アニメ「魔法科高校の優等生」 11 話のあれこれ
もはやいろいろネタアニメと化している「魔法科高校の優等生」。11 話ではモノリスコード新人戦でノーヘッドドラゴンによる工作のため一校の森崎チームが続行不能となり達也チームが代理として出場というあたりからはじまるが、このあたりは秒殺というくらいに描かれる。さらにはなにやら優等生グループが競技場の点検をしていたので大事に至らなかったなどというオリジナル展開をいれてきたらしいのだが、設定もろもろが原作方面からはかけ離れてしまい破綻した設定になってしまった。
そんな中競技中継映像に「魔法科高校の劣等生」の映像を使っているという話が流れてきたので確認してみた。
「魔法科高校の優等生」 11 話で飛行船についたモニターに映された達也チームの初戦。森林ステージで達也が敵の動きを一瞬封じてから抜き去り、その背後から攻撃をしようとしている相手に対して後ろ手にグラムデモリッションを使おうというところ。
一方、アニメ「魔法科高校の劣等生」の 15 話での同じ場面が次の画像。
ということで、モニターに使用されたのはこの部分の映像で間違いない。「優等生」の作画レベルからみれば、あきらかにこれを作画するのは不可能。もちろん、了解を得て使用しているのであればそこになんの問題もない。とはいえ、全体を通して素人のようなレイアウトや作画しかできていない今作を見ると、いっそ全部「劣等生」から使ってもらったほうが品質はあがったのかもしれないなどとも思ってしまう。
ノーヘッドドラゴンの幹部連中だろうかが集まって密談している場面のモニターに映るマークについても、かなり入り組んだデザインであることからこれもまた「劣等生」のデータをそのままコピーさせてもらっているのかもしれない。
以下が「優等生」の 11 話の画面。
次が「劣等生」の 17 話での画面。
「優等生」、変なところで原作無視したオリジナルをいれてくるくせに、なぜかこういうところだけは上手に手を抜いているみたいで。ここもオリジナルで独自の解釈をしたらよいのに。
ということで、少しさかのぼって比較してみるかもしれない。深雪のピラーズブレイク初戦についてはいずれ。
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