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Ruby-OpenCV をようやくにして試してみる

 先日の NSEG#72 で OpenCV を使った貌認証のデモとか説明とかされたということで、なかなか評判だったらしい。ふと見ていたら ruby-opencv という gem を作られている人があるということで、それならちょっと試してみようと思ったのだった。

 さて、どういう環境でまずは試そうかと思ったのだけれど、Virtual Box の Ubuntu で試すことにした。まずは OpenCV 本体のほうは説明にしたがって必要なライブラリなどをインストールしてから進めれば問題は特になかった。ところが ruby-opencv.gem をインストールする段階でうまくいかない。開発ツールを先にインストールしろとかいろいろ言われたりする。

 調べているとどうやら OpenCV の最新の 3 には対応できていないようだということがわかる。そこで 2 系の最新にしてみたが、どうやらこれでも駄目らしく、確かに GtHub の当該ページの説明には 2.4.10 だかをサポートという記載が。

 ということであらためて OpenCV を 2.4.10 にしなおす。

 このあたりでそういえばと何を血迷ったか rbenv ってあったのだなと思い出し、導入してみることに。(このあたりは先のところ参照)バージョン管理やら異なるバージョンの使い分けなどで便利なのだなと遅ればせながら実感したりしたわけ。

 ということもあり Ruby-2.3.0 をインストール。それではと ruby-opencv.gem のインストールをするがやはり失敗してしまう。検索してみてもこれという解答が見つからない。で、ようやく気づいたのは Ruby のバージョンも少し戻すべきなのではないかということ。

 そこで、2.2.4 にしてみる。ところがこれでもインストールに失敗する。そこで、オプションを指定すればいけるというようなヒントもあったので、それを試すと今度はインストールできた。そういうものなのか。

--with-opencv-include=/usr/local/include/opencv --with-opencv-lib=/usr/local/lib

 上記をつけて gem install ruby-opencv したらインストールできた。ためしに Ruby-2.3.0 でやっても駄目だった。(当然ながら OpenCV をインストールしたパスを指定するわけで、/usr/local 以下にインストールした場合でのこと)

 ようやく使えるようになってまずは手始めのサンプルで画像表示とかさせたところの今ここ。貌認識テストまではまだもう少し。

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オオイヌノがすでに咲いていますよ、と

オオイヌノフグリ開花してます


 週末にやや冷え込みが強かったのも落ち着いて、日中は 10 度を超えるような陽気となったので実に暖かいし、空気も乾燥している。布団干しにはうってつけの日。部屋にも風を通して快適。

 そんなきょうだからというわけではなく、実のところ今月の中旬くらいにはすでに咲いていたわけではあるけれど、今年もそうそうにオオイヌノフグリが咲いている。福寿草の群生地で見ごろを迎えているなどというニュースが流れたりもするのだけれど、実家の福寿草もすでに咲いていたりと早すぎる春と名残の冬が混在するそんな季節。

 予報を見ていると週のなかばにもう一度冷え込みが予想されているものの、その後は気温は春本番という暖かさになるようだ。暖かいのはなにかとありがたいけれど、確かに花粉の影響も油断ならないわけではあるなあ。

 ムスカリは芽を伸ばしつつあるものの、まだ花開くには早すぎてさすがに来月中旬以降というところか。色とりどり鮮やかな季節が、気がつけばもうそこまできているのだなという期待感あふれる季節。前に進もう。


 わかりますよね?

4102057013ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)
サリンジャー 野崎 孝
新潮社 1974-12-24

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rbenv 続き(ようやく本来的使い方)

 「rbenvデビュー」と喜んでいたのもつかの間。インストールした 2.3.0 を使うことができない。rbenv global 2.3.0 とか local 2.3.0 とか rehash とかしたのだけれど、既にはいっている 2.1.5 でしかない。

 おかしいなあと思いつつあれこれ確認していたら、.bashrc ファイルになにやら記述の追加が必要だったらしいと判明。追加したら無事に変更できるようになった。よかった。

 これで切り替えの時期に新旧混在というようなことも自然にできるわけだな。なるほど、これは便利そうだ。と、今頃。

 ただ、肝心の OpenCV のほうはというとまだうまくいっておらず、どうやら ruby-opencv が OpenCV 2.4.10 対応というところらしく、3 はもちろん 2.4.11 あたりもうまくいかないらしいという話が。あまり考えずにインストールしていたのだけれどそのあたりを反映すべく、入れなおしなどしているのでもう少し時間をおいて確認。

 まあ、そういう回り道こそ学びであるので、それもまたたのしいと思えれば吉。

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rbenv デビュー

 ruby-opencv を使ってみようかということでインストールなどしていたのだけれど、gem のインストールで失敗してしまう。 ということもあって、ではソースからビルドしようかということで、さらにそういえばと見ていてようやく rbenv の意味を知った。そうか、そういうことかと。

 ということでサイト情報を見て rbenv のインストール。そのままでは rbenv install が使えないようなのだけれど、ドキュメントをたどっていくと説明があったので、それにしたがって使えるようにする。

 ところが今度は openssl とか readline とかがない的なことで失敗するので、さらに調べていくと、ちゃんとそれもドキュメントにあったのでそれにしたがってさらに各種 -dev ファイルをインストール。よし、これでいける。という今ここ。

 そうか、これでバージョンが異なるものでもインストールして使い分けができたり、不要になったら削除したりとかが楽になるわけかと。今頃理解したり。

 ということでいまだ opencv にはたどりついていない。それはまた後日。

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「ルパン三世 1$マネーウォーズ」

 テレビスペシャルの 12 弾らしい。伝説のどうのこうのとかいう変なものがなくて、シンプルに展開を楽しませてくれるつくりだったので、比較的違和感なく楽しめる。もちろんアニメなので演出上とかで「いくらなんでも」と思うところがないではないけれど、笑い飛ばせる程度のもの。というか、それがまあルパンの世界ともいえるわけで。

