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リアル・マインスイーパー

 「サイエンスゼロ」で生物の嗅覚を利用する話を見ていたらなかなか科学はすすんでいるのだなと。前半は線虫を使ったがん検診。がん特有の匂いを検知するために線虫を使うということらしい。以前にアメリカだかどこだかの病院かなにかで余命を感じる犬みたいな話があって、それもがん特有の匂いに感じてその行動から患者の余命だかなんだかを判断するといったような話があった。それに似た感じなのか。

 線虫の嗅覚はヒトの 3 倍ほどあるとかで、しかも線虫ならば安価に供給できるので実現したときにはとても安く使えるというメリットがあるとか。具体的にはどうなるのかはわからなかったが(冒頭は「生活笑百科」を見ているため)。

 後半では昆虫の嗅覚細胞を人工的に作り上げてそれを工学に応用するといった話が。まあ、どのような生物を使うかという違いはあれど同じような発想があるのだろうなと。

 また、リアル生物を使ったという例で、アフリカオニネズミというのを使って地雷除去をしているという話があいだにはいった。このネズミも嗅覚にすぐれていて地雷に使われている爆薬の匂いを覚えこませ、リードをつけて探させているのだった。

 人の場合には 100 平方メートルを捜索するにも一日くらいかかってしまうそうなのだが、ネズミがやるとあっという間に終わってしまうのだとか。効率が断然違う。

 そういうとネズミだから万一爆発しても人間には被害がないからか、とか思ってしまうのだが、ネズミは軽いために地雷の上に乗っても爆発しないのだと。つまり、地雷発見は迅速に進むし、ネズミの命も危険にさらさない。なんというよい話なのかと。

 生物の嗅覚を応用した研究では日本が世界をリードしているということらしく、今後も楽しみな研究テーマのひとつだなあと。まあ、ひがみっぽい他国もあるので、そのあたりに不安材料がないではないけれど。

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ザップニュース集計(2013/7 - 2015/10)

ザップニュース2013/7-2015/10累計


 世界のニュースザッピングの 2013 年 7 月から 2015 年 10 月までの累計グラフ。今月は一回だけ見逃してしまったのでその分は誤差がある。もっとも、最大でも「3」ということだけれど。

 フランスが韓国を完全に突き放してしまった。イギリスが地味に伸ばしているので韓国に追いつく日がくるかもしれない。

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去るものを探す

 [ 「あだち去(ざり)」を数えてみた : 熱中ブログ! ]

 なにやら二年ほど前のこちらが流れてきたので「ほーっ」と思いつつ見ていた。確かにあだち充に特徴的なポーズとして今では印象的に記憶に残っているけれど、確かにいつごろから定着したのだろうというのは確かめてみたいと思うのもわかる。無意味といえば無意味だけれど、単純な興味としては面白い。

 ということで手元にあるもので確認してみることに。先のブログの方は「陽あたり良好!」にはなかったということだけれど、次のようなものは見つかった。

「陽あたり良好!」第1巻102ページ
(「陽あたり良好!」1 巻 102 ページ)


「陽あたり良好!」第2巻25ページ
(「陽あたり良好!」2 巻 25 ページ)


 ブログ主さんがあとになって再定義する「あだち去(ざり)」は、印象的な台詞のあとで去っていくというようにしているものの、その前に例示しているときにはそこまで厳密ではなく、そういうスタイルで去っていくパターンをして定義しているし集めてみている。単純に場面中で互いに挨拶しているとかいう場面は異なるということでいえば上記ふたつも範疇になるのではなかろうか、と。

 もっともふたつめの 2 巻 25 ページのほうは、去り際というかに声をかけられてそれにたいして了解を示しているという状況なので、やや異なるというべきかもしれないが、1 巻 102 ページのそれは明らかに合致していると思ってよいのではないかと。

 また、「夕陽よ昇れ!」1, 2 もあったので確認したけれど、残念ながらなかった。

 ということで、暫定初出は「陽あたり良好!」 1 巻ということかな、と。

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ガス警報器

 このごろになってはじめて知ったのだけれどガス警報器というのは戸建て住宅に関しては設置義務はないのだそうで。覚えのあるころからずっとガス屋さんが設置しては 4 、5 年置きに交換していて、たしか昔は有料だったようにも思うし、設置するのは法律で定められた義務なのだとばかり思っていた。

 ところがこのほど点検を受けたさいにガス屋さんと話していたら「最近は新築のお宅だとつけないという家が多いんですよね」とかいう話に。

「え、つけなくてもいいんですか?」

「集合住宅では法律で義務付けられてますけど、戸建ての住宅の場合は含まれないんですよ」

 と。

 実際今はガスメーター側が高機能になっていることや、もろもろの装備品がよくなっていることや、少なくとも毎月外側での点検はしているので(メーター検針時)まず心配はないのだと。まあ、これは LP ガスでの話ではあるけれど。また、よく知られているようにガス漏れに気づきやすいようにあえて匂いをつけてあることもあって、警報器が作動するような状況であれば通常はまず人が気づくと。

