2012.05.11

その初見日は初見です

 [ 信濃毎日新聞[信毎web] 斜面 05月11日(金) ]

 NHK のニュースでもツバメが減少しているのではないかということで、日本野鳥の会で調査をはじめているといっていた。で、新聞のコラムでは、

春先まで寒かった今年はいつ来るか気がかりだったが、3月末に姿を見せた

 と書いている。

 が、これは少々解せない。なぜなら長野市あたりのツバメの初見日は平年で 4 月の中ごろだからだ。

 [ http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/tubame.pdf ]

 かつて初見日を調査していたときにはおおむね 4 月の 15 日あたりで前後する程度だった。3 月のうちに見たことはまずない。

 まして今年はずっと寒さが続いていた。にもかかわらず 3 月末にツバメを長野市あたりで見かけることはまずありえないのではないかなあと。まったくあるはずがないとまではいわないまでも、やや信憑性にかけるといわれても仕方ないのではなかろうかと。

 わたしが見かけたのは 4 月の終わりころだった。モンシロチョウで 4/21 だった。

 それは本当にツバメだったのでしょうか?

#あるいは 4 月末と間違えられたのか?

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2012.05.03

砂漠のなかの一粒の砂

 [ 信濃毎日新聞[信毎web]|国支援室、被害者家族ら置き去り 関越バス事故 ]

 新聞にこんな記事があって、被害者の家族の言葉として「国交省からは何の連絡もない。陸援隊は謝りにすらこらい」というものが。で、ふと思う。先にあった丸亀での事故で小学生らが死傷したときには、警察や学校が連絡先を加害者側に連絡したとして謝罪していた。今度は謝罪にこないと怒っている。

 もちろん両者を同じに考えてはいけない部分はあるのだと思う。バスツアーのほうは乗客の名簿がそもそもあるのだろうから、それを元に訪れることはできるわけではある。とはいえ、謝罪にきたといって怒られ、謝罪にこないといって怒られとなると、正直どうしたらよいのかというのも。

 被害者側からすればもちろん両方の思いがあって当然であろうし、やり場のない怒りというのもあるし、きっと自分が当事者になったら同様の反応をしてしまうのかもしれない。

 ではと思う。事故直後に被害者家族や親戚、学生時代の友人知人、会社関係へと取材にやってくるマスコミはどうやってその情報を得ているのかと。彼らがその情報を得るのは正当なのかしらとも。取材する権利とか言うのかもしれないけれど、加害者側の親族もつらい思いをしているのは同じことで、なんとか人として誠意を示したいという思いもわからないではない。

 けれども被害者の連絡先を知らせてもらえないとして、マスコミにはそれが示されるとすると、ちょっとおかしな話ではないのかなあとも思う。

 いや、本当はそういうことを言いたかったのではなかった。実はもうひとつのほうを言いたかったのだった。それは、

「支援室の存在はウェブサイトで広報していますから」とも。

 との言葉。最近こういう考え方が増えてきていないかと。国にしても企業にしても。少なくともわたしはこんな支援室なんてものが存在していることを知らなかった。ましてウェブサイトの存在も知らないし、見たこともない。けれども、彼らにすればすでにして全国民に十分に告知しているという認識なのだろうなあと。

 はたしてそれは広大な砂漠のなかにひとつぶの赤い砂を落としておいたので告知は完了しましたよ、とでもいうかのようで。あるいは、きっとどこぞのビルの中にでも存在しているのだろうけれど、その室内の掲示板に貼り付けておいて、これでもう誰でも見られるようにしましたよ、とでもいうことではないのかと。

 インターネットが広く普及しすぎてしまった弊害なのではないかなと。ウェブページを用意しただけですべての人がアクセスすることは可能ではあるけれど、何もせずにその存在をすべての人が知ることはまず不可能。それがウェブというものだと思うのだけれど。

 パナソニックはいまだに石油ファンヒーターの回収のために告知を続けている。もう何年になるだろう? いつまで続けたら社会はそれを許してくれるのか? すぐに告知をやめてしまう会社。ウェブに載せただけでなにもしない会社。告知するとは、どういうことだろうね。

