「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」の前合わせ
タイトルがいろいろ誤解されて不届きな作品と思われたりしたけれど、最後まで、いや途中にしたっていろいろそういう現実社会としての指摘や問題はきちんと踏まえたうえで、あくまでも物語として描こうとしているとわかるはずなのだが、批判するだけの輩はだいたいそういうところは見ないので。
正直、物語としての結末部分は少し不満というか物足りなさを感じはするものの、基本としての展開は悪くないし嫌いでもない。むしろ好ましいと思える作品に仕上がっていた。
それは、ともかく。
最終 13 話でさゆの実家に戻り、なんとか母親の一応の説得をおえて、その夜は泊めてもらうというところ。さゆが吉田の部屋に忍び込んでという場面。パジャマの合わせが右前になってしまっている。その前では左前だったのだけれど。おしい。
ちなみに余談としては、さゆの家のと月の描写なのだけれど、天文的にいうとこういう月はないということにはなってしまうと思う。傾きと光の当たっている面の角度がおかしい。
まあ、そういう細かいところのための作品ではないので流してもよいのだけれど、せっかく現実的な物語なのでちょっとだけ気を付けていたらもっとよかったかなと。
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