 もちろん就寝時とか留守の間とかは別だけれど、留守のときに鳴っていても近所の人がそれでなにかしてくれるかどうかは必ずしもなんともいえない。

 今ではガス屋さんの負担で取り付けているために苑分の料金を直接支払うということはないのもあって、邪魔にならないならつけておくほうが安心。安心代というような位置づけのようでもある。もっとも、あるいはガス料金にそれらがうすーく組み込まれているという可能性は否定できないけれど。(というか、そうでもないとどこでその分を回収するのかということだな)

 そんなことで新築とかだと見た目を重視するために設置を断る人が多いのだとか(どちらかというと家主よりも住宅メーカー側からそういう話がでるらしい)。集合住宅ではそういうわけにもいかないけれど、まあアパートとかでそこを気にしてもはじまらないともいえる。

 ちなみに都市ガスでは集合住宅も義務ではないようだ。LP ガスでは LP ガス法、都市ガスではガス事業法によって定められているらしい。

 さて、それを分かった上で設置するのかしないのか。個人の判断とはいえ、なにか普遍的な考え方を試されそうなそんな気もしたりしなかったり。

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例年よりも早く炬燵を作る

 前の土曜日はなんだか妙に暖かくなり、かと思えば翌日曜日は急に初冬かと思うような冷え込み。冷たい雨が降ったり。ということもあり、さらには週間予報など見ていても全般にはやや低い傾向が見られるのもあって例年よりは少し早いけれど炬燵を作ることにした。戌の日でもあったし。

 もっとも、テストで電源を入れてみて問題がないことを確認した以外はコンセントからは抜いたままなのだけれど、炬燵布団があることで足が温かいのでちょっと寒いくらいならば問題ない。

 で、なにをこの時代に戌の日などにこだわるのかという話があるかもしれないなと思った。いや、自分でもこだわっているということではなくて、まあそれは注意喚起のきっかけにしようかくらいのものなのだった。そもそもそういう根拠のないことにこだわってもと思いつつもよく考えてみれば意外とそうした古い風習・習慣を守っていることというのも案外あるのではないかと。

 たとえば、出産前に戌帯なんてものを巻くなんてことがまだあるかもしれない(詳細は知らないけれど)。まあ、さすがにあまりいないかもしれないけれど。とはいえ形を変えてなにかそういうものがあるってことはあるのではないか。また、お七夜とか宮参りとかだって行事という側面もあるけれど、考えてみるとそれをしたからどうということは特にないはずで、それをかたくなに守っているというのも不思議な事実なのではなかろうかと。

 車に交通安全のお守りをつけてみたり、もちろん人だってお守り持っていたり、そういうことはするくせになぜ戌の日を意識しないのかといっても決して間違いってことでもないだろうと。

 当然いよいよ寒くなったのでというときにいつでも暖房を用意すればよいのだけれど、そこで戌の日だったかどうかを意識するということで安全に使うという意識が芽生えるとすればそれだけでも意味があるのではないかと。まあ、前にも同じことを書いたようには。まあ、よいか。何度でも。

 それにしても今年はちょっと早すぎる。例年では 11 月半ばくらいになって作るのが多いのだけれど、さすがに気温変化が激しすぎる。次の週末も冷え込みそうなのでよしということだろうかと。ストーブはまだまだ先にするぞと。

 気がつくとどんどん冬になろうとしているのだなあ。

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「デビルクエスト」

 魔女などというものが信じられ、魔女狩りが行われていた時代の物語。十字軍の傭兵として働いていたベイメンとフェルソン。名うての傭兵ではあるものの、正義の名のもとに女子供であろうと虐殺するやりかたに納得できずに軍をやめて放浪。しかし、脱走したという罪で負われる身でもあったと。

 ところがとあるところで魔女の護送を依頼されることになる。その女は本当に魔女などというものなのか、はたまた無垢の女が犠牲になろうとしているだけなのか。疑問に思いつつも結局その依頼を引き受けることになるふたり。神父や騎士、待者の若者などが加わって向かうことになる場所への道のりは簡単ではない。

 途中狼に襲われたり、古いつり橋に命からがらとなったり、あれやこれやの苦難を乗り越えて到達した修道院。しかし、実はそこへ行くことをもくろんでいたのはなにを隠そう魔女ではなく女にとりついていた悪魔であった。という話。

 えーっと、なんの話でしたっけ? という展開になってくる。で、重大な呪文が書かれている書物があって、その呪文を唱えることで悪魔退治やら魔女退治やらできるということなのであるが、その呪文の長いこと長いこと。何ページにもわたるもので、その間に攻撃を受けてしまってさっぱり効力をあらわすにいたらない。

 まあ、最終的には悪魔退治に成功するのだけれど、魔女はどこにいったのだ。魔女はいませんでした、という展開でもないようで。冒険譚としてはそれなりではあるのだけれど、物語のテーマというか設定てきにはどうもいまひとつな感がぬぐえないのだった。冒頭に魔女とされて虐殺されてしまう女性たちが描かれ、復讐するような場面があるだけにしっくりしないところが残ってしまう。それすらも悪魔の仕業だったのだというのかもしれないけれど。

 原題は「SEASON OF THE WITCH」。

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ブラギ・シャット・Jr
角川書店 2012-11-16

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Ubuntu 15.10 にする

 Ubuntu 15.10 がでたという話だったのでアップグレードすることに。ソフトウェアの更新で促されるままに進めていく。700MB あまりのダウンロードというのだけれど案外早くて(ADSL)40 分弱というところだった。その後のインストール作業などに一時間あまりを要して都合二時間弱くらいで完了した。

