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数学のおもしろさを再確認する

 [ 「3の100乗を19で割ったあまりは?」を4通りの方法で計算する - tsujimotterのノートブック ]


 eban さん経由で知って、ちょっと長文だし後半はなかなか手ごわいのだけれど、ひととおり読んでみるとなかなかに数学のおもしろさを知ることができるので楽しめた。さながら「お姉さんを助けて」にも似て。

 とりあえずということだったら誰でも単純に計算していくことで(手で計算することだって)可能だ。時間はかかるし、ことによると何回かの検算が必要かもしれない。それでも結果を得ることはできる。確かにそれは第一段階。

 そうしてそれらを眺めていることでふとなにやら法則性というか規則性というかがありそうだなと気づけば次の段階に進むわけだ。

 仮にそうした知恵をすでに学んでいて知っていたとしても、ただ知っているというのと自分で気づけたということの意味はまた別の意味を持ってくるであろうし、なにより達成感というか満足感が生まれてそれをきっかけとして数学っておもしろいなと思えるかもしれない。

 もちろん、あまりに大変で逆に嫌になるってことだってあるかもしれない。

 それでもそうした体験や気づきが生むなにかというのもあるので、手を動かすことに意味がないわけではない。昔(というか小学生から中学生くらいのころ)はそういうのが好きだった。今は嫌いというわけではないけれど、便利なものに時として頼ってしまうところは否めない。まあ、便利なものは使わないと。

 最後のほうは難解さも増しているし、すぐにはすんなりと理解できないところもあるけれど、なるほどと思える展開で、数学をあるいは数学的な(あるいは科学的な)考え方を知る、見につけるということの意味をあらためて実感したり。

 数学的な答えはひとつかもしれないけれど、そこへいたる道は必ずしもひとつではないのだということをちゃんと教えてくれているというのがいいな。昨今の世知辛いテストの採点などを見るにつけそう思ったり。(もちろん考え方としての意味は異なる場合もあるので、一概には言えないものの)

 「オイラーの贈り物」を再読したい気分が高まってしまった。とはいえすでにタスクがたまっているのでいつになるやら。


 新装版が東海大学出版会から出ていた! 知らなかった。

448601863Xオイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ
吉田 武
東海大学出版会 2010-01

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