 まあ、オークションになぜかでてきた、さしたるものでもないはずの指輪からというのはちょっと微妙な感じがないでもなかったり、その先にあるブローチというお宝までの道のりがやや弱い感じがしないでもないけれど、そういうものとして楽しめるようなつくりだったのはまだよかった。

 作品ごとに前後関係はわからないけれど、この手の作品ならばいまも楽しむには十分なところを維持しているのではないかなと。今後も続けるのであれば、作品数も相当に増えてしまったので、少し脚本をきっちりと吟味しないとつらくなるのは同じことかとは。

B00005HNJP1$(ワンダラー)マネーウォーズ ― ルパン三世 TVスペシャル第12弾 [DVD]
モンキー・パンチ
バップ 2000-10-21

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「茶の本」

 「100 分で名著」で取り上げていたのを読むシリーズ。番組を見ていたときにはついつい読みたくなってしまうわけで、このところ諸般の事情もあって青空文庫のお世話になっているのでそれならばと読んでみた。

 結局、やっぱり茶道の本でしかなかった。

 そう言ってしまうと失礼かもしれない。確かに茶道のことから日本的文化であったり芸術であったりについてあれこれ論を進めてはいるわけで、外国人にとっては「なんという魅惑的な国なのだ、日本とは!」という印象を持つのかもしれない。

 ただ、日本人が読むとそういう部分もわかるけれど、結局お茶の話でしかないなあ、という印象が残ってしまう。そんなにすごいのか? といった風に。

 もちろん、時代というものもあるのかもしれない。明治期というまだ日本という国が海外に詳細に知られていないような時代であればこそ、得るものが大きかったのかもしれないけれど、今、それも日本人が読むとそこまでという感じがあまりしない。また、それはある意味そうしたことについての一定に理解が自分のなかにあるのであまり目だって感じられないということなのかもしれないけれど。

 もうひとつはやはり文章の問題があるかもしれない。いっそ今風に新訳があればもう少し違うのかもしれないか。底本が岩波文庫なのでやや古いものではあるようなので。

 転じて思えば、紹介されているのを見て面白そうだと読み始めてみても、案外自分には合わなかったということもありそうだなとあらためて感じたり。本との出合いはなかなか難しい。

4003311515茶の本 (岩波文庫)
岡倉 覚三 村岡 博
岩波書店 1961-06-05

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 新訳というのもあるな。

4043093039新訳・茶の本―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)
岡倉 天心 大久保 喬樹
角川書店 2005-01

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 そして英文つきというのも。

406159138X英文収録 茶の本 (講談社学術文庫)
岡倉 天心 桶谷 秀昭
講談社 1994-08-10

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「地雷を踏んだらサヨウナラ」

 戦場カメラマン一ノ瀬泰造の生き様を映画化という作品。内戦の激化するカンボジアであまり金にならない写真ばかりでなかなか成功しない。けれども現地の人と打ち解けて理解もされているし、すっかり家族のような付き合いをしている。

 いつしかアンコールワットの姿にあこがれるが、そこはゲリラ組織が支配しているので近づくことができない。何度か決死の潜入をもくろむが失敗し、ついには国外退去を命じられてしまう。

 親友ともいえるような間柄になったベトナム人男性の結婚を一緒に祝い、カメラマン仲間の男が戦死すると彼がなじみだったカフェを訪ねて彼とともにビールを傾ける。いつしかその店の女性の思いを受け止めたい気持ちにもなる。

 けれどやはりアンコールワットへの思いを捨てきれない。実際、彼がどうなったのかはわからないままらしいが、作品では潜入したところでゲリラ組織に見つかり、殺されてしまったのではないかと。実際見つかった状況はそういうものだったらしいとも思えるようだ。

 いかに彼が現地にとけこんでいたのかということを実感する映画にはなっているものの、作品としてはどうにも今ひとつな感は否めない。なかでもカメラマンということをまったく実感できないこと。実際素人だったのだということかもしれないが、あまりにその撮影がいい加減すぎる感じがする。とにかくしゃにむにシャッターを押しているだけ。これではよい写真など撮れるはずもない。

 彼が本当に写真に関しては素人でそういうものだったのなら仕方ないが、そういうわけではなかったのだとしたら、もう少ししっかりした演技があってよかったのではないかとは思うのだった。それが、なんだか全体を嘘っぽく見せてしまう。

 タイトルからあるいはそういう最後をとげたのかと思いつつ見ていたが、そういうわけではない。南条直子とは違う。いつか、南条直子も映画になることがあるのだろうか。ゴルゴタイの人生も見てみたい気はするが、いや、やらないほうがよいのかもしれないか。

B00006F1V5地雷を踏んだらサヨウナラ [DVD]
一ノ瀬泰造
アミューズ・ビデオ 2006-06-23

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4770500688戦士たちの貌―アフガニスタン断章
南条直子
径書房 1988-10

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進化する映像の時代

 NHKスペシャル「新・映像の世紀」。最後の大戦後時間を経たことで、あらたに見つかったり公開されたりした映像をもとにして歴史を見つめなおす新シリーズ。なかなかに興味深い映像が多くていろいろ考えさせられる。

 今回の第5集は 1960 年代以降の若者による革命とかデモといったあたりに焦点をあてて。ベルリン分断、東西で相呼応するかのように発生した若者によるデモ。ベトナム戦争を受けて世界に広がったデモの波。中国天安門での事件。

 いずこでも権力側が力でねじ伏せようとしてみたり、様々でありつつも、いつの世も変革は困難を伴う。ことによると昨年あたりからの日本の動きなども最後にはまじえてくるのだろうか、と思ったけれどあいにくとそこはなかった。

 一方で、衛星中継の登場で瞬時にして世界中が同じ映像を見ていたり、世界で起きている事実を知ることができたりと、時代は大きく移り変わってきているというあたりも。これからはインターネットの時代だと。さて。

