「足もとの楽園 ちっちゃな生き物たち」はよいぞ
たしか coco さんが RT したとかのツイートだったのだろうと記憶する一冊。
粘菌とかコケとかで生活している小さな生き物たちの写真集。トビムシとかダニの仲間だったりが多いようなのだけれど、その小さな世界で実に多彩な姿かたちをしているのを知るとなんとも愛らしい。
トビムシというのは、たまに屋内でもみかけるあの仲間なのだろうかと思う。ぴょんぴょんとはねて見る見る消えてしまう。その姿がクロースアップで見れば、そんな様であったのかと思うと生き物の不思議も実感する。
粘菌やコケの生態のおもしろさもあらためて感じたり。
たしかにダニについてはあまりよいイメージはないし、できれば関わりたくないと思うのも事実。とはいえ、たとえばコンクリートによくみられる真っ赤で小さなタカラダニなどは人体に害はないという。その動きを観察しているとそれなりに面白かったりした経験はある。
それにしても小さな世界なので年寄りの目には肉眼で観察するのは難しいであろうし、やはりここはちゃんとしたマクロ撮影のできるカメラが欲しくなってしまう。いや、それは本末転倒なのではと思うものの、そう思わせてしまうかわいさがこの本にはあるのだった。
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