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3. Video, Music, プレイヤーとしての PSVita

 もはや本体もゲームソフトも新規に発売されることは基本ないので、ビデオや音楽プレイヤーとしての位置づけというのは案外正しいかもしれない。

 ことに SD2Vita カードを使用していれば容量にはそこそこ余裕ができる。

 ただし、メディアファイルを本体に転送するには、基本ソニー謹製の専用ソフトウェア(コンテンツ管理アシスタント(CMA))が必要。変革導入機では使えない(そもそも Windows11 での検証がされておらず、実際インストール不可能だった)。クロスプラットフォームとして開発された homebrew アプリの QCMA もあるが、こちらにしても PSN アカウントが必要。

 専用ソフトを使用して本体の SQL データベースに情報を登録しているらしい。このため、単純に VitaShell でファイルコピーしても再生アプリから認識されない。

 ということで現状ある手段で可能な限り快適な環境を用意してみる。

 

□ Media Importer をインストール

https://github.com/cnsldv/MediaImporter

 

□ メディアファイルの要件

 Media Importer で扱えるのは、動画(MP4)と音楽(MP3)ファイルのみ。

 MP4:

  H264 (Baseline, Main, High) AAC 1080p

  (最新ファームウェアでは字幕再生にも対応らしいが、変革を使っているので使用できない)

   (Vita-Media-Player という homebrew が字幕対応をうたってはいるが、アスキー文字を表示するだけなので UTF-8 などには非対応)

  (音声の切り替えにも対応していないので複数音声をいれても無意味)

  (1080p に対応しているが、画面は 540 なので 720p くらいが適当)

 

 MP3:

  ID3Tag は Ver.2.3 で

 

□ 手順

 Media Importer は、動画と音楽とを一括して登録・削除する機能しか持っていない

 が、両方一緒に処理するとよい環境に持っていけないので個別に処理する必要がある

 一度に大量のファイルを処理すると失敗する可能性があるので、少しずつ処理するほうが問題が少ない

 

 1.音楽ファイルを ux0:music/ 以下にコピーする

   (アルバムごとにフォルダ分けしておいてよい)

   (動画ファイルはまだコピーしない。すでに実機にある場合はいったんよそへ退避させる)

 2.Media Importer で登録(×)する

 3.この段階では「曲」に登録されているだけで、「アルバム」「アーティスト」といった情報は登録されない

 4.電源を落としてからセーフモードで起動

   (電源 + PS ボタン + R ボタン の同時押しで起動する)

 5.セーフモードメニューの「2.データベースの再構築」を選ぶ

 6.再起動後にデータベースの再構築処理が行われる。

 7.ミュージックアプリを開くと「アルバム」などにも登録されている

 8.動画ファイルを ux0:video/ 以下にコピーする

   (退避していた場合は戻す)

 9.Media Importer で登録(×)する

   念のために再起動しておくほうが安全

 以上

 

 これで動画は「フォルダ」で閲覧ができるようになる。

 

 動画ファイルを追加するときには、そのまま 9 の実行でよい。

 音楽ファイルを追加するときには、はじめに動画ファイルを一時別の場所に退避させてから手順をすすめる。

 動画ファイルを Media Importer で登録した状態のまま、データベースの再構築を行うとなにも登録されていない状態になってしまうが、データベースには登録されているようなので再度 Media Importer を実行しても何も処理されない。

 音楽を処理してから動画、という順序を守ればそれなりに快適な再生環境が得られる。

 

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