「デビルクエスト」
魔女などというものが信じられ、魔女狩りが行われていた時代の物語。十字軍の傭兵として働いていたベイメンとフェルソン。名うての傭兵ではあるものの、正義の名のもとに女子供であろうと虐殺するやりかたに納得できずに軍をやめて放浪。しかし、脱走したという罪で負われる身でもあったと。
ところがとあるところで魔女の護送を依頼されることになる。その女は本当に魔女などというものなのか、はたまた無垢の女が犠牲になろうとしているだけなのか。疑問に思いつつも結局その依頼を引き受けることになるふたり。神父や騎士、待者の若者などが加わって向かうことになる場所への道のりは簡単ではない。
途中狼に襲われたり、古いつり橋に命からがらとなったり、あれやこれやの苦難を乗り越えて到達した修道院。しかし、実はそこへ行くことをもくろんでいたのはなにを隠そう魔女ではなく女にとりついていた悪魔であった。という話。
えーっと、なんの話でしたっけ? という展開になってくる。で、重大な呪文が書かれている書物があって、その呪文を唱えることで悪魔退治やら魔女退治やらできるということなのであるが、その呪文の長いこと長いこと。何ページにもわたるもので、その間に攻撃を受けてしまってさっぱり効力をあらわすにいたらない。
まあ、最終的には悪魔退治に成功するのだけれど、魔女はどこにいったのだ。魔女はいませんでした、という展開でもないようで。冒険譚としてはそれなりではあるのだけれど、物語のテーマというか設定てきにはどうもいまひとつな感がぬぐえないのだった。冒頭に魔女とされて虐殺されてしまう女性たちが描かれ、復讐するような場面があるだけにしっくりしないところが残ってしまう。それすらも悪魔の仕業だったのだというのかもしれないけれど。
原題は「SEASON OF THE WITCH」。
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