 最後のほうではチェコの動きもでてきて、ふと思い出したのが 2014 年 12 月にたまたま見たマルコ・クビジョバのドキュメンタリーだった。けれど、番組ではクビジョバがでてくることはなく運動を先導していた脚本家が後に革命後の初代大統領となったというあたりだけだった。そこまでいれるには時間が足りなかったか、はたまた新映像からというくくりでは今ひとつ合わなかったか。

 残り一回。近現代史をざっと概観できるという点でもなかなか貴重な番組なのだなとは思うのだった。楽しみに待とう。


 [ 「あなたには歌がある」: つらつらぐさ ]


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「つ」と「っ」 「丁字路」と「T字路」 「ら抜きことば」など

 最近はテレビよりもラジオを聴くことが増えてきているのだけれど、ネットチェックしたりしつつなので NHK のらじる★らじるであるとか、ラジコであるとかが主。どちらかというと NHK の第一を聞いていることが多い。ただ、いつも聞きたいと思う番組かというとそうでもないのでそんなときにアーカイブにあるものを聴くことも最近増えてきた。

 ということでラジオ深夜便で放送したもののアーカイブがおおむねひと月くらい有効で配信されているのでそれをたまに聴いたりしているのだった。

 今回は日本語のことについてのものがあったので聴いていたらなるほどと思ったので残しておく。(というか、メモすることで自分の記憶に定着させる反復行為というべきか)

もともとは「かつて」だったが、誤読によって「かって」と読まれるようになってしまったと考えられる。昔は小さい「つ」などを書く習慣がなく「買って」といったようなものも「買つて」というように書いていたがために後にそれと同じと勘違いして小さい「つ」と誤読したと。
「カムチャツカ半島」も「カムチャッカ半島」ではなくて、あくまでも大きい「ツ」であると。が、小さい「ッ」で読んでしまう人は多いと。では、「ポツダム宣言」は?
「ウォツカ」も「ウォッカ」と読まれてしまっているが、本来は「ウォートゥカ」という音を当時表記するにあたって「ウォツカ」であったと。今ではもう日本語としての「ウォッカ」として定着したということらしい。
「あまつさえ」は本来「あまりさえ」であったが、「あまっさえ」と変化したのが「あまつさえ」と小さい「っ」であるべきところが、大きい「つ」で読むことが普通になってしまった例と。
「丁字路」も「T字路」も今ではどちらが正しいとかはないと。確かに。先に使われていたのはもちろん「丁字路」なのではあろうけれど。「T」の場合は「てぃー」というよりは「てー」という場合も多いと。よりはっきりとわかるようにという効果か。
いや、そもそも「てーじろ」だったからそのほうが本来であったと。つまり「丁字路」は「てーじろ」だったということか。「ちょうじろ」も間違いではないのだろうけれど。
勧誘の形にしたときに「・・・よう」になるのは要注意。「切る」と「着る」で、「切ろう」と「着よう」。さらに、「切れる」と「着られる」であって、「着れる」はら抜きであると。「よう」になったら要注意。
ただ、土地土地でずっと言い習わしている表現までを間違いだという言い方はよろしくないだろうと。
「よろしかったでしょうか?」が禁止されてきたので、代わりとして生まれてきたのが「大丈夫でしょうか?」なのか説。

 が、否定や拒否を意味しようとして使うという「大丈夫です」はやはりおかしいだろうなあ。

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「デンマルク国の話」

  [ 図書カード:デンマルク国の話 ]


 「後世への最大遺物」に続いて「デンマルク国の話」も読んでみた。こちらも短め。内容といえばつまり、小国で人口も少ないというデンマークなのに世界に名だたるくらいのレベルで非常に稼いでいる国であると。それはなぜか? なにが特徴なのか。といったあたりを得々と説いている。というもの。

 ゆえに、日本だってもっとできることがあるだろうとか、そういうことこそ目指すべきなのではないか、みたいな話。だったと思う。

 なぜ、思うなのかというと、古い文章なのでなんとなく残りにくくて読んだのに残るものが案外少なかったので。うーむ。

 まあ、国の特徴を生かしたことをしなければ意味がないよ、というのは時代を問わないのだろうなとは思う。それはきっと国家だけでなく、人個人ということでもそうなのかもしれない。

 千葉敦子は言った。人生においてなにかをなしえなかったからといって嘆くことはない。そもそもほとんどの人はこれというほどのことはなしえないものなのだ。自分ができることをするくらいしかないのだと。だから、あまりそのことを悲嘆することはないのだと。

 そして、それを言い訳にしてなにもしようとしないことこそ嘆くべきなのであるといったようなことをどこかに書いていたなと思い出す。「デンマルク国の話」とはあまり関係ないことだったな。次はちゃんと「代表的日本人」を読みたいけれど、これは買ってくるしかなさそうだな。

4003311949後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)
内村 鑑三
岩波書店 2011-09-17

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雨水を迎える

 立春も過ぎてたまに雪が降って急激に寒くなったと思ったら、春のような陽気になってみたり、一進一退どころか二進二退くらいな極端さが続くこのごろ。雨水を迎えていよいよ雪が雨になるころというように春本番の暖かさを実感する陽気に。

 とはいえ、この時期の暖かさはいわば山でいうところの欺瞞の天気みたいなもので、ほどなく寒さがやってくることの裏返しであったりもする。事実日曜あたりからまた寒くなって雨が雪に戻りそうな予報でもあったりするのだった。

 雨水を過ぎるというのに。

 まあ、雨水過ぎたからもう雪が降らないなどという莫迦な話もないので、 3 月一杯くらいは急激な春の雪の心配はついて回るわけであるし、下手をすれば 4 月になってもそういう心配はあったりするのだ。

