2023年秋アニメ、見たものの記録
■ 魔法使いの嫁 シーズン 2 の 2 クール目
今期の学園編はそもそもテーマが重すぎて陰湿で暗くてという感じがずっと続いていて、最後があっけなかったというくらいではあるのだけれど、フィロメラが解放されたのでよしというところ。いまひとつわかりにくさが残ったのは残念な気がしないでもない。
そして、きっちり続く余韻ありありなのでまた数年後にはあるのかなと期待して待ちたい。
■ 呪術廻戦2期(のはみだし分)
どうにも尺が不足して中途半端に終わってしまってよろしくない。
というか本当にこの手のアクション系はドラゴンボール症候群から逃れられないのだなとあらためて実感もし、そしてちょっと興味が冷めてきたりもする。次はちょっとわからない。
■ 葬送のフリーレン
「ぼっち・ざ・ろっく」の監督をした斎藤さんのよい仕事。当初興味はなかったのだけれどそれでもと見てみたらこれはいいね。
特別大きなことがおこるわけではなく(といっても編集さんの要望なのかないわけではないが)淡々と旅が続くという中でヒトというものを理解していくエルフの物語を静かに描いていて非常によい。
なによりも緩急のつけかたが絶妙なので笑わせるところも忘れずにしめるところはきっちりしめる。全体の演出も見事であるし、製作関係者(偉い人ではなく現場の人)に破格の給与をぜひお願いしたいくらい。
1 クールなのかなと思ったら 2 クールあるとのことでもうしばらく楽しめそうでありがたい。とはいえ、日常系だからなんとなくの終わりになってしまうのも避けられず。
ああ、なによりもエンディングの「Anytime Anywhere」が最高なのだ。
■ 16bit センセーション -Another Layer-
NEC PC-9800 シリーズ回顧作品。
あの頃はよかったよね・・・
物語としては「ねえ、どうやって終わらせたらいいと思う?」系でダメ。
DOS 時代のハード、ソフト各社や関係某所などの全面協力を得て制作した点にだけは拍手を送りたい。
(まさか 21 世紀になって MAG フォーマット画像を閲覧することになろうとは)
■ 星屑テレパス
女子高生がロケット作っちゃうぞ! という話なのだけれど、ちょっといろいろ痛すぎて辛くなったので 3 話くらいでやめてしまった。アニメーションとしてはよい作りだったやに聞くけれど。
■ SPYxFAMILY 2 期
だんだんと本来の作戦はどこかにいってしまって日常コメディになってしまって、それはそれで安定の面白さではあるのだけれど、そろそろ少し秋(文字通り)がきたかなという感じもある。
■ 薬屋のひとりごと
これもまたまったく関心を持っていなかったのだけれどなかなかよく作られていた。ギャグ漫画的なキャラクターの使い分けがなかなかよい味を出している。
ただ、オープニングに顕著だけれど探偵ものを意識しすぎてしまうと作品世界のもつよさを殺してしまいそうで嫌な予感しかない。
アニメ「名探偵コナン」の路線を歩まないことだけを願う。であれば、長く楽しみたい作品ではあるかな。
こちらもフリーレン同様春まであるらしい。
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