 再起動するとあるいはと心配したような画面解像度が小さくなってしまうことも今回はなく(とはいえログイン画面は小さいのだけれど)ちゃんとそれまでの設定が維持された。ほかにこれという問題はなさそうで(といってあれこれ調べているわけではないけれど)よしよしと思った。

 が、日本語入力しようとしてなにやらうまくいかない。漢字キーでも切り替えができたと思うのになにやら奇妙な記号が連続で表示されてしまったりする。さて困ったということで調べるとすでに回答が Ubuntu ヘルプに用意されていた。

[ UbuntuTips/JapaneseEnvironment/Fcitx - Ubuntu Japanese Wiki ]


 説明にしたがって Mozc を設定してやると入力ができるようになった。よかった。ひとまずはデフォルトそのままということで。本当 Windows がダメになっても Ubuntu あたりでも問題ないかなという時代にはなっているなあと何度目かの思いにひたるのだった。

#ちなみに Virtual Box 上での運用。

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そうこうしているうちに・・・

 そろそろ霜の降りる頃ということらしい。とはいえこのところ気温はやや高めで季節の行き来が激しいのでまだ霜が降りるという感じではない。晴天が続いているというあたりは珍しいくらいに秋空が続いていて、そういう意味ではなにごとをするにしてもありがたい天候が続いているということではありそう。

 一方で総じて暖かめではあるのだけれど、時折季節が前倒しに飛んでいくので急に冷え込むというのがあって(というのは前にも書いたけれど)、そのためどうも里の紅葉が案外早い。山の紅葉が見ごろといっていると思ったら里も見ごろになりつつある。なんともちぐはぐな感じがするこの秋の景色。

 雨が少ないのも全国的な傾向だそうで、それはそれでこの冬に恐怖する前兆なのかもしれずうれしくない。晴天が続くので洗濯物にもありがたいし、布団干しにもありがたいし、野菜類を干しておくにもよいのだけれど。今のうちにあれこれ乾物にしておくのがこの冬の吉を招いてくれるかどうか。

 そうこうしているうちに(気がつけば)霜降だった。というネタがおりてきたので記録しておしまい。

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効果の期間は同じか否か

ムシューダの昨年ものと今年もの


 衣類の防虫剤。昔はナフタリンという感じばかりだったので、あの独特の匂いであったり、形状であったりの記憶が強いのだが、近年はいろいろな種類がでてきていてなかなかに便利。個人的にはエステーのムシューダが気に入っている。

 効果の比較などはできないけれど少なくとも 10 年以上使っていて特に虫食いなどがでないことを思えば一定程度の効果はたしかに果たせているのだろうなと。なによりもその素材が後始末のてんで気に入っている。単純に紙というわけではないのだろうけれど、それに類似するような素材のようで底面あたりには薬剤らしきが塗布されているようなのでビニール系の気配はあるものの固いものではないのもあってそのまま可燃ゴミとして処理しやすい。

 類似の引き出し用ではプラスチックの入れ物を使っているものもあったりだが、これだとプラスチック包装に考えてもよいのかはたまた製品そのものととらえるべきか少し迷う。いずれにしても固いものなのでかさばってしまうというのもある。

 そんなこんなでムシューダを愛用しているのだけれど、そういえばこのところパッケージが小さくなったなとは思っていた。内容量が減ったのだろうか? とも思ったがそうでもないらしい。今回交換のために購入して開けてみたらなるほどと納得。そのものの大きさが小さくなっている。

 いずれも一年防虫とうたっていることには変わりないようなので効果は同じとして、小さくてもよくなったということなのだろうか? それとも使ってみたらやはり期間が短くなっていたりするだろうか。値段据え置きというところなのでつまりは実質値上げの結果ということかとも。

 結果がわかるのは来年だ。

B00T77T63Oムシューダ 1年間有効 引き出し・衣装ケース用 24個入
エステー 2015-02-12

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メモ:エクセルの配列数式(関数)

 家計簿は自分で用意した Excel シートを使っているのだけれど、それを作ったのはもう 10 年以上前のこと。基本的にはシンプルにはしているのだけれど、月ごとの集計については該当する月のシートからひろってきて合計するように計算式をいれていたというのは覚えている。で、このほど追加をしようと思ったのだけれどハマッたのだった。

 単純にコピーして参照している品目コードだけ修正すれば充分と思っていたのだけれどなにやらうまくいかない。というか集計してくれない。よくよく見ると従前のちゃんと機能しているほうは計算式の全体を「{}」で囲われていたりするのでなにかあるのだなとは思ったけれど、単純に括弧記号を入力してももちろんうまくいくはずもない。

 どうやっていたのだろうかといろいろメニューとか見ていたけれどよくわからない。困ったときのヘルプだと思ったのだけれどヘルプも使えない。というのも Excel97 をいまだに使っているためにヘルプが古いタイプなので標準ではどうもうまく機能してくれない。たしか対応するためのなにかとか配布されていたようにも思うのだけれど、いまさらそれもいいかと放置していたのだった。

