芒種
植樹祭は荒廃した国土に緑を、ということからはじまったらしいけれど、まさに本日は芒種ということで作物の植え付けにはうってつけの日となったのかもしれない。この期を逃すまじと気象庁としては関東甲信まで入梅したと見られるという発表にしてしまったけれど、やや気が早かったかと思わないでもない。とはいえ、昨今はこれはあくまでも目安で桜の開花宣言みたいなものとは違うということを主張していて、あとになって時期を修正したりもするようになった。まあ、そう厳密に考える必要はないのだとこちらとしてもゆったりととらえたい。
しかし、きょうの北信は天気がよくて気温もあがった。25 度は超えたのではないかと思うのだけれど、そんな暑いなかで記念植樹などされたので大変だったのではなかろうかと思ったりはする。
先週あたりから田植えもあちこちではじまっていて、きょうともなるとかなりのところで終わったようだ。昼というのにカエルが鳴きはじめたりもしている。まだ、これからというところも残っているようではあるけれど、次の土日あたりにはすっかり終わりそうな勢いだ。
昔はもう少し遅かったような印象もあるのだけれど。すぐ近所にあったひとつきり残った田ももうなく、近隣に田が見えなくなってしまった。なんともさみしい夏になりそうだ。
一方でなにもしなくても草だけはぐんぐん伸びる。スギナとの戦いはまだまだ続く。そろそろ終わりにしたい。
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