「詩歌川百景 4」読んだ
honto が役に立たなくなったのでうっかり買いそびれるところだった。前巻から一年半ほどたつのですっかり忘れている。
相変わらず社会を世間を見せつけつつも、ひとの心の姿を克明に描き出していてドキドキさせる。田舎がいいわけでもなく、ダメなわけでもなく。都会がダメなわけでもなく、よいわけでもなく。どこであろうとヒトが住む限り、まとまりができる限り、いろいろなわだかまりは生まれては消えていく。そんなことを再認識させる。
それにしても鎌倉のすずちゃんはいつの間に結婚していたのだ! 誰と? 鎌倉の家にはすず夫婦しかいないようなことが書かれているけれど、ほかの三人はどうしたの!
とかとかいろいろ疑問がわきまくる 4 巻だった。ほとんど脇の話。重箱の隅の隅。
ご縁は大切にしたいけれど、やっかいな縁というのもまたあって、なかなか一筋縄ではいかない。よい縁だけを大切にできたらどれほどよいか。
海街ダイアリーのその後についてもたまに短編で出してくれないものかしら。あの四姉妹の今を知りたいなあ。
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