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いずれベルばらになるのでは、「かげきしょうじょ!!」

作品として安定しているし、実によくできていて 2021/7 月クールとしては出色の作品となるであろう「かげきしょうじょ!!」なのだけれど、どうもあまり人気がないみたいでもある。

宝塚を彷彿とさせる設定だけに毛嫌いする層が多いのかもしれないけれど、少女漫画としても王道だと思うし、実に心地よい青春ものとしても楽しい。キャラクターも生き生きしているし、作画だってとても丁寧だ。

オープニングからしてもうわくわく感満載。エンディングにいたっては、これはもう宝塚ではという音楽で、聞けば実際に宝塚で楽曲を作っていた方が作られているとか。どうりで本物。

いずれ宝塚でも演目にするのではないかという予感すら感じさせる。

むしろ、おそらくは連載中ということもあって物語の中途で終わらざるを得ないということで、たとえ 2 クールやったとしても、物足りなさを感じずに終えられるのかという不安が。

なにかと「フィクションなので」と逃げていた某作品には、こういうのをフィクションというのよと教えてあげたい。

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