 きっと被害者支援室のサイトというのは毎日一億アクセス以上あるから、ほぼすべての国民が毎日チェックしてくれているということなのでしょうね。すごいサイトだなあ。

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2012.05.02

「安くを全うするのが安全」ではない

 早くから騒がれすぎて当日になったらすっかり忘れてしまうのではないか、と思うくらいの今年の金環日食。盛んに観察めがねとかをニュースやワイドショーで取り上げたりもしているけれど、安全という点で本当に配慮がされているのかというとなかなか疑問なケースも多いような。

 先日地元ニュースのなかで取り上げていた映像には恐ろしいものがあった。塩尻星の会というところで子どもに観察めがねの手作り講座を開いたらしい。

 こうして使う分にはまだよいが、
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 こういう事態は絶対に起こる。
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 なにしろぺらぺらの紙を使って作っているのだから。子どもでなく、大人であってもこうした持ち方で直接太陽を見ることになる例は絶対にあるはず。どんなに注意しても。

 そんな方法を紹介するこの星の会というのはどれほど素人なのだろうか、などと思ってしまったりするのは厳しすぎるだろうか?

 後半に紹介されていた、元日本天文学会会員の塚本さんという方が紹介されていた投影法ならば、安全性も高いうえに、子どもの遊び心を誘うこともできる。

 二枚の厚紙を平行にして太陽光と直線上に置く。
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 太陽側の厚紙に開けられた小さなたくさんの穴が、もう一枚の厚紙に投影される。
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 肉眼で直接見たところで小さなものでしかないので、よく見えないやということでついはずしてしまいがち。同じ小さなものでも投影することで分かりやすくもなるし、なによりいろんな形に穴を開けておくことで投影される楽しさがある。

 地面にさす木漏れ日でも可能だけれど、間違って木漏れ日越しに直接見てしまう例もあるらしく、きちんと知られるためにはやはりあえて厚紙二枚を手に持ってというくらいのほうがよいのかもしれない。

 市販されているものでも単眼用のものもあったりして、これも危険だなと思ってしまう。しかもどこぞの天文台のようなところで行った講習会でそれを使っていたケースも映像で見たので、それもどうなのだろうかと。

 なにかと安全にたいして敏感になっている昨今にも関わらず、やはり本質的なところはまだまだ意識が足りないのだなと。

 せっかく見るのであれば、安全に楽しくということで。

#しかし、食の最大、07:30 頃というのはなんとも微妙な時間であるなあ。

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2012.04.28

待ってる

 晴天に恵まれた小諸・懐古園。遅れていた桜も連日の暖かさで一気に5分から7分という咲き具合になったのだった。(すでに満開)

 懐古神社の社務所には。

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 心配したような巡礼さんはいなかった。ごく普通に桜の季節の懐古園らしい景色だった。


 お参りしたらきれいなおねいさんから護符をいただきました。

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 桜の写真はまたあとで。

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2012.04.27

時を越えて

 放鳥された朱鷺がようやく雛をかえして育っているようだというニュースを知って、世間としては「よかった。ホッとした」といった声がでてくるのだけれど、正直なところ「それで?」とか「それが?」という思いを隠している人も多いのではなかろうかとも。

 久々に教育社で出版された「トキ」を開いてみたりする。確かに数は増えつつあるし、自然繁殖もその端緒についたわけだけれど、まだまだ道は遠いのだろうなと。少なくとも純粋に日本に残っていたトキはもういない。その重みは忘れてはいけないのだろうなと。

 ふと、中国から譲り受けたトキたちはまったく同じ種だったのだろうか? と思ってあらためて見てみると、中国や朝鮮半島あたりにわずかに残るこれらトキはニッポニア・ニッポンではあるらしい。かつて、日本から中国あたりに生息していた純粋なトキの末裔。

 とはいえ中国でも絶滅の危機にあって(少なくとも本の出版当時)、日本同様に危ない状況ではあった様子。これから人の手によらずともよいまでに回復できるかどうかは、正直楽観はできないのだろうなとも。

