「リトルフォレスト」を全編見た

ずいぶん前、10 年くらいは前だったかに劇場公開された橋本愛主演のいわば田舎暮らし映画「リトルフォレスト」。夏、秋、冬、春と一時間くらいずつの 4 編に分かれていて、当時 GYAO! で配信されたのは「夏」ひとつだけだったように記憶している。制作に GYAO! も関わっていたようなのだが、それ以降おそらくストアでは配信していたのだろうけれど、無料のほうにはきた覚えがなかった。

昨年末にふいにきていたので(しかも全編)ようやくにして最後まで見た。

なるほど、一度小森をまた出てしまうのか。けれど、数年後には結婚して戻ってくると。そして、村のために動き出すひとりになると。そんな感じ。

まあ、それはそれとして、電気やガスはあるけれど、買い物するには時間がかかるし遠出しなくてはならない。冬は雪深くて閉じ込められた生活。そうした田舎生活的なものの中にみつける小さな楽しみ、幸せといったものがちりばめられている、という感じの作品群。

そんなメッセージを込めているのかはわからないので放置するとして、とにかくいろいろ身近なもので手作りする姿が楽しい作品ではある。高級なものではないけれど、なんともおいしそうなものがたくさんでてくる。工夫のある手作りが、作るという過程もまた楽しいと気づかせる。

むしろ、それこそが作品の良さではないかな。

公開中の映画「土を喰らう十二か月」にも似て。いや、こちらの作品は見てはいないのでどこまで似ているかは宣伝から想像するだけではあるのだが。

不便を楽しめるくらいでなければ、まあ、そういう生活は無理よね。

よい作品。

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「イコライザー」をようやく見る

デンゼル・ワシントンの映画「イコライザー」。どうしたことか、テレビ放送とかを見つけて「そうそう」と思って見ると、いつも「2」。

ようやく「1」を見ることができた。なるほど、これが時計を見て何秒で片付くというやつか。

で、1 は本来穏やかな暮らしを続けたいだけなのに、みずからの能力が身近な人の不幸を見過ごせないというお人よしてきな行動によって壊されていくというジレンマ、というような。

なるほど、これはよいなあ。

ただ、逆になかなか動かないのでじりじりしてしまう気持ちもあったりする。そこまで悪化するまえに動いてやれよ、というような。ま、だからこその物語。

「2」であっさりと殺してしまう CIA の有能なおばちゃんが元気でうれしい。どうして「2」で殺してしまったのか。そのくせ展開はさほど面白くない。「1」のほうが好きだなあ。

それにしても、「ジョン・ウィック」にしてもそうだが、妻を亡くした男、ただし殺しの腕は凄腕という似たような設定ではあるのだな。もともと殺し屋なのか政府機関の人間なのかという対比はあるにしても。なんとなく、そういうステレオタイプな思考というのが、制作する者にあるのかしらね。

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「ジョン・ウィック 1 2 3」を見た

「リコリコ」のときに盛んに話題にのぼったので気になっていたのだけれど、最近 AbemaTV で配信があったのでまとめて見ることができた。

闇の殺し屋世界から結婚のために足を洗ったものの、最愛の妻を亡くして後に大事な車が盗まれ、その際に妻からの最後の贈り物だった犬まで殺されて復習のために闇の世界に一時的にでも返り咲くという話。

とはいえ、いったん抜けたものがまた戻ってくるということの意味は重くてそうそう楽にはいかない。復習したらもとに戻りたいとかいうのも許されないという展開が続くという一連の作品。

1 はひたすら復習相手を探していて、さらにそれが大物のバカ息子だったということから逆に刺客が大量に差し向けられてという戦いでもあってひきつけられる。

2 はその続きなのだけれど、ちょっと毛色が変わってしまい、昔の血の約束みたいなものにしばられて策略にはめられるという展開で、正直、物語としてはあまり面白みがない。

