魔の海域を科学する
NHK E テレで「地球ドラマチック」バミューダトライアングルなど見る。かねてより魔の海域と呼ばれ、魔物やセイレーンが棲むのだ、みたいにいわれてきた不可思議な海域ではあるけれど、そこを科学的に解明してみようという内容。
まずもってバミューダ諸島の周辺近海にはさんご礁が多数あり、その形状が実に危険なものであるという事実。これによって沈船されることが多くあるとも。海域をよく知っていないと近寄ることが難しいと。
ではではと今度はトライアングルの中を探査。ソナー観測によって海水を除去した海底地形をあらわにしてしまおうという研究。それによればかなり深い海域であり、海水のない状態で見ると島嶼部は非常な高地であると。しかも切り立った断崖が多いということもあって、海流が非常に複雑になるところがあるとか。
また、次にはメタンハイドレートの埋蔵ということもキーに。なんらかの原因で噴出することがあるいい、そうなると噴出にともなう激しい海流にのまれて実際沈船した例もあるとか。どこに潜んでいるかわからず、いつ発生するかわからない事象に対処するのは困難。
数多くの航空機や艦船を捜索するということもでてきたけれど、まだまだすべての解明には程遠いというのが実情らしい。
バミューダにしろ、アメリアの飛行機にしろ、あちらにはそうした謎がたくさんあって、つまりいろいろ冒険がなされていたという歴史でもあるのかなと。なかなか面白く見た。
#風船おじさんは結局どうなったのだったか?
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