「隠れていた宇宙」をようやく読んだ
もはや 2018 年という 4 年も前のことだけれど、早川書房の電子書籍セールについ乗せられて大量購入したものがようやく読み終わりつつある。
なぜにこうも時間がかかったかといえば、ひとえに実体がないがゆえに見えないのでつい後回しになってしまう。通勤途中とか、列車で旅行とかいう時間に読むというのであればまた違うかもしれないけれど、家で読むとなるとつい実体のある物理的な印刷された本に手が伸びる。目に見えて「さて、どれにしようか」と迷うのもまた楽しくて。
ともかく。
20 冊近くあったかというものもようやく終わりに近づいた。つまり、まだ終わってはいない。
で、寝る前読書が中心なので時間もかかり、正直全体をよく覚えていないという情けないことではある。
とはいえ、間単にいえば多元宇宙の理論をいろいろ解説したもの、というところ。ランドール博士の著書なども思い出しつつ、おおざっぱなところを理解というか流していく感じ。
しかし、それが現在(執筆当時)においては一番納得のいきそうな理論であるという理解はあって、つまり将来においてもそうであるかは保証できないというスタンスがなかなか潔い。
唯一間違いないであろうというのが、この宇宙が単一ではなく複数の宇宙から成り立っているであろうということらしい。なんとも SF 的で不可思議なことではあるけれど、きっとそういうものなのだろう。
執筆されてからは相当時間が経過しているので、今となっては多少古いのかもしれないけれど。
しかし、なんだ。やはり物理本でないといまひとつ進捗が見えなくて落ち着かないのはあるなあ。
残り 2 冊。
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