3 はさらにその続き(時系列もそのままなので、1 からいっても数日くらいしかたってない)だが、今度は闇組織の上のほうと渡り合うという展開になってきてそちらの繰り出す殺し屋との全面戦争。殺し屋さま御用達というようなホテル内での展開が主というのに、なかなか見せてくれて面白い。

そして、制作中らしい 4 につながるようなのだが、そのあたりで終わりなのかな。というか、そうでないと多少もたつきすぎるかもしれない。

まあ、ひたすら銃を撃ちまくるし、暴力の限りをつくすという作品なので、いろいろ意見はあるかもしれない。さて、どんな続きになるのやら。

 

 

 

 

 

 

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映画「ワルキューレ」を見た

NHK BS プレミアムで放送されたので見た。

ヒトラー暗殺をもくろんだ話というので、そういう話は聞いたことはあったなというくらいの気持ちで見たのだが、まあ映画化にあたってのフィクションはあろうけれど、全体としては事実のようで、なかなかの緊迫感をもって伝わってくる。

ナチに限らず、社会のあらゆる場面でこうした強大な力の前に、行動することが困難なことというのは多いようにも思え、いつの時代においてもそうしたことは潜在的にあるのだろうなと思うと、この勇気はいかほどだったかと戦慄する。

しばらく前にはヒトラーの最後までの映画だったか(女性秘書を雇うところからはじまって、地下基地のようなところで作戦会議を開いたり、秘書たちがいろいろな事務的仕事をしていたり、その家族とかもろもろでてくようなものだった)も見たけれど、どうやらヒトラー最後のわずか半年ほど前の事件ということで、こうした計画が成功していたら、あの戦争ももう少し早くに集結していたのだろうかと。

この部分は史実ではなく映画化にあたってのフィクション、というような解説とかあったら確認してみたいかな。

とはいえ、見ごたえのある作品だった。

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「THE POST」

NHK BS プレミアムで映画「THE POST (ペンタゴン・ペーパー)」を見る。

ラストの判事のコメント「 報道が仕えるべきは国民だ 統治者ではない」を聞き伝える場面が以下。

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「南の風が吹いたのち、北の風が吹くでしょう」

このところ地元局のアナウンサーさんが、気象情報でこんな風にいうようになっていた。みなではなくこの人だけで、決して間違っているということではないのだけれど、なんとなく耳障りが悪いなあと思ってしまう。

従来ならば「南の風、のち北の風(が吹くでしょう)」というのだが、なぜかそんなふうに言う。ディレクターがそれをよしとしているのだろうから特別変には思っていないのだろうとは思う。

実際、ちょっともぞもぞした感じを覚えるものの間違っているというつもりはない。ただ、やはりなんだかもぞもぞする。統一性という点でもちょっとあれかしらねえとも。

局アナウンサーで東京勤務、気象通報経験があると少し違うのかしらねえと思ったりはする。あれは大変だろうけれど(実際経験した方の弁では最初は特に大変だったと聞く)アナウンサーとしては非常に有益な経験になるのだろうなとは思うのだけれど。まあ、地方局の短期契約のアナウンサー(人によってはまるっきり初心者での採用)では、そういうことも無理な話。

さて、今後変化があるのか、はたまたあらたな発見はあるのか。楽しみにしつつ。

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快適 nasne 生活はじめてました

 テレビのアンテナ線が確保できないのでさてどうしようかと思っていたところで nasne にたどりついた。ネットワークを通じてテレビを視聴したり、nasne に録画もできるということで、それならば家の中のどこにいてもテレビを見ることができるわけだなと。しかも、録画したものも。

 レコーダーで録画しておいても見るとなるとそこにいなくてはならないし、さらにはテレビがモニターになるわけで考えてみると面倒な手順を踏んでいるわけだなと。

 それがスマホや PC でできる。これはありがたい。

 ということで購入。

 ただ、nasne そのものはアンテナ線とつながなくてはならない。そして、ネットワークにつなぐには中継器なりが必要になりそうだ。モデムとつないでいるルーターは自室にあるが、このルーターをアンテナ線がある場所にもっていくには遠い。