 そうこうしていたら Excel マスターな知人から「ctrl+shift+enter」でいけると教えてもらった。どうやら配列数式(関数)とかいうものらしい。それがどういうものなのかは調べていないのだけれど、確かにコピーして品目コードを修正してから「ctrl+shift+enter」したらきちんとデータが反映されたし、計算式を見ると前後が「{}」で囲われている。なるほど。

 きむらさんも「配列関数はコピペできなくて以前ハマッた」という話をきいたので、まあ、ハマるものなのだなと少し安心したり。

 それにしても当時はそういうことわかっていたということなのか、どうなのか。めったに使わないのでまた忘れるかもしれないのでメモしておこうかと。(それすらも忘れる可能性は否定できない)

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2015夏アニメ まとめ

■クラスルーム☆クライシス
 高校生サラリーマンという設定に最後までなじめなかった。雰囲気としたらかつての「太陽の牙ダグラム」的な政治的なものをテーマにおいた物語というところではあるものの、そこに学園生活青春ものみたいなオブラートにくるむみたいな。

 イリスに隠された秘密のあたりは途中から想像がつくようになってといって最後にそのあたりがきっちりと回収されたかというとそうでもなく、ちょっと全体の構想が不十分だったようには感じてしまった。後半はわりとテンポもよく楽しめたのではあるけれど、やはり設定に無理があったのではないかとも。たかだか高校生というのに、短期間でとてつもない発明や製造(最先端技術を駆使した巨大な宇宙船とか)してしまったりとか、いかなエリート学生とはいえ無理がありすぎて。

 ただ、キャラクターとしての服部花子がよかったので、彼女主役の外伝でも作ったら(コメディで)そのほうが面白そうではある。


■監獄学園(プリズンスクール)
 女学校にはじめて男子 5 人が入学し、圧倒的な女子の勢いと男に嫌悪感を異様にいだく多くの生徒やその極みのような裏生徒会によって罠にかけられて校庭なのか中庭なのかにある有刺鉄線に囲まれた監獄にいれられてしまう男子との攻防。という話。

 設定が突飛ではあるのだけれど、そういうものなのだという特殊な雰囲気がうまく生きていてそういうものとして見られるというのはなかなかすごいとも。ちょっと極端なセクシー表現があるので、そのあたりマスクされていたりするのだが、といってそれほどということでもないか。

 ある種 M 趣味的な展開が描かれるので、最後のまっとうな逆転劇が物足りないくらいに思ってしまうかもしれないけれど、最終的に攻守入れ替わるようになるのはなかなか面白い展開だ。とはいえそれを主導するのが表の生徒会なのかどうかわからないが、それにしては番長的な(裏生徒会よりも)やさぐれた女生徒たちというのが(会長的な女子をのぞいて)不思議ではあったけれど。

 多少グロイところがあるのであまりよかったというほどではないのだけれど、怖いものみたさみたいなもので見てしまったという感じか。


■アルスラーン戦記
 春からの続き。原作そのものはずっと長いはずなので(読んではいない)一定の区切りになりそうなところまでということなので、物語としては途中で終わらざるを得ないのは仕方ない。まだまだ先は長いというところだけれど、すべてアニメ化するのかどうはわからない。

 展開の面白さや作画のよさもあるので続きがあればまた見るであろうなとは。それにしてもファランギースのあの衣装はあれでよいのだろうか、とは。あまりにも非戦闘服であるなあと。


■赤髪の白雪姫
 いかにも寓話の白雪姫モチーフという感じでどうしようかと思ったのだけれど、意外とキャラクター設定と展開がよかったので見ていた。終盤近くまでお互いの感情にわりと無頓着なのは多少不自然な感じがしないでもないのだけれど、総じては悪くない展開。ただ、性格づけのためもあるのだろうけれどやや強情すぎる嫌いがあって、そのあたりが物語りでときおり動きを悪くしてしまうところが。まあ、それはそれで仕方ないところではある。


■境界の RINNE
 春からの続き。そもそもどこまでも続けられるタイプの作品なので、まあいいところでというか回数的に終わらせた的なところも。不条理系の展開なのであまり続けてもというところではあるのでほどほどだったかなとは。

 とはいえさすがに高橋留美子なので、安定した面白さではあるのだった。


■アイドルマスター シンデレラガールズ
 正直この手のはあまり好みではなかったのだけれど、たださんとかがどうもお気に入りみたいだし、それは見てみないといけないかというのがあって前回の後半からしっかり見るようになった。相変わらずアイドルステージとかその手の展開には少々ついていけない感はあるのだけれど、さまざまな少女が少しずつそれぞれに成長していくという様は悪くないなとは。

■だんちがい
 姉妹 4 人(姉ひとり、妹 3 人)という中に男子ひとり、親はでてこないというちょっと不思議な家族の日常を描いたショートアニメ。ちょっぴりお色気系だけれど、とくになにがあるというでもないゆるいアニメ。なのになぜか見てしまうのはなぜだったのか。


■ワカコ酒
 2 分しかない! 仕事帰りにたちよる飲み屋でつまみと一杯を楽しむ OL さんの物語。つまみも割りと定番なところとちょっと変わったところもたまにだけれど、どれもみなおいしそうに描かれていてついつい食べたくなる。さらにはつまみに合わせた酒も選ばれていてその組み合わせのこだわりとかもなんともにくいところがあって、ついつい見てしまう。1 クールで終わってしまうのはなんとも惜しい!


