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「詩歌川百景 2」

「海街ダイアリー」以降の吉田秋生さんは、年齢を重ねたこともあってなのか実にしなやかに社会を見つめてくる。日々のなにげないものが、急に違うものに見えてきたりする。

いままで気づかなかった、気づこうとしなかったことを直接的にぶつけてくることもある。

そうして、グサリとやられてけれどすがすがしい。そんな痛みも嬉しさも悲しさも、あれもこれもないまぜにして見せてくる。

そんな物語を静かに見守る。そういう日々は、よいな。

「海街ダイアリー」から派生してきた舞台で物語があたらしく生まれ、どうやらことによると久々に鎌倉とのつながりが描かれるかもしれない様子になってきた。彼女たち四姉妹のその後も、実は気になる。

どんな物語がつむがれるのか、まだまだ楽しみ。

「海街ダイアリー」をアニメにしたとしたら、声は誰が合うだろうな、などとこの頃ふと思ってしまったが、なかなか難しい。

 

詩歌川百景 (2) (フラワーコミックス)

 

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