 それでも少しずつ春を実感できそうなそんな期待だけは膨らんでいる季節ではあって、それはきっと雪の降る地域、氷点下が普通の地域なればこその春への期待感というものなのかもしれないなあ。

 まだ確定することはできないものの、おおむねこの冬は暖かい方向ではあったし、世界経済的にそれでよいのかどうかはともかくとして原油安の効果もあって灯油価格が 10 年くらい前の水準に戻ってくれたのでやや安心してストーブを焚くことができたのもありがたかった。まだ、冬は終わっていないけれど。

 さて、春。重い腰をあげて行動しなくては。

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「後世への最大遺物」

 先月の「100 分で名著」でだったかの内村鑑三に触発されて青空文庫で読んでみた。もっとも、番組で直接にとりあげた「代表的日本人」は作業中とのことなので部分的にでてきた「後世への最大遺物」で。

 で、どうやら二回にわたって行われた講演録ということらしく案外短いものだった。ポイントはそう多くなく、すべての人がなにかを残せるが、だからといってなにか大きなことを成し遂げられるわけではないのも確かであると。

 では、そうした人々、最終的には本当に普通の市井の人々が残せるものというのはなんだろうか? というあたりに話は行き着く。まあ、それは確かにそうかもしれないが、そこまで自信をもてる人というのも、やはりまた少ないのかもしれないなと、自分のこととして考えてもそう思う。

 ということで引用メモで記録しておく。

それでわれわれの今日の実際問題は社会問題であろうと、教会問題であろうと、青年問題であろうと、教育問題であろうとも、それを煎じつめてみれば、やはり金銭問題です。ここにいたって誰が金が不要だなぞというものがありますか。
後世への最大遺物のなかで、まず第一に大切のものは何であるかというに、私は金だというて、その金の必要を述べた。しかしながら何人も金を溜める力を持っておらない。私はこれはやはり一つの Genius(天才)ではないかと思います。
金を遺物としようと思う人には、金を溜める力とまたその金を使う力とがなくてはならぬ。この二つの考えのない人、この二つの考えについて十分に決心しない人が、金を溜めるということは、はなはだ危険のことだと思います。
なるほど『源氏物語』という本は美しい言葉を日本に伝えたものであるかも知れませぬ。しかし『源氏物語』が日本の士気を鼓舞することのために何をしたか。何もしないばかりでなくわれわれを女らしき意気地なしになした。あのような文学はわれわれのなかから根コソギに絶やしたい。
私が考えてみますに人間が後世に遺すことのできる、ソウしてこれは誰にも遺すことのできるところの遺物で、利益ばかりあって害のない遺物がある。それは何であるかならば勇ましい高尚なる生涯であると思います。
彼女は何というたかというに、彼女の女生徒にこういうた。

 「他の人の行くことを嫌うところへ行け。他の人の嫌がることをなせ」
 これがマウント・ホリヨーク・セミナリーの立った土台石であります。

4003311949後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)
内村 鑑三
岩波書店 2011-09-17

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4003311930代表的日本人 (岩波文庫)
内村 鑑三 鈴木 範久
岩波書店 1995-07-17

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深夜のラジオの声

 ラジオの深夜放送というと 10 代から 20 代そこそこくらいの学生とか受験生とかが聞いているもの、というのが昔の印象で少々無縁なものだった。それら民放の番組はいまも多少の変化をしながらも続いているらしいけれど、残念ながら聴くこともないので最近のそれがどんなものなのかをつまびらかには知らない。

 一方で、当時もそうであったろうけれど、様々な物資の輸送を担う長距離トラックの運転手が夜中に聞いているという姿もまたあるようには聞く。まあ、深夜の放送はそういう感じのやや特殊な環境というか状況にあるという印象ではあった。

 それが少し変化してきたのは NHK がラジオ深夜便という深夜放送をはじめたことからかもしれない。いや、聴取層が先なのか番組が先なのかはわからないけれど、明らかに民放のそれとは内容も対象も異にしているわけではある。つまり、それは眠れない夜を悶々と過ごしていた高齢者を主な対象にしていたというあたり。実のところ最近たまに聞くようになってしまったので、どうやら高齢者の仲間入りをしてしまったのかもしれない。

 おもに一時間ごとにコーナーをまとめていて、音楽となれば昭和初期くらいのものから 70 年代くらいのものまでで最近のものはそうそうはない。たまにはあるようだけれど、アイドルグループをというようなことではないようだ。洋楽にしてもやや古いところが多いようでもあるし、やはり少し懐かしさを目指しているというのはある。

 いろいろの方にインタビューしてみたり、エッセイのような話をされたり、実に多用な内容ではあるのだけれど、さすがに深夜ということもあって毎度毎度それを聴くために起きているというようなことはさすがにちょっと難しい。

 昨年暮れくらいからなんだか寝付かれないなというときに聴くようになったら、ついそういうときには迷うことなくラジオをつけるようになってしまった。といってじっくりずっと聞いているばかりではなくて、時としてはいつの間にか寝てしまっているときもある。幸いにして 90 分で勝手に電源が切れるので不用意に朝までラジオがなりっぱなしということはない。で、またふと気がついてスイッチを入れなおしたりもする。

 高齢者で寝付かれない人がよく聞いているという話だけはかなり前から知ってはいたのだけれど、こうして自分がそれを聴くようになると、なるほどと理解できるところもある。毎夜進行役のアナウンサーさんが変わるのだけれど、それぞれに味わいが違っているのもあり、また、それぞれが各コーナーに特色を持たせようとされているようでもあって、それがまた日々違った楽しみを静かに提供してくれている。民放のややザワザワしたにぎやかさとは違った世界があるのは、さすがに NHK という感じ。ある意味、NHK の原点に戻ろうとしているのはこれではないかというところがある。

 近頃の NHK は昼間の番組でも民放と変わりないような内容だったりが増えてきてしまったのもあり、そういう意味では貴重な存在かもしれないし、正直もう少しこれが拡大されてもよいのではないかななどと思わないでもない。

