
結論から言うと、PC-BSD のアプリケーションで PBI がでていないものは ports からインストールするべし。
ということで、インストール CD2 から ports をインストールしておくこと。さらにはシステムソースもインストールしておくほうがよいようだ。
標準で Ruby 1.8.6-p111 が現状では入っている。最新の p114 にすることも可能ではあるが、ひとまずこのまま進むことにする。まずは RubyGems だ。 /usr/ports/devel/ruby-gems に移動して make install 。バージョンは 1.0.1 。Ruby と同じく gem と gem18 というファイルが作られる。ports には Ruby19 として 1.9.0-1 もあるのでそれを配慮してのことなのだろうと推測。
ひとまず RubyGems は最新にしてしまう。
#gem update --system
で、1.1.1 に。さらに rails などのインストール。sqlite3 は既に入っているので、
#gem install rails sqlite3-ruby
あたりで。
Aptana も ports からインストールすれば使えるようだ。
#cd /usr/ports/java/eclipse-aptana
#make install
JDK については、PBI があるのでそれをインストールしておけば、その分だけはコンパイル時間を稼ぐことはできそう。それでも Pen4 1.6G 1GB の環境で 4 時間あまりかかった。げんなり。しかもはじめはシステムソースがなかったためなのかエラーになって終了してしまった。やり直したところうまくいったようなので、入れておく必要があるのだろうと思われる。
RadRails を入れようとするとおかしくなるので、これも ports から RDT を入れることにする。
#cd /usr/ports/java/eclipse-RDT
#make install
これで Ruby IDE が使える。十分ではないようにも見えるが、まあないよりはよいかなという印象。詳細はまだ触っていないのでよく分からない。
さらに、言語パックをいれておくと日本語表示になるので便利かも。/usr/ports/java/eclipse-langpack

もっとも、PC-BSD1.5.1 のインストール CD2 に収められている KDevelopmentEnvironment をインストールするほうが簡単でしかも安定して確実に使えるようにも思う。スタートメニューから「設定」「ソフトウェアの追加」? あたりをクリックして、「追加機能」をインストールするようにすると管理画面がでるので、そこからインストールすればよい。(ports やシステムソース、KOffice などもここにある)
メニューの「開発」からたどるとすでに Ruby/Rails などに設定された状態で起動できるようになっているので簡単。使い勝手も概ね Eclipse-Aptana と同じような感じなので少し触れば問題はないかと思う。

実際、Eclipse-Aptana はやや重く、不安定な印象があるので、どちらかというと KDE開発環境を使ったほうがよいかもしれない。膨大なコンパイル時間も節約できるし。
ちなみに KOffice だが、インストール CD2 でインストールできるのは英語版なので、/usr/ports/japanese/koffice-i18n から make install すれば日本語表記に変えることができる。わざわざダウンロードサイトを探すことなどなかったのだな、と恥ずかしく思ったり。
途中なにやらおかしくなってしまったので、思い切って素の 1.5.1 をインストールしたりといろいろ時間をとられた。が、1.3.1 からアップデートしたのとでは細かいところが違っていて、ちょっと意外。アップデートしたら最新の仕様に追随するか、さもなくば Windows のクラシックテーマと XP テーマを切り替えられるように、そんな手段があるとよいのでは、と思ったが、どこかにあるのだろうか?
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