 ということで、モデムとつないだルーター(親機)と nasne につないだ子機を無線でつないで中継するという運用に。

 ところがあらたに購入したルーター(中継機能はある)と親機とをつなぐための方法・手順については同梱されていない。やむなくネット検索してメーカーサイトの動画を見つける。それに従てようやくつなぐことができた。結構面倒。バッファローなので AOSS ボタンとかでさくっとできたら楽なのに。

 もともと数台を中継することは可能であっても、そういう運用はあまり期待されていないってことなのだろうか。

 さて、いよいよと思うと今度は nasne 利用のアプリで壁が。壁というほどでもないけれど、スマホ用アプリは視聴のためには追加料金が必要という。アプリそのものは無料だが。で、録画予約とかはそのままでもできるが、いずれにしてもリアルタイムのテレビであれビデオであれ見るためには追加料金が必要。

 PC 用のソフトも有料。こちらはもっと金額があがる。ということで今はまだスマホだけ。とはいえスマホ用もいくつも種類があって(同じソニー系で出しているのに)少しずつ機能が違うようでもある。このあたりは統一できるものは統一してもらったほうがよいのでは。

 光メディアへの書き込みなどは PC 用を使うのが一番のようで、このあたりは少し様子見。とはいえ使えないと不便ではあるが。キャンペーンとかで少し安くならないかなあ。

 というか、nasne 買った時点でスマホアプリなり PC ソフトなりの割引とか無料とかあってもよいのではないのか。でないと使いようがないわけで。

 とはいえ、なかなか快適な生活ではある。

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「人間は戦争をしたがる生き物である」

 NHK の終戦スペシャルドラマとしての「百合子さんの絵本」というのを 7 月 30 日土曜日に見た。最近はすっかり 21:30 くらいには寝る習慣がついてしまったので、どうしようかとも思ったのだが気にはなっていたので一応見ることにした。総じていえばまずまずよかった。

 スウェーデンに武官として派遣された小野寺。中立国であるがゆえにさまざまな情報がゆきかうし、またそれにともなって双方のスパイも暗躍する。親しくても誰が敵かはわからない。そんな中で日本の開戦を心待ちにする陸軍本部の思いとはうらはらに、冷静に世界情勢を分析し、日本は戦うべきではないという信念をいだいて情報を送り続けるが、本部の意に沿わない情報のためにほとんど唾棄されてしまう。

 そんなこともあってどうも小野寺の行動を不審に思うところから妻の百合子にもスウェーデンに行くように知人がすすめにくるのだった。そうしてまだ幼い子どもを残したまま(といっても末っ子だけは連れて行った)スウェーデンに赴く百合子。

 そこでの仕事は夫が本部あてに書いた通信文を暗号にかえて本部に打電すること。確かに情報からドイツの動きや戦況を本部に送るのだが、それもまた本部の意に沿わないため見向きもされない。しかし、実際その後の情勢は小野寺の報告の通りに推移するのだった。

 さらには戦局が悪化し、ロシアに助けをもとめるといったことを本部が考えているというのだが、ロシアはすでにアメリカなどと会談をもっていて日本に攻め入るということがわかっている。それでもやはり本部は聞く耳をもたない。

 終戦後ようやくにして帰国し、子供と再会。翻訳の仕事を得たりして余生を過ごすことになる百合子。それがムーミンの本の一冊だったらしい。スウェーデンから子どもにどうしても送ってやりたいといっていたかの地での美しい絵本がタイトルの由来。無事に届いていたが子供には読めない。

 小野寺はのちに出版社からの依頼で当時の武官たちの思い出話の会合に参加することになったが、結局虚しさをつのらせるだけに終わった。百合子はそれでもこうした事実は残すべきだからわたしたちで本にしましょうと。

 近年になってこうしたいろいろな逸話がでてくるようになって、当時の軍部の様子・実態というのがさらに明らかになりつつある感。いまさらではあるけれど、そうした人々が少なからずいたのだという事実もまた残しておくべきことなのだなとあらためて思った時間。

