ソントンのハラール
しばらく前に、とあるスーパー系の店でワゴンにいたく安くなっていたピーナツクリームを見つけた。メーカーはソントンということで怪しい海外メーカーということではないらしい(というかソントンは純粋に日本のメーカーだということはあとで調べて知った。ピーナツクリームの工場をはじめたソントンさんという人から事業を引き継ぐ形で創業して名前をソントンとしたらしい)。
賞味期限が近いのかというとそれほどということでもなく、ただ、フタは日本語表記であるのに本体の横に書かれているのは英文だ。そんなこんなを見ていると目に留まったのが上の写真のマーク。ハラール認証のマーク。つまり、この商品はハラール認証を取得しているということか。
となればおもには輸出向けの商品ということなのかもしれない。あるいは国内としても昨今増えつつあるアジアのイスラム圏からの誘客を目当てにしたハラール認証をえた食事対応にも配慮したということかもしれない。それが、なぜ? とは思った。
とはいえ怪しいものではないようであるし、製品の特徴としてはややはっきりした味付けになっているらしいということもわかったので、それならば試してみても悪くはないかということで購入してみたのだった。味はとくに変わらないというところ。ただ、やや匂いが強いという感じではあったか。そしてややはっきりした強い味というのもいえるといえば言える。
まあ、大雑把に言えばさほど気にならないというところ。ただ、容量が 135g ということで他の通常商品が 150g であるので一割少ない。小売価格は同じかもしれないが、やはり認証取得というところがあるので実質的にやや高いということなのかもしれない。(もっとも、購入した価格は処分価格なのでずいぶん安かったわけだが)
はじめてハラール認証食品を体験したわけではあった。いや、特別なにが違うということもあろうはずもなく、まあお墨付きと言う以外のなにものでもないわけではある。しかし、ソントンがそんな製品まで作っていたとはなあ。まあ、一般小売よりも製パン店とか菓子店とかに卸す業務用のスプレッドが主力商品らしいので、そう思えばこれもまたその一環としてなのかもしれない。
そんなことを思った初体験。
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