啓蟄に動き始めたのは
啓蟄ということでちょっと暖かくなりすぎな今日。18 度を超えたらしい。外仕事をしていたのだけれど、薄着でも暑くなるくらいだった。陽射しもまぶしくて。
ということで小さな羽虫とかはもうぶんぶんと柱を作っていたりもするので、自転車には油断ならない季節になってきた。どう避けようとしてもやつらはこちらの目の前に存在するのだ。
小さな虫はたまに目にするものの、なんといっても歴然として活動をはじめたのが、むしろ子供。暖冬とはいえ冬の間近所の子供があまり外で遊ばなかった。そもそも外遊びをしないということではなくて、夏場などは盛んに外で遊ぶ子供ばかりなので、その意味ではなんとも不思議な感じだった。
もちろんゲーム機とかでも遊ぶのかもしれないけれど、案外外でよく遊んでいるので、近頃にはやや珍しい感じもしている。にもかかわらずさすがに冬場はあまり見かけなかった。
それがこのところの暖かさに誘われてか妙に見かけるようになってきたのが、まさに啓蟄っぽい現象だなあと。いや、子供を虫と同じにとらえているとかいうわけではなく、大人であっても冬の寒さから解放されて暖かくなれば、自然と外に出たくなる。そういうもの。それが、近所であちこち見かけられるようになれば、まさに春は近いのか、というか陽気が違ってきたのだなと季節の移ろいを感じざるを得ないわけで。
本格的に虫が出てくるのはもう少し先かというこのあたり。先んじて子供(おとなも含めてか)が外で活動することを増やしている、そんな 3 月のはじまり。
次の週末にかけてもう一度寒さがやってくるらしいけれど、今のところそれが最後になるのではなかろうかという予報だ。そろそろストーブの灯油量に注意しなくてはいけない季節。
それにしても、ちょっと暖かくなりすぎではある。ありがたいけれど。
| 固定リンク
« 霧の朝 | トップページ | メモ:「消滅世界」 »
コメント