 とはいえ、ドラマとしては 90 分という長い時間にしてはやや物足りない感じがしてしまったのは、その時間軸が長すぎたからということかもしれず、それはそれで仕方ないかもしれない。悪いドラマではなかったが、ちょっと物足りない感じは残ってしまった。


4142230654カント『永遠平和のために』 2016年8月 (100分 de 名著)
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「グレーテルのかまど」でパウンドケーキ

 NHK E テレ「グレーテルのかまど」でパウンドケーキ。今ではすっかりお弁当写真家として知られるようになった阿部了さんの好物とか。

 むかし、なにかの番組でお弁当写真を撮っているということで紹介されているのを見た覚えがあって、それはどんな番組だったかも覚えてはいないのだけれど、いまでは「サラメシ」にも登場したり、もちろんそもそもの航空会社の機内誌での連載も好評なようで書籍にも多数なっているとか。

 パウンドケーキの語源としては材料をすべて 1 ポンドずつ使って作ったというのがあるそうで、なるほど 1 pound cake ということかと。お菓子作りは計量が命とはよく聞くものの、これならば覚えやすいのでよいなと。

 そうはいっても砂糖もバターも相当な量になるのでかなり甘さもありそうだし、油分もありそうだしとイメージだけだとちょっと辛いようにも。実際食べた感触としてはそうでもないのかもしれないけれど。

 ぼそぼそ、パサパサではなく、しっとりふわふわな感じに仕上げるらしく、それはひとつ食べて見たいといつもながらに思いつつ番組を見る。いや、本当なら作ってみたいと思うべきなのだろうけれど。それは、またいずれということに。

 ちなみに奥さんと二人三脚で仕事されている姿もなかなか素敵なのであった、阿部さん。

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「コールドケース シーズン4 」が最終話を迎えた(配信でのお話)

 「COLD CASE」というアメリカドラマがあって、これがなかなか好きなので GYAO! で見ている。配信をはじめたころにはなかなか新しいシーズンをやってくれなかったのだけれど、ここへきてどんどん進んでいてこのほどシーズン 5 も無料配信がはじまった。先ごろはじまったプレミアムのほうではすでに配信していたようだけれど。

 で、ようやくシーズン 4 も最終話を見て、なかなか満足している。基本設定としてはお宮入りした未解決事件を中心に捜査するチームの話。未解決事件のことを恐らく COLD CASE というのかなと漠然と思いつつ見ている。

 日本でも「おみやさん」とか長く続いている(た?)シリーズがあったりするし、単発的だと「時効警察」とか「絶対零度」なんてのもあったか。ただ、日米の違いというのもあるのだろうけれど、「COLD CASE」のそれは毎回時代も事件そのものもいろいろに工夫がなされており、描き方についても一定のパターンを踏まえつつ徐々に真相に収斂させていくシナリオのうまさがひかっていて、正直日本のそれ(おみやさんとか)とは比べ物にならないと個人的には感じている。

 毎回その事件発生年代のヒット曲がおりまぜられるために円盤化ができないという残念なシリーズではあるのだけれど(権利関係が膨大すぎて結局断念しているらしい)、こうして配信であったりテレビ放映であったりではクリアできているそうで見られるのがありがたい。

 また、チームの刑事たちのドラマも邪魔にならない程度にときおりはさんできていて、それがその人物の深みをます役を果たしていてそれもまたいい。なによりそれが過剰ではなく、さりげなく、けれどなるほどと理解するくらいに十分。

 シーズン 4 の最後はなんとも怖く、そして哀しい事件の真相。そうして物語としても大きな展開。まあ、シーズン 5 も 6 もまだあるらしいので続くのはわかっているのだけれど。日本でもこういう見ごたえのあるドラマが欲しいなあ。「相棒」あたりが比較的よいけれど、ちょっと疲れてしまったので近頃はご無沙汰なのであった。

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