オープンソースな MSX DOS、Nextor
MSX は実機を使ってはいなかったけれど、ムック付属の公式エミュレータ MSX Player で少しあれこれしていた時期があった。
ただ、このエミュレータは、もはやメンテナンスもされていないし、そもそもムック以外で入手することもできないし、どちらかというと附属させた過去のソフトを動かすためのものといった感じでしかなかった。フロッピーディスクの扱いなどもやや不便で、独自に拡張しようという動きもあった。
今回エミュレータつながりで調べていたところ Nextor という不思議なものを見つけた。どうやら、MSX-DOS 2 のライセンスを公式に受けた上位互換の OS でオープンソースとして Github で開発されている。西和彦さんから正式に許諾を受けているということで、そうでなくても入手困難だった MSX-DOS 2 までも不要になるという便利さ。
導入手順にしたがって HDD イメージを用意して使ってみると、なるほどという感じ。
MSX Player で導入してみた Hitec-C を移してみたが、ちゃんと動作している様子。といって、これでバリバリ開発するぞというわけでもないのだけれど。
また、MSX の仕様なのか、いちいち BASIC に降りなくてはいろいろできないというのは、少し面倒に思ったりはする。
実機でももちろん動作するらしい。眠っている MSX を復活させるのも面白いか。
https://github.com/Konamiman/Nextor
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