■それが声優!
 「SHIROBAKO」がアニメ製作現場(おもに製作会社・アニメーター)よりの内容だったけれど、こちらは声優さんのお仕事事情。コメディ要素もやや強いので悲惨な状況を笑い飛ばすてきなところではある。まあ、そうはいっても声優さんのお仕事全般を小さいながらも成功物語として描いているので、とんとん拍子にことが進んでいく。ユニットができて CD デビューしてライブコンサートしてと。
 最終的に双葉はやっぱり冴えないけれどもう一年だけ猶予をもらうという、ご都合に走り過ぎない現実的な解というのもよかったのかも。SHIROBAKO ほどではなかったかもしれないけれど悪くはなかった。

■おくさまが生徒会長!
 こちらもショートアニメ。高校生なのだがいきなり許婚だといって男子の一人暮らしのアパート(マンション?)にあがりこんでくる女性は同じ高校の生徒会長。学校では会長と副会長という関係だが、家に帰るとすっかり様子が変わって許婚に甘えるという。さらには周りには秘密なのでばれないようにとドタバタするさまがなかなか楽しかった。

 間にはさまる「奥様劇場」はあってもなくてもという感じではあったけれど、まあこれも男の願望系アニメといえたのか。最終的にはあまりケリがついたという感じでなく終わってしまったけれど、まあどうにかなるという物語でもないから仕方ないか。


■六花の勇者
 遠い過去にモンスターを封じ込めることに成功したが、ときどきまたでては人々を襲うので、ときどきに退治するための勇者が選ばれて退治に向かうというような話。で、それが必ず 6 人で紋章が体のどこかに現れるのだが、いざ集まってみたらなぜか 7 人いる。偽者は誰でなんの目的があったのだ。ということだけで展開した物語。はじめの 3 話くらいまでは現場に向かうところで、残りは偽者探しに終始する。
 ちょっとその偽者探しの部分が長すぎた感があり、最終的にわかるのだが理由にしろ、その人物にしろ今ひとつ納得感がないのだった。というのもあまりにも延々と同じことで主人公が偽者だという展開で描きすぎで、いい加減に疲れてしまったころに終わりというのもある。まあ、原作そのものが(あるのか?)まだまだ続いているからということなのかどうなのか。キャラクターはなかなか面白いところがあったのでちょっと残念。

■Cahrlotte
 はじめはあまり期待もせずに見始めた。とみたさんが「いい」と言っていたのかもしれない。世界設定とかキャラクター設定とか、不完全すぎる能力とかも面白さのうちだったが、はじめのうちはどうもさほどでもない展開が多くてあまり期待できそうになかった。中盤になってから急に展開が変化してきて、というか本質が表にでてきてというのが正しいか、それによってこれはひょっとするとと思うようになってきた。

 後半の個別の話ひとつひとつはなかなかによい出来ではあったのだけれど、ただ全体としてまとまったときのまとまりという意味ではちょっとまとまりに欠けるところもあったりだった。最終話となった 13 話などもそれだけ見ると悪くはないのだけれど、それまでの展開からいうといろいろな伏線の回収がされておらず、そういう意味ではあれはいったいなんだったのかと落胆するしかない。いっそ 12 話で終わったほうがまだよかったのではないかとも思ってしまう。

 途中の期待が大きすぎた(あるいは過大な期待を抱いてしまっただけ)のがいけなかったのかもしれないが、なんとももったいない感じ。全体の構想がもう少ししっかりと練られていたらよかったのになあと。


■モンスター娘のいる日常
 なんとなく見てしまった。宇宙からやってきた様々なモンスターたちとの交流規定が法律で定められた世界。まあ、各種モンスター娘たちがひとりの男性のところにホームステイしているという世界のドタバタ。ときおりくどすぎる演出とかがあってそのあたりは好きではないのだが、ドタバタとしてはそれなりに楽しめたか。といって続きがあったら見るかというとそうでもない。ひたすら新しいモンスター娘を登場させ、そのすべてがホームステイ先の男性に恋してしまってというハーレム展開もありきたりすぎて。


■がっこうぐらし!
 初回のインパクトだけで乗り切ったともいえるけれど、そのギャップを生かしつつ一区切りまでこぎつけたという感じ。ただの学園ものかと思わせておいてその実というあたりが実によかった。キャラクターもきちんと設定がわけられていてそれが意味をちゃんと持っている。必要充分なポジションで展開されていく物語は笑えて泣けてという王道を行く感じ。

 ひとたびネタバレしてしまった二回目以降はつまらないかと思いきや、意外とそうでもない展開を描いていてよかったのだが、難点としては最後まで状況の理由については謎であったり(まあそれはそれでよいが)、先生がいつの段階で落ちてしまったのかがよくわからないまま進んでいたというあたり。時系列が行ったりきたりしていてというのも。