桃花鳥(とき)が七羽に減ってしまったと新聞の片隅に

写りの良くない写真を添えた記事がある
ニッポニア・ニッポンという名の美しい鳥がたぶん
僕等の生きてるうちにこの世から姿を消してゆく
「前夜 (桃花鳥(ニッポニア・ニッポン))」さだまさし

 確かに今、その数だけを見れば一定の数をもっているけれど、一度それは零になったのだということは、忘れてはいけないのだろうなと。


 写真も多くよい本なのだがなあ、復刊する見込みはなさそうだ。

B000J7AAB8トキ―Nipponia nippon 黄昏に消えた飛翔の詩 (1983年) (Newton books)
教育社 1983-10

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 裁判長が異例の言葉をかけるのに使ったりと、このアルバムはなかなかによかったなあ。

B00024Z7Y8夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤
さだまさし
フォア・レコード 2004-06-30

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2012.04.26

オススプレイ

 なにやら7月にも導入されるのではないかと噂されているあのヘリコプターのことではなくて、お酢スプレーの話。

 数年前に家の周囲を猫のトイレのように使われてしまい困っていたのだった。野良や飼い猫の徘徊らしいのだけれど、犯行現場を目撃できないので定かではないのだった。忌避剤などを利用して数年の間そういうこともなくなりホッとしていたら、昨年あたりからまたはじまった。一度などは目の前で臆することなく放尿する輩も!(猫です。念のため(実は子どものも目撃したことがあるが))

 ということで以前使った忌避剤を探したけれどもはや販売されていない。長期間効果があるにも関わらず自然分解するタイプでよかったのだけれど。

 そこで考えた。つまりは匂いだと。それならばお酢を使ってはどうかと。人よりもはるかに嗅覚のすぐれた犬猫であれば、かなり強烈に嫌うのではなかろうかと。

 ではということで、スプレー容器に 4 ~ 5 倍に水で薄めたお酢を撒いてみた。それでも撒布がうまくできなかったようなところにウンチをしていくので念入りに撒布。それでかなり効果はあったのだけれど、なにしろお酢なのでほぼ毎日撒布しないと効果が持続できない。

 ということで安い穀物酢の大瓶というか大きなペットボトルを購入してきて使っていたりする。こちらがうっかり撒布ミスをしなければかなりこれで防げることがわかってきた。

 そして冬の間はさすがにそういうことがなかったので安心していたら、先日ついにまたトイレにしたやつを発見。まだいいかと油断していた。根気よく続けてここはトイレじゃないぞと覚えさせなくてはならないのだが、そもそも同じやつなのか新たなやつなのかすらわからないので、はたしていつまで続ければよいのやら。

 今年もまた猫ウンチとの戦いがはじまってしまったのだった。

 お世話になっています。もちろん調理にも使うのだけれど。

B005X52G2Mタマノイ ヘルシー穀物酢PET1.8L
タマノイ

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#余談ながら、ヘリコプターのほうのオスプレイ。30 年あまり前の「スーパー大戦略」(システムソフト)とかでもすでに配備されていた兵器なんだよね。高価なわりにあまり使えないユニットであったけれど、まだ開発が不十分らしくいろいろ問題が指摘されているのかと思うと、どうなのかと思わないでもないなあ。

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2012.04.23

反射望遠鏡

 [ 信濃毎日新聞[信毎web] 上田の反射望遠鏡など重要文化財に 文化審議会が答申  ]

 詳細はわからないのだけれど、この形状だとつまりはカセグレン式ということで、よく作ったものだなあと。

 ニュートン式とどちらが早かったのだったか?

