「ぱふの記憶」を読んだ(買った)
どうやらコミティアの発端には雑誌「ぱふ」がかかわっていたらしい。などということは知らなくて、当時友人から知った漫画専門誌というくらいしか認識はなかった。気が付いたら目にしなくなっていて、かわりに「ふゅーじょんぷろだくと」とか「コミックボックス」とかだったかを見かけるようになって、さてその後はどうだったか。
大判になったというのは、どこかで見かけた記憶はある。とはいえ、その程度の認識。かつて、いろんな情報やら作家特集やらでいろいろ重宝したのだったなあという思い出がかすかに。
そんな「ぱふ」の記念誌的なものがでたのだと さべあ さんのツイートで知り、調べてみるとどうもこれは今買わないとすぐに入手不可になるなという感じなので速攻注文した。アマゾンでさえ扱いはなく書泉さんだけ。それでも問題なく注文できたのでよかった。しかも、迅速な処理で届けられたのでとてもよかった。
さべあさんはじめ関係していた方々のメッセージで振り返る「ぱふ」の思い出と現状といった感じのもの。いち読者でしかなかった(しかもかなり古い時代だけ)というところでは、さほど感慨がということではないけれど、かつての賑わいをなんとなく感じさせてくれて過ぎし日の得も言われぬ雰囲気というのを思い出させる。あのころは総じてそういうゆるやかな時代だったなあと。
どうやら手元には「ぱふ」は一冊しかないようで、山田ミネコ特集号だけ。たしか友人に見せてもらったやつで「ふくやまジックヴック」を知ったけれど(実物も見せてもらった)、すでに入手不可だったかいまだ入手できず。復刊の見込みもないようでとても残念。余談。
むかしを懐かしむようになっては、つまり年を取ったということなのだなあ。
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