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雨水を迎える

 立春も過ぎてたまに雪が降って急激に寒くなったと思ったら、春のような陽気になってみたり、一進一退どころか二進二退くらいな極端さが続くこのごろ。雨水を迎えていよいよ雪が雨になるころというように春本番の暖かさを実感する陽気に。

 とはいえ、この時期の暖かさはいわば山でいうところの欺瞞の天気みたいなもので、ほどなく寒さがやってくることの裏返しであったりもする。事実日曜あたりからまた寒くなって雨が雪に戻りそうな予報でもあったりするのだった。

 雨水を過ぎるというのに。

 まあ、雨水過ぎたからもう雪が降らないなどという莫迦な話もないので、 3 月一杯くらいは急激な春の雪の心配はついて回るわけであるし、下手をすれば 4 月になってもそういう心配はあったりするのだ。

 それでも少しずつ春を実感できそうなそんな期待だけは膨らんでいる季節ではあって、それはきっと雪の降る地域、氷点下が普通の地域なればこその春への期待感というものなのかもしれないなあ。

 まだ確定することはできないものの、おおむねこの冬は暖かい方向ではあったし、世界経済的にそれでよいのかどうかはともかくとして原油安の効果もあって灯油価格が 10 年くらい前の水準に戻ってくれたのでやや安心してストーブを焚くことができたのもありがたかった。まだ、冬は終わっていないけれど。

 さて、春。重い腰をあげて行動しなくては。

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