 もっとも、反射鏡の材質はガラスではなく銅版のようなものなのかもしれないけれど。

 口径としては 5cm 弱程度かと思うので、性能的にはさほどではないものの、およそ 180 年あまり前としてはよく作ったものだなあと思う。f10 くらいとすれば、一般的な反射望遠鏡としても悪くないところか。

 一度見てみたいものだなあ。

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2012.04.17

あの街この街

 新聞の地域欄で取り上げられていたのもあり、たまたま GyaO! で配信もされたので全話を見たアニメ「あの夏で待ってる」。話が進展しないので 2 クールくらい続くのかと思っていたら急展開させて 1 クールで終わった。

 近年増えている実在の街をそのまま舞台に使ったアニメのひとつということで、小諸市のあちこちやら、近隣の軽井沢やら佐久平駅やらがそのまま登場する。

 ただ、あまりに地名の連呼ばかりになってしまったりすると「輪廻のラグランジュ」のように嫌われる向きもあるので、あまり躍起にならないほうがよいのは当然。その点ではじつに穏やかだった。穏やかすぎたのではないかという観測も、あるいはあるかもしれないけれど。

 物語としては出だしではちょっと面白そうかと期待するところがあったのだけれど、SF 的な展開としてはまったく進展せず、もちろんラブコメ的要素としても遅々としてというところで、気がつけばなぜか沖縄旅行に行ってしまったりという。9 話くらいまではこれという進展がないままにのらりくらりという印象で、最後の 3 話というか実質的には 2 話くらいで急展開して終わりというのは、少々気が抜けてしまう。

 これでは半分くらいの長さでよかったのではといわれてしまっても仕方ない。

 それぞれのキャラクターの扱いを平等にという感じでとりすぎたために、メインの話がかすんでしまったかのような。エンディングはようやくにして映画撮影という素材をしっかり活かした逸話を盛り込んでいて、それは良かったと思うものの、すでに遅しという印象が強かった。

 もう少しはじめから全体をしっかりと決めて作っていたらこうはならなかったのではないかと思うだけれど、案外これでも決まっていたのかもしれない。としたら、ややお粗末という感じが残ってしまう。

 さて。

 このアニメが小諸市の知名度をアップさせたり、集客効果をあげたりといったことがあったのか、あるいはこれからあるのかというのは、正直微妙な印象も。とはいえ、終わった直後ということでいえばこれからということかもしれない。

 果たしてどれほどの人が待っていてくれるのだろうか。あの夏で。


#書き終えたあとにブラウザにというか、電子の彼方に消されてしまったので書き直したため、どうにも出来がよろしくないが、もう気力が湧かないので仕方ない。

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2012.04.15

ムスカリむずむず

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 さほど強くはないもののさながら梅雨を思わせるかのような雨のあとひんやりとした日曜の朝。長野マラソン当日には晴れてくれるというのは、まあよかったというところか。

 昨年はご他聞にもれず(などといっては怒られるかしらん?)中止となったので、今年は参加人数を増やしてしまったのもあり一万人を超えているので、まだぞろぞろ走っている人も多いのではなかろうかと。

 もっとも時間制限で徐々に止められてしまうので、延々ということはないのだけれど。

 当初は教育テレビでお昼くらいまでは中継していた。それが二時間くらいになり、一時間になり、今では夕方に 30 分とか。なんだかなあ。

 エムウェーブまでと思ったものの、10:30 だったのですでにトップ選手はゴールしようかという時間。応援に行っていたと思われる小旗を持った人々が三々五々と帰っていく頃だった。

 すっきりと晴れて外のほうが暖かい陽気になったので、ランナーにとってはやや暑い状況になってしまったけれど、さてどれほどの人がゴールできたろうかなあ。

 ようやくムスカリが咲き出したのでにぎやかになってきたけれど、何もしてないので丈が短いままだ。桜はまだまだ。

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2012.04.11

花に嵐の・・・

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勧酒詩 (于武陵)

勧君金屈巵
満酌不須辞
花発多風雨
人生足別離

 于武陵 - Wikipedia では、わりとあっさりと書かれていて例のやつはこのページには書かれていない。

 春という季節、桜という花の季節。

 風。雨。陽射し。

 日本人にとっては、やはり春というのはものごとの始まりであり、終わりである季節という印象は強いし、それもまあ体にしみこんだもののようにも思える。

 そして、それもまた人生さ、と。 C'est la vie.

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