 絵柄といいそもそもの設定からいったらあまりハードな物語にしてしまうとダメだろうとは思うので、詳細な事態の原因とか周辺設定とかはむしろないほうがよいのかもしれないので、なかなか難しいところではあったかなと。とはいえ、意外性というところで非常に楽しかった作品ではあったなと。

 しかし、なぜミーくんだけがガーターベルトしていたのだろう。


■下ネタという概念が存在しない退屈な世界
 さながら図書館戦争みたいに不思議な法律が支配する世界になってしまった未来のお話。性に関する表現が禁止されて言動であったりさまざまなメディア表現であったりも規制・処分されてしまうと。で、若者はそういうものに対する知識も免疫もまったくない純真無垢な育ち方をしている社会。そこにそんなくだらない世界はおかしいと下ネタテロをしかける雪原の青と名乗るテロリストが巻き起こすコメディと。

 次第に過激になりつつあって、これは BPO で騒がれるのではないかという話もあったけれど、案外なにもなく終わってしまったようにも。まあ、確かにやや過激な表現もあったりだったけれど、「監獄学園」と似たり寄ったりなところとやや過激すぎたところと。

 とはいえそのテロが成功したのかというとそうでもないのか。展開も少しもてあましていたかという感じで、コネタで回数を回してみてとりあえず終わったという印象もないではない。設定は面白かったのだけれど全体の構成には少々物足りなさがあったかもしれない。


■空戦魔道士候補生の教官
 舞台設定とかもろもろがなんだかいまひとつな感じで、さらにはおちこぼれな生徒が実は優秀で育て方が間違っているからといった風にして成長を見守る物語ではあるのだけれど、戦闘部隊が 3 人からしかなっていないとかいうのもあまりに奇異であるし、どこからそういう武器が現出するのだろうというものも結局は既存の兵器の域をでないような作りであったり。その形をする意味ははたして? というような。
 全般にどうもいまひとつ乗り切れない展開で、毎回毎回ある「言わなかったか?」の台詞が本当にうっとうしい感じになってしまうくらいに面白みがなかったのだった。ツンデレしたいだけならもう少し違う設定にしたほうがよかったのではないかとは。


■食戟のソーマ
 春からの続き。毎回なかなか楽しく見た。料理の描きかたがとてもおいしそうに描けていてそれだけでも十分。ソーマの物怖じしない感じもよかった。秋の選抜の予選が終わったところで終了というのはちょっと残念な感じも。いずれ続きがあるのだろうな。妙に薀蓄をかたりたがる料理アニメというわけでもなく(批評家が語るのはあるが)それでいて必要充分には語るというか。まあ、「美味しんぼ」みたいな感じがないのがよいというところか。はじめのころほどフードポルノ風味がなくなったのは、ある種自制だったのか。


■GATE
 自衛隊が製作に協力したとかで話題だったみたいだ。異世界とつながった日本で、その調査に自衛隊が派遣されて異世界の住民と友好関係を結び、というような話。いってみれば中世ヨーロッパ世界に行ってしまった自衛隊の話みたいな。「戦国自衛隊」ならぬ「中世自衛隊」とでもいうか。描かれた異世界はどちらかというとファンタジー風味満載なので、秋葉系の萌え世界を具現化してみましたという感じ。

 ただ、なんとなく自衛隊のプロパガンダ風味も強くあったりするので、面白み半分くらいで見ていたのだった。物語そのものは中途半端に終わってしまい、実際冬に続きがあるらしい。まあ、設定にしろ展開にしろ嫌いではないので続きを楽しみにはしている。

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レジストリ更新メッセージがちゃんと日本語に

レジストリの更新メッセージ


 Windows Update では更新のインストールが終わって再起動するとレジストリの更新が行われてからあらためて再起動(したり、しなかったり)というパターンがあって、真っ黒な昔懐かしいとでもいうような DOS 画面でレジストリの更新が行われているのがこれまでだった。

 したがってメッセージは文字化けしていて読めないことが多かった。ところが今回の更新では画面が変わっていて、通常の Windows の起動時のようなグラフィックな画面の下に一行だけ更新状況が表示されていて、これまで文字化けしていた日本語メッセージが読めるようになっていた。

 ああ、なんだかいろいろようやく変化したのだなあと思ったしだい。

 と、思ったのだけれどそれでいいのかしら。次回はまた元に戻っていたりして。

 ちなみに Windows 10 へのアップグレードはメーカーとして動作確認機種に含まれなかったのもあり、どうしようかというところ。ごく近いところではあってそのあたりの確認情報を見ると基本は問題ないと思うのだけれど、メーカー純正アプリの動作はやや不安かもしれない。さほど使っているわけではないけれど。

 なによりも、万一問題が発生したときの予備がないので、現状でアップグレードするのはやや冒険すぎるかというところが。ということで Win10 プリインストールマシンでも購入できたらそのときにはというところかもしれない(期間が間に合えば)。このままという可能性も高いか。

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謎の乾燥卵;「チャリング・クロス街84番地」

 存在を知ったのは本の雑誌だったのだろうか。今となってはよく覚えていないのだけれど、なにやら本好きにはよさそうなというふれこみだったように思って読んでみたのだった。イギリスにある古書店とアメリカ在住のヘレーンとの古書の注文をやりとりする往復書簡という体で、そこにさまざまな本のうんちくのようなことであるとか、はたまた生活のことであるとか、どうやら物資困窮の時代背景であったようでそんな物資にかかわる話や、「お肉も送りました」的な内容もでてくる。

