寒空に火星と土星と
近年はなにかとちょっとした天体現象(現象というほどでもないものも含めて)がもてはやされるようになって、なんだか気持ち悪いものも感じるのだが、このごろもまた火星の大接近とかいって、スーパーマーズとかいって新聞やテレビ・ラジオをにぎわせている。
日食や月食くらいならまだしも、火星がちょっと地球に近いよとか、太陽面通過とか、恒星の食とか掩蔽とか流星群とか。とにかくやたらと騒がれるようになった。
それは決して悪いことではないけれど、なんだか騒ぎすぎているような嫌いも感じたりは。
そんなわけで個人的には「そうそう」と気分がのったとき以外にはとくに見たりしないのだけれど、たまたま外にでたところすっきりとした夜空で、火星はもちろん土星も木星もアンタレスもよく見えていたので写真にとってみた。おおいに手振れ。うーむ、支柱に固定してはみたのだが。
右上に示しているのが火星で、左下のが土星。木星は西の空に離れすぎているのでとても同一視野にははいらない。
6 月にしては寒すぎる夜空に。(手袋した)
| 固定リンク
コメント