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MS-DOS 時代のデータをコンバート

ふと MS-DOS 時代の MS-Works ほかで作っていたファイル群は、もはやそのままでは閲覧も編集しなおすようなこともできないのだなと思い、現代にコンバートもしておくかと作業した。

もちろん、ダメならダメでもはや記憶からも失われているであろうことも多いから、それでもいいかと思ったりもしたのだけれど、まあ、やれるだけはやってみるかと。

古いデータでは、MS-Works の各種データが大半で、あとは Excel97 と Word98、そして変わり種で DTP ワープロ JG。

Works は Windows95 時代の Windows 版もあり、この段階を経て Office 系や最近の LibreOffice へと読み込んで OpenDocument 化することもできた。文書データ、表データ、データベースデータとそれぞれにちょっと特徴が違っていたので段階はそれぞれによった。

文書は基本的にテキスト、works、word、OD に変換。Word も 98 と古すぎるので今後は LibreOffice がメインになるかと思う。

集計表データもテキスト(csv)、xls、ods に変換。

データベースは FileMaker を持っているのだけれど、これすらも現行バージョンはもっていないしということで基本 csv ファイルで持つことに。

古い Windows98 くらいのツールについては Windows10 では動作しなかったりなので Virtual Box の XP 環境で処理。こういうときに仮想環境はありがたい。

最後の難関が JG。いろいろ調べてやってみたもののテキスト以外はどうもうまく残せない。ドロウデータを画像として保存する機能がない。JG で印刷することしか考えられていない。当時の一太郎とかほかのソフトのデータをインポートすることはツールで対応しているものの、外に出すということは一切考慮されていない。

まあ、拡大縮小しても滑らかな描線を維持できる特異なソフトであったので、当時そういうのは専用のものを除くとまだそれほど多くなかったのも影響しているのか。

また、すでに開発・販売していた会社そのものが無くなっていて、どうやらソフトの権利関係すらあやふやなままであるらしい。もはや、どうにもならない。

ポストスクリプト対応プリンタへの出力ファイルにすればいけるかという情報もあったのだけれど、どうも不完全な結果にしかならなかったので、あきらめるしかない。まあ、幸いにしてファイル数は少ないので。閲覧だけならば 98 エミュレータで動作している。プリンタへの出力は、そろそろ対応プリンタという点で不安があるけれど。

今後も適宜そうした作業が必要なのか。本当に必要なファイルはそう多くないのだろうけれど。画像ファイルとかも古いフォーマットだとだんだん怪しくなってくるのではという不安も。

とはいえ、10 年以上前とは思うけれど、思い切って古い 8bit 16bit マシンといった環境をエミュレータに残しておいてよかった。

それにしても増大する一方のデータ。しかし、自分がこの世を去ったならば、もはやそれも無用のものとなってしまうのだよなあと思うと、このままでもよいのかと思わないでもないのだった。

ま、元気でいる間くらいは。

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