 正直これがただのフィクションなのか、はたまた実際に行われた書簡のやりとりをまとめたものなのかよくわからないのだけれど、どうやら実際に編著者であるヘレーンがやりとりしたものをまとめたということではあるらしい。後の話としての続編も出版されているらしいし、それは実際にかの地に赴いて店を訪ねたというような内容の写真のついたものらしい(未読・未見なのであくまでも、らしい)。

 で、内容はたしかに心温まる往復書簡でその時代を思わせるものがあって、ある意味貴重な歴史的な史料ともいえるかもしれない。

 というか個人的にはそこにでてくる「乾燥卵」というものが長年謎だったのだ。読んだのはまだインターネットがこれほど普及する前で、パソコン通信はあったかもしれないが、自分でははじめていなかった頃かもしれない。後に調べてみたもののわからないままだった。

 それがこのほどあっさりわかり、やはり調べ物のプロというかコツを持っている人というのはさすがだなと感服した次第。

 つまりはまさしく乾燥させた粉末卵のことらしいのだった。この時代(1950 年前後)においてはまだ卵を安全に輸送するような手段がなかったのか。いや、今だってさすがに卵を海外から輸入するようなことはしないか。いずれにしても長期保存可能な卵というものが必要とされていたということなのだろう。

 ただ、作中でもでてくるのだが、どうやらあまりおいしくはないらしい。

乾燥卵は糊みたいなアジがするのだそうで、それが問題なのです。(P.59)

 とはいえちょっと試してみたい気持ちもなくはないな。怖いものみたさみたいなもので。

 長年の謎が氷解したのだった。

[ dried eggs - Google 検索 ]


4122011639チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本 (中公文庫)
ヘレーン・ハンフ
中央公論社 1984-10-10

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 映画化されていたのか。

B002MTS446チャーリング・クロス街84番地 [DVD]
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 2009-11-04

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4639022956続・チャリング・クロス街84番地―憧れのロンドンをめぐる旅―
ヘレーン・ハンフ 恒松郁生
雄山閣 2013-12-24

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紅葉事情は・・・

秋の黄色い葉(楓?)


秋の赤い葉(桜)


 ジェットコースターなこの秋ですが、朝晩は 11 月かという冷え込みのあとには 9 月かというところによっては夏日というような暖かさがやってきたり。やわな人では体がまいってしまうのではないかと思うよう。

 そんな季節のなかでも木々は確かに季節を過ごしているようで、黄や赤にすこしずつ色づきはじめている。とはいえ、里でこの早さはちょっと早いようにも。山でようやく見ごろというのに。

 もっとも木によってずいぶんと違いがあるようで、隣あうものでも違いがでていたり。山の紅葉にしてもきれいにでているのかと少し不安に思ってしまう。

 20 度を超えてこの時期としてはやや暑すぎるような陽気に誘われて撮影に出てみたりしたところ。暖かいのは楽なのでうれしいにはうれしいのだがなあ。部屋に風をいれておかなくては。

 空が青い!(が、朝のうちはすっかり雲におおわれていたのだった)

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背行類?

暖かさにはいでてきたなにかの幼虫


 おそらく今年最後となるであろう芝の刈り込みをしていたときに、ふと見たら芝の下からもぞもぞとはいでてきたものがあった。あまりの暖かさにでてきたのか、あるいは別の事情なのかはわからないが、こんな時期に外にでてしまっても困るのではないか。3cm くらいの体長があって、1cm くらいは幅がありそうでそこそこ大きい。なにかの幼虫なのだとは思うけれどよくわからない。

 もっと小さな(体長で1.5cm くらいで幅は3mm くらいという)ものはよく見かけたのだけれど、ここまで大きなものはここでは見たことがないのだった。甲虫系だろうか?

 ちょうどこれから刈り込むあたりにいるので困ったが、周辺をやっているうちにどんどんと進んでいく。しかし、君背中で移動していないか? 上にだしているのは腹側ではないのか?

 かなり移動していたが、刈り込みを終えてしばらくしてから「そういえば」と思い出して見に行ったら、もういなかった。一度ふたたびもぐりこもうとするかのような動きがあったので、あるいはどこか気に入った場所に入ったのかもしれないが。

 小さな羽虫も多数飛び交っていて自転車泣かせの秋の午後である。ちょっと暖かすぎるが、まあ外にでるにはありがたい。

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繊維が味方

 かれこれ 10 年くらいにはなるかと思うのだけれど、食器洗いなどに使うスポンジにはセルロース素材のものを使っている。よく使われているのはナイロンスポンジかと思うのだけれどふと見つけたセルローススポンジを使ってみたら使い勝手は案外よかった。泡立ちが悪いとかいうこともなく、弱くてすぐダメになるというようなこともなく、なによりナイロンとは違い自然に還ってくれる素材であるので処理されたあともなんだか安心な感じが。

 エコとかいうつもりはさらさらなく、といってそれを無視するというわけでもなく、まあどうせ使うならばと。ナイロンの場合、ものによっては傷になる心配というのがあったと思うのだけれど、セルロースだとそもそも柔らかい繊維による面状なのでそういう心配もない。

 給水もよいので含みがよくて洗いやすいというのもあるかもしれない。それでいてキュッとしぼっておけば乾きもよい。実のところ二日ほど留守にしたようなときに使おうとするとすっかりカラカラカサカサになっていて固くなっているということがある。

 素材が次第にポロポロと崩れるようになってきたら寿命なので交換時。だいたい数ヶ月から半年くらいは使えているか。ただ、このところ種類が少なくなってきて値段もややあがってきて(これはまあおしなべてなので仕方ない)時にまとめ買いで安いナイロンスポンジに目がいってしまったりはするのだが。

 ついでにいうと昔ながらの亀の子だわしも便利だ。まな板とかフライパンとか、野菜とか。たわしにしてもナイロンたわしというのもあるけれど、やはり椰子のみ素材の旧来のもののほうが使いやすいようには。ささやかな脱石油というところか。とはいっても灯油ストーブは必需ではあるのだけれど。だからこそというささやかさかもしれない。

B009A3IBTKオーエ セルロース キッチンスポンジ 2個入り
オーエ

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ランク付けされる社会(それは今にはじまったわけでもない)

 ふと「コミュニケーション不全症候群」を再読していたりするのだけれど、20 年あまり前の本にも関わらず、今を映している部分が散見されて時代が変化していないとみるか、それとも時代の先を見通していたとみるか。いや、正確には見通していたわけではないのだけれど。

 ちょうど一年ほど前にウェブ限定ということで公開されていてさっぱり話題にもならずにいたとある CM が、今年になってなにかの賞でもとったのか英語字幕がついたことで海外で話題になり、いわば逆輸入的に問題視されたという話題があがっていて、そんなこととも多少リンクするような内容がでてきたりして、さらに時代に基本的な変化がないことを思ったりも。

 ちょっと長いけれど引用。

 少女たちはたぶんおタクの少年たちよりももっとせっぱつまった状況に置かれている。少年たちはおタクになることで、自分を自分の受入れられない基準によって切り、拒否し、あるいは落ちこぼれにしてしまう現実の規範に背を向けた。男の子には一見そんなものは、つまり「選ばれる側」としての基準などは女の子ほどに厳しいものではないかのように見えるが、ほんとうはそんなことはない。むしろ男の子にはどこにも逃げ場がない。学校、成績、人望、外見、背の高さ、性格の明るさ、ナウさ、なにか特技があるかどうか--なにもかもが少年を厳しく判定し、選別し、「お前はAランク」「お前はBランク」「C」「Cの下」などと選り分けて行く。社会がそうするだけではない。学校もそうする。家庭もそうする。そして女の子たちもまた情容赦なくそうする。現代社会はそういう選別とランク付けで構成されている。民主主義、平等、などということばは理念として掲げられ、そんなものはないではないかと抗議することも許されないままで、実際の無情な選別にさらされたまま、少年たちはその選別を受入れるか、それとも選別される対象であることそのものを拒否するかの瀬戸際にたたされる。

 おタク少年たちは、もうおわかりのように、この選別社会のシステムを拒否し、自分の内宇宙にたてこもったゲリラたちである。(P.114-115)

 前段となる「おタクについて」では、おタクという言葉の生まれてきた経緯であったり、歴史からもそれらを分析していたりしていてなかなかに興味深いというか、その奥深さに驚いたりする。さて、残りも楽しみに。


 絶版か。

4480031340コミュニケーション不全症候群 (ちくま文庫)
中島 梓
筑摩書房 1995-12

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噴火とは溶接である(かなり意訳)

 再開された NHK の「ブラタモリ」。首都圏近郊限定という呪縛がとけたことを受けて、全国あちこちへとでかけているシリーズでよいのだけれど、タモリをよいしょする案内人が多くてしだいに嫌になってきたりもしていたのだった。ここへきて次第にそうした雰囲気が少なくなりつつあって(人によるので時として差はあるものの)ようやく落ち着いて見られるような番組になってきたかという印象なのだった。

 それはともかく。

 今回は富士山という。珍しく三回にわけてというのも長い。軽井沢は一回だけだった(^^; まあ、それは仕方ないか。

 ともかく。

 で、富士山の成り立ちを探るといった体で番組は進んでいく。五合目から登山をはじめることになり、あれこれ見ているなかで示されたのが噴火のときのしぶき状のあと。ざらざらとした言ってみればまさに軽石かというような雰囲気の溶岩面なのかと思うのだけれど、それとツルツルとしたなめらかな溶岩あととがあるという話がでてきた。

 しぶき状のそれはまさに噴火口の際あたりでしぶきのようにぶぉっと噴出したものなので小さなつぶの集まりみたいな状況。そんな寄せ集めなのでざらざらした特徴も持っていると。で、これを「スパター」というのだと火山の専門家の方が話していて「なるほど、そういうことだったか」と昔のことなど思い出したのだった。

 それはかつての仕事だった溶接のことで、溶接でもこのスパター(当時はスパッタと教わった)がつきもので、溶接している品物にも多数くっつくし、作業している床面にも多数のスパターが散らばるのだった。これはちいさな粒になっていてころころとしている。工事現場などに小さな