 番組ホームページからは各コーナーのストリーミングであったりが用意されているので、過去のコーナーのいくつかを聞くことができるようになっていて、ちょっと聴くものがないというようなときにも重宝する。試しに聴いてみると実に多彩で楽しいとも思うのでなかなかにおすすめではあるのだった。

 繰り返すけれど、難点としてはたまたま寝付かれないときに聴くだけだから、この日は聞きたいからといって起きているつもりがないというあたり。まさに出会い物なのだった。それもまた一期一会として楽しいのかもしれないか。

 [ NHK ラジオ深夜便 ]

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「ライブ・ワイヤー」

 爆弾処理に長けた FBI 職員の主人公。が、かつて不注意から娘を自宅プールで死なせてしまい、以来自責の念にとらわれ続けている。今まで以上に仕事に専念するようになったこともあってか妻との折り合いも悪くなり、政治家秘書をしている妻はその政治家とできているという噂が世間に広まるにまかせる状態。

 そんななかで有力政治家が爆死する事件がおきるが爆発物に関係するものがまったく見つからない。そうこうするうちに類似の事件が続く。が、運転手に嫌疑がかけられたが、裁判所で暗殺されてしまう。その不思議な様子からどうもその場にあった水に疑いを持つ主人公。調べるとただの水ではなかった。どうやらこれが爆発物で、飲み込んで胃にはいったところで酸と反応し、一定の時間で爆発するということが判明。

 また、犯人の目的はどうやら武器輸出禁止法案に賛成する議員へむけられたものらしいと判明するが、残されたターゲットとおぼしきは主人公の妻が秘書をつとめる政治家だった。妻の身も危険にさらされるとなってやや過剰に行動してしまう。当然政治家から反発をくらい。折り合いが悪くなっている妻にもはねつけられる。

 そうしてとうとう犯人との一騎打ち。妻を寝取ろうとしている政治家とはいえ守らないわけにもいかず、武装した犯人グループに対向するためにありあわせの材料を利用して反撃する様は、ジェームス・ボンドばり(いや、確かにボンドを演じた・演じることになるピアース・ブロスナンではあるのだった)のはたまた「沈黙」シリーズのセガール演じる主人公のごとくの大活躍。

 シンプルなシナリオで長すぎずにまとまっていて楽しめる作品ではある。ただ、シンプルすぎて犯人の犯行理由がいまひとつはっきりしないし、理解がしづらいし、どうにも弱いというのはある。できればもう少しそのあたりまでしっかりしているともっとよかったのだが、そういう意味では B 級的な作品かもしれない。

 若き日のブロスナンの活躍がたのしい作品なので DVD になればいいのにとは。

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かたちなきかたち

 NHK で司馬遼太郎の「この国のかたち」などから司馬遼太郎が日本人をどのようにとらえていたのかというあたりを特集した NHK スペシャル。 1 月にラジオ第一放送で放送された「とっておきラジオ」だったかという日曜の 16 時からの番組でたまたま聞いていて、ちょっと気になっていたのだった。

 このラジオ番組は、なぜかすでに放送されたりこれから放送になるテレビ番組についてラジオであれこれ解説したり、製作の裏話などしたりという番組。まあ、番組宣伝番組のラジオ版というちょっと変わったもの。

 実のところこの春以降に放送なのだとばかり思っていたら、このタイミングだと知ってちょっとあわてたりもしたのだった。

 膨大な司馬遼太郎の「この国のかたち」であったり、「街道をゆく」であったり、その他の文章類から日本人というものをどう考え、どのように成り立っていったのだろうかという思考の過程をひもとくようなつくり。とはいえ 2 回でしかないのでやや駆け足なところは否めないけれど、要所を端的にまとめていたので、ひとつの仮定としてなるほどと思えるものではあったか。

 参考資料としては設計図などもその仕組みの詳細もわからないままに短期間に作り上げてしまったという反射炉の話であるとかも、日本人の旺盛な好奇心によるところが大きいのではないかとといていて面白い。もっとも好奇心だけで解決できるとは思えないので、どこかにそうした基礎的知識などを得たり応用したりというものがあったのだろうなとは。

 キーワードだけ記録。

 島国。好奇心。無思想という思想。坂東武士。名こそ惜しけれ。公の意識。

 そして、この先の日本が前の戦争のように間違った道を進まないために必要なこととして、個々が確率されていくことをあげていたような。

 少し集中して読みたいなとは思う、このごろ。

4167105608この国のかたち〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋 1993-09

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402260171X街道をゆく (1) (朝日文芸文庫)
司馬 遼太郎
朝日新聞社 1978-10

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春? でも、まだ冬

まだ 2 月なのに福寿草の花


 まだ日陰には雪が残るというのに、ふと見ればもう咲いていたりする。黄色く、大きく、ほらほら、と主張するかのような。

 それでいて地面そこそこに咲いているだけなので、物陰に隠れてしまって気づかれずにいてしまったりもする。ここ数日の異様な暖かさもあってかちょっとフライング気味に咲いてしまったらしい。

 これからまた数日真冬の寒さが戻ってきそうなのだが、大丈夫だろうか?

 冬と春が混在する、混沌とした不思議な世界を作り出してしまいそうなこのごろ。それでも、もうそろそろと春を待つ季節。

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アルファベットチョコレートのアルファベットを数えてみた

 お菓子のなかにはただ食べておいしいというだけではなくて、子供向けに(というのか)ちょっと遊べるというような趣のものもあったりする。ビスケットなら英字ビスケットといった類がいくつかあって、ビスケットの形そのものがアルファベットの形になっているもの。だいたいこれを並べて単語を作ってみたりというようなことが。

 同様にアルファベットチョコレートも英字が刻まれていて、こちらもそんなことができそうだなと常々思っていた。もっとも、ビスケットだと袋にはいっている数が多いのでかなりいろいろな単語がつくれそうな感じはあるものの、アルファベットチョコレートではそう多くないので、ひと袋あたりではどの程度かわからない。

 そもそもビスケットのそれにしろ、チョコレートのそれにしろすべての種類をまんべんなく封入しているわけではないのだから、その種類はまちまちのはず。

 とはいえ、実際どんな感じではいっているのだろうか。ということでひとまず手持ちのひと袋を調べてみる。

 結果。ひとつだけだったものは、A,B、C、D、H、K、L、Q、T、の 9 種類。2 個が、N、U、の 2 種類。3 個がE、J、R、W、の 4 種類。4 個が、I、O、の 2種類。 5 個が、P、の 1 種類。以上 38 個が 191g 入りの袋に入っていたもの。18 種類あったので 6 文字分だけ足りない。

 なんとなく思ったよりもいろいろ混ざっている感はある。もっと妙な偏りがあるかと思っていたのだけれど。これらの中から有効な英単語を自動生成させるとかはプログラムにしたらできるだろうか? それには単語辞書みたいなものが必要になってしまうだろうか? などとも思ったり。

 さておき。ちまちまといただくアルファベットチョコレート。余分なものは排除して品質本位ですの名糖アルファベットチョコレートは案外お気に入りだったりする。

B00P7F0QUM名糖産業 アルファベットチョコレート 191g
名糖産業

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 昔、この手の大袋入りのチョコレートって 300g くらいはいっていたように思うのだけれど、近年は 200g すら切るようになってしまった。お値段据え置き。時代の変遷を思えば、まあしかたないわけではあるが、ちょっとさみしい。

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PC のらじるらじる東京 R1 だけがなぜか再生されなくなってしまった (解決)

#追記: 一応解決した(下記追記参照)。

 NHK でもラジオに関しては無料でストリーミング配信してくれていて、近年とても便利になった。ラジコとは違って接続 IP などから地域を限定してしまうようなことはなく、仙台、東京、名古屋、大阪の地域を選択することができる。もっとも、その違いは地域ニュースの時間とかが異なるくらいで基本は東京の放送のままではある。

 で、 2 月 11 日の夕方から東京の R1 が途中から再生されなくなってしまった。それまで再生していたのだけれど、ぷっつりと切れてしまってエラーになる。

らじるらじる東京PCのR1で再生できない

 ではと、R2 とか FM に切り替えれば問題なく再生されるし、さらには地域を変えると R1 も再生される。


らじるらじる名古屋PCのR1は再生される


 自分の環境だけというにはやや不可解な現象なのだけれど、どうもそういう話が見えてこない。らじるアカウントにメンションしてみたりしたのだがなしのつぶてだ。地域を変えれば再生できると気づいたのでとりあえず聴くことはできているのだけれど、なんとも不便だ。

 不具合なのかどうかもわからないし、といって自分だけの現象というにはやはり不思議でなんとかしてほしいとは思うのだけれど。うーむ。

追記:
 Firefox のアドオンタブを開いて「プラグイン」の Flash プラグインの設定を開く。「Adobe Flash の保護モードを有効」のチェックを一度外してから再度チェックしておく。これで、いけた。なにかのきっかけでおかしくなってそのチャンネルだけ保護モードでブロック(?)されてしまったのかもしれない。なんだかなあ。

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2016年冬の黒豆 2 号

2016年冬の黒豆2号


 諸般の事情で煮るのをやめいた感のある黒豆。例年だとひと冬に三回くらいは煮ているのだけれど、この冬はちょっと休んでいた。けれど、どうも比較的暖かいときがくるとストーブの出番が少なくなり、結果として煮る機会を失うことにもなるのもあって、このタイミングで煮てしまうかと思い立ってサクッと煮てしまった。

 年末くらいに購入した新豆。やや砂糖はすくなくしてあっさりめにしたのだが、ちょっと控えすぎたかとあとで多少追加はした。これでこの冬は本当に最後だろうなと。黒豆の購入はどこかのタイミングでしておきたいとは思うのだけれど。

 これでしばらく楽しめる。とはいえ、ほかのもろもろの懸案がどれもこれもうまくいかなくて困ったところ。うーむ。豆にやっているつもりではあるのだがなあ。

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謎のコード「51」の謎が解明(たぶん)

 [ 謎のコード「51」: つらつらぐさ ]


 そういえばこの謎が解けたので記録だけしておく。というのも、今年になって末尾が「61」に変わったので判明した(と思う)わけなのだが。

 つまり、西暦年数の下二桁の逆順数ということらしい。なぜ逆順なのかとかはわからないけれど。どうやらそういうことらしい。

 うーむ。

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テレビ東京の例のバス旅で偕楽園から善光寺

 テレビ東京の人気番組ローカル路線バスの旅。4 日間という制限のなかで目的地まで路線バスだけを乗り継いで到達できるかという番組。こちらでは時期遅れで民放のどこかが買って(?)放送するので、実際の放送とはかなり時差があるのが常だったのだが、このところ割と早い時期に放送されるようになったよう。これも人気のゆえか。

 ということで先月くらいに放送されたらしい、偕楽園から善光寺までを目指しての旅が放送になったので、地元関連としては気になるのもあってみていた。

 冒頭から路線がつながらずにさっぱり進まないという嫌な展開。前回の紀伊半島を回っていたのも先月に見たのだけれど、こちらもあまり進まずに結局失敗に終わったのだったが、今回も嫌な予感がつきまとうのだった。

 あるいは一番の難関は碓氷峠あたりなのだろうかと思っていたら、信越線が新幹線だけになってしまったのも受けてか碓氷峠を越えて群馬・長野間についてはむしろバスが走っているのだと番組で知った。そこまでや、そこからのほうが厳しいようだった。なるほど。

 結局はじめのころの遅れも響いたという感じで、最終日の夕方に上田というところで断念。まあ、きびしいだろうなとは。ただ、もしも自分であったら試していたであろうコースはもっと上を目指すルート。群馬と長野は志賀高原を抜けてくる。万座温泉が群馬側にあり、白根山あたりにはちゃんとバスはあるはずだ。しかも万座温泉までならば最寄の大きな駅あたりから直通のバスがでているはず。

 もちろん志賀高原と長野駅もバスがつながっている。本数はさすがに少ないものの、ここまで余裕で来れるようならひとつに乗れば到着というもくろみも可能だったろうにな。と思ったのだった。まあ、行ったことがなければ地元でもないとわからないことなので仕方ないことではあるのだけれど。

 過去のシリーズでも失敗した回はあると思うのだけれど、そうした挑戦を別のルートから再挑戦というのも面白いのではないかな。

 なにやら映画化されるという話もあるけれど、内容としてはどこで見ようと同じかもしれないが、多分映画で見るというものではないのではないかなと。テレビくらいにとどめておくのが正解のようには思うのだけれど。

 いずれ余裕があれば、個人的に逆コースに挑戦してみるというのも面白いかもしれないかなあ。少なくともテレビはまだまだ面白いというのは確かなのだ。製作側がそれを理解していないだけで。

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「AKIRA」

 あまりに話題になりすぎて、つまりだから当時は見ていないアニメのひとつ。とはいえ大判コミックは持っていてそれは読んでいるはずなのだけれど、インパクトの強さばかり記憶にあって話の内容をほとんど覚えていない。まあ、それはこれに限った話ではないのではある。

 その描き方とかが当時はとてもかっこよくてちょっとそれまでになかったものを感じたのでちょっともてはやされすぎたようにも思ったりもする。とはいえ、その後のこの手の作品に大きな大きな影響を与えたであろうことは想像にかたくない。そうした意味でも非常に記念碑的な作品ではあるのだろうな。

 ただ、それがこのアニメ作品であったのか、はたまた原作漫画のほうであったのかはなんともいえないかもしれない。

 結局超能力を秘めた子供を開発する研究をしていたところでのある種暴走が生んだ鉄男をめぐる物語なのだけれど、やはりそもそもが長大な物語だったので 2 時間あまりのアニメに収めるにはやや足りなかったのかというところも。

 物語としては分かりやすくまとめているのでよいのだけれど、それだけにちょっと薄い感じはしてしまって物足りない感じがないではない。OVA として少しじっくりとまとめていたらもっとよい作品として残ったのかもしれないかなとは。

 とはいえ歴史的な作品としてみておいて損はないかなとも。

B004UID0NWAKIRA 〈Blu-ray〉
大友克洋
ジェネオン・ユニバーサル 2011-06-22

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Java の自動更新にたびたび失敗する

 Java の自動更新がきていたので実行させるとやはりエラーになる。前回もそうだった。なにかのコンフリクトがあるとかだったかメッセージを忘れてしまったけれど。

 で、仕方なく手動でアップデートといかインストールする。古いものはそのまま残されてしまうので(削除してくれたりもしたようだが、一部ファイルは残ってしまったような)そちらは別に削除。

 それにしても以前は問題なかったのにこのところ数回は必ず失敗する。なぜなのだろう。JDK の x64 も入れていたりするのでそういうのが影響するのだろうか? とかいろいろ思ったりはするけれどわかるはずもなく。特に騒がれていないということは自分あたりに固有の問題なのかもしれないけれど。

 それではと JDK のほうもアップデートと思ったら、インストールをはじめたらなにかのファイルが足りないとか言われてしまってこちらも面食らった。おかしい。ただ、u74 にしていたので、それではと u73 のほうを落としてインストールしたら問題なく完了した。まあ、それが原因というわけではなく、ダウンロードのときになにかおかしくなっていたか、はたまたパッケージそのものに問題があったのか。

 いや、そもそもこのところかならずふたつのアップデートがあるのはなぜなのだろう。今回は u73 と u74 で、前回は u71 と u72 だった。自動更新だと前者の u71 や u73 がインストールされるようなのだけれど、そのうちには u72 への再度のアップデートを促されたりするのだし、内容的には変わりがないようにも見受けられるのだけれど、なぜ二種類あるのか。

 最近いろいろ謎。

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「サイエンスゼロ」サイバーセキュリティの2回目を見る

 「サイエンス・ゼロ」でサイバーセキュリティ第2回。Wifi で操縦しているドローンに侵入して操作を乗っ取るとか、スマートフォンと野良 Wifi の危険性とか。スマートフォンを便利になにげなく使ってしまっている多くの人にとってあらためて怖さを実感させる効果は高かったかなと。

 いたずらに恐れてもいけないだろうけれど、危険性の存在を認識すらしないで野放図というのはあまりにも愚かだろうから、少しは怖さを実感するのは有益なのだろうなと思いつつ。

 海外の実験ではアクセスポイントをカフェのフリー Wifi と間違いやすいように偽装しておいて、そこから情報を入手してというのをやっていた。そこまでしなくても普通にあるフリーのアクセスポイントでもそういした可能性はあるので注意が必要なのだという話とか。

 本当をいうともう少し一般の人が見やすい時間帯とかならよいのだろうけれど、そもそもが E テレなので見る人は限定されてしまうというのはあるのだろうな。IoT が叫ばれる時代なのでもっと多くの人が、なにも考えずに、考えることを拒否しているような人にこそ届くような番組であるとよいのだろうな。

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郷土さんのおわり

 [ 松本市の郷土出版社、閉業へ | 信濃毎日新聞[信毎web] ]


 長野県を代表する出版社ではあったけれどついに終わってしまうらしい。30 年あまり前の全盛のころは本当によかったのだがなあとつい昔を思い出してしまう。

 記憶に間違いがなければ、二代目社長夫婦が袂を分かち妻が郷土に残り、夫は長野であたらしい出版社を起こしたけれど、それも数年前に廃業して、今はたしかフリーの編集者として活動されていたのではなかったか。

 いくつかのものはどこかに引き継いでもらう計画らしいが、どの地域出版社もそれほどはぶりがよいわけではなかろうからなかなか難しいものがあるのかもしれないが。小さな出版社があんがいたくさんあるのが長野県でもあるなと。

 正直、すこしばかり無理をしすぎてしまったのかもしれないなあ。

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立春だぁー

 節分明けて立春。そろそろ春の気配がというころ。暖冬のおかげもあってか朝晩はそれなりの冷え込みとはいえ、このところ日中はよく晴れていて陽射しのもとならば暖かさを実感できる、そんなころ。

 今年のありがたさはたまにまとまった雪が降るものの、長くは続かないので比較的生活は楽であるというあたり。道路の雪も歩道の雪さえも比較的早くに消えてくれる。日陰には残っているけれど生活の基本には大きな影響がないのがありがたい。

 スキー場も正月あたりはのきなみ営業ができないような積雪だったけれど、1 月末の雪で一挙に増えてきて多くのところでメーター超えの数字になってきた。遅ればせながらというこの冬。いや、もう春間近。

 節分とはいえもはや豆まきするでもなく、まして豆を食べるでもなく。例年であれば三回くらいは煮る黒豆にしても、今年はいよいよ諸般の事情によって年末の一回だけにとどまっているところ。とはいえ、ストーブが活躍するうちにもう一回くらいは煮ておきたいかなあという思いも。

 豆でも食べて、もう少し豆に活動しなくては。うん。

 あー、でん六豆食べたいなあ。

B018UJ126Iでん六 でん六豆 110g×12袋
でん六

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とある数列のリハビリプログラミング

 きむらさんとこのとある数列を求める関数の話をみて、リハビリにとはじめてみたら腕に覚えなしを自覚しただけだったりはした。

 はじめはまず素直に平方数を除くというチェックをしつつカウントしていって求めるという方式で。ただ、これだとあまりにベタなのでもう少し考えようと思った。

 ということである程度実際に出力させてみて、どのような法則性を持つ数列なのかを考えてみることにした。で、最終的にもう少しシンプルな感じのものができたのだけれど、解答を見たら数式として算出していて「あー、そういう方向か」と。それはなかなかたどりつけない。

 それはそうと、最後のほうでふたつの紹介されている数式で食い違いがあるのだけれどと書かれていて、Ruby で確認したところでは確かにそのとおり。しかも、まるっきりうまく機能していないみたい。ただ、例示されている数式はそこで使っている isqrt という関数を利用してのことなので(平方根を整数にして返すらしい)その挙動いかんで結果が異なるのかもしれないので、なんともいえないなというのは同感。

 とはいえ、そうなると非常に言語設計に依存する解というのは、いまひとつよろしくないのかなと思ったりは。はじめのほうは間違いなく動作するので。

 などとちょっとリハビリになったかしらと思っている節分。豆まきもしなくなって幾年。豆食べることもなくなって幾年。

# Gist に置いてみた。

 [ 平方数を除く 2,3,5,6,7,8,10... という数列で、指定番目の数を返す関数 ]

 はじめに考えたのが fig2 でその後考えたのが fig3 。fig4 と fig5 は解答にあった数式ふたつのもの。fig5 のほうは少なくとも Ruby でこれを実行すると正しい答えにならない。

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「魍魎の匣」

 京極堂のシリーズは正直一冊くらいしか読んだことがない。あまりに評判になってしまっていてというのがあった。ということでこれも未読なので物語についての基礎知識などないままに見た。

 正直なところ榎木津の側の動きと関口の側の動きとが交錯するのを時間を前後しつつ描いていくので少々もどかしい感じにはなってしまった。ああ、なるほど、あのときのはこれかと理解するのだけれど、そこまでしなくてもというような思いでもあるのだった。

 そうして半分くらいまでは、もうこれはこういう裏なのだなというあたりがだいたい見えて(見せてくれて?)話が分かってくるのだが、後半のそもそもというあたりになると一転してなんとも不可解な感じになってしまう。

 演出のせいなのか脚本のせいなのか、そのあたりこそもっとシンプルでよかったのではないかとか、もっとはっきりとさせてしまってよかったのではないかとか。今ひとつ煮え切らない感じの真相にたどりつくわけではある。少女の手足を切断するあたりもいまひとつ納得感がないような。人体実験の一環ということではわかるが、その目的がいまひとつ納得できないというか。

 あるいはこれは映画化としての時間の限界だったのかと良心的に解釈することも可能ではあるのだけれど、いずれ原作を読んでみないとそのあたりの結論は出せないのだろうなと。ということでいずれ原作をやはり読もう。

B0017UE0TY魍魎の匣 スタンダード・エディション [DVD]
ジェネオン エンタテインメント 2008-06-25

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「サイエンス・ゼロ」でサイバーセキュリティ1回目

 E テレで「サイエンス・ゼロ」サイバーセキュリティの1回目。例によって「生活笑百科」を見てからなので冒頭は未見。最近の怖いマルウェアの話などされていた様子。

 その後でてきたのがスタックスネットとかいうやつで、世界中に広まってシーメンス社の特定の PLC を探していたようだということがシマンテック社の解析で判明したと。で、どうやらイランの核開発施設を狙っていたようだと。

 事実実験はなんどか失敗して遅れていくことになったのだけれど、データ上では問題がないので関係者は気づかずにいたらしい。正常に動作していたときのデータを内部に記録していて、いざ妨害をはじめるときにそのデータを表示させていたというから手が込んでいる。

 結局それはどうやらアメリカ政府とイスラエル政府によって行われたことだったとのリークがあったそうだが、両政府がそれを公式に認めているわけではないらしい。

 というような話がメインだった。次回はまたもう少し違った話があるらしい。楽しみだ。

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