「魔法科高校の劣等生 横浜騒乱編(上・下)」読んだ

 これまた少し前に読み終えたところ。一期のアニメで見ているのでおよその内容はわかっているものの、細かなところでカットされていたところがあったりで、そのあたりも面白い。

 そして、どれもだいたいなくても成り立つし、前後で補完する場面もあったりでうまく取捨選択しているのだなとあらためて思う。

 唯一、これはアニメではわかりにくいなと思ったのは、ヘリコプターで避難というあたり。最後に残っていた学友を乗せて飛び立ったところで、真由美がほのかに「無理しなくていいですよ」的なことを言うのだが、アニメだと単にかかる事態を受け止めきれずにつらそうなのでという印象でしかないのだけれど、原作だとここへいたる過程でのほのかの活躍というか役割がゆえに気遣った言葉だとわかる。

 これはアニメの描写だけでは到底わからない。

 といって、このあたりではそうしたささいな描写のカットが多くて、そうしたものを逐一取り込んでいては展開がのんびりした感じになってしまいそう。緊迫した雰囲気を保ちつつ尺に収めていくにはカットもやむなしという感じではある。ただ、わかりにくいというか絶対わからない描写なのでむしろないほうがよかったのではないかとすら思える。

 人員配置とかでもアニメとは異なる部分があったりで、このあたりどちらがよいとも言い切れないものの、確かにそのほうがしっくりくるというのはあるのかとあらためてアニメの完成度については思ったりする。もちろん、それは個人によるのでカットや変更はおもしろくないと感じる人もあろうけれど。

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