« 「超電磁砲 T」を久々に見て思うなど | トップページ | 「数学ガールの秘密ノート やさしい統計」読んだ »

夏なので「サマータイムレンダ」を一気見した

 昨年春から夏にかけての 2 クールかけて放送された「サマータイムレンダ」。残念ながら配信はどこぞの独占だったがためにほとんど話題になることもなく終わってしまった。(2 クール目には「リコリコ」もあって余計に影になって見えなかった感)

 とはいえ、タイムループものとしてお手本のように見事な設定と展開で、絶望のループを延々と見せられつつも目が離せないというそのスピード感に気が付けばはまっているという作品。

 お手軽に何度も自由に好きなようにループできるなどということなどなく、おしよせてくる能力の限界と絶望的な敵の強さと周到さと、そうしたものが大波のように押し寄せてくる恐怖。

 もちろん、SF 者にさせたらあれこれと文句をつけたくもなるかもしれないけれど、完璧なことをしていたらそれこそ物語になどならない。そこをうまくねじまげて面白くするのが物語というもの。この作品にはそういううまさがある。

 だから、

こまけえことはいいんだよ!

 とだけ。

 絶望の果てにたどりつく悲しい結末のさらに先にある大団円をとくと感じるのだ。

 という楽しい時間を追体験した、夏。よかった。

 

サマータイムレンダ 1 (ジャンプコミックス)

 

 なんということだ。これ、円盤出てないのか・・・。とことん配信会社が〇〇だな。

 どうやら出てはいるらしい。アマゾンで検索にヒットしないだけなのか? あった。原作漫画も評判よいのでいずれ読んでみよう。

 

 

TVアニメ『サマータイムレンダ』 Blu-ray 上巻

 

|

« 「超電磁砲 T」を久々に見て思うなど | トップページ | 「数学ガールの秘密ノート やさしい統計」読んだ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「超電磁砲 T」を久々に見て思うなど | トップページ | 「数学ガールの秘密ノート やさしい統計」読んだ »