映画「ワルキューレ」を見た
NHK BS プレミアムで放送されたので見た。
ヒトラー暗殺をもくろんだ話というので、そういう話は聞いたことはあったなというくらいの気持ちで見たのだが、まあ映画化にあたってのフィクションはあろうけれど、全体としては事実のようで、なかなかの緊迫感をもって伝わってくる。
ナチに限らず、社会のあらゆる場面でこうした強大な力の前に、行動することが困難なことというのは多いようにも思え、いつの時代においてもそうしたことは潜在的にあるのだろうなと思うと、この勇気はいかほどだったかと戦慄する。
しばらく前にはヒトラーの最後までの映画だったか(女性秘書を雇うところからはじまって、地下基地のようなところで作戦会議を開いたり、秘書たちがいろいろな事務的仕事をしていたり、その家族とかもろもろでてくようなものだった)も見たけれど、どうやらヒトラー最後のわずか半年ほど前の事件ということで、こうした計画が成功していたら、あの戦争ももう少し早くに集結していたのだろうかと。
この部分は史実ではなく映画化にあたってのフィクション、というような解説とかあったら確認してみたいかな。
とはいえ、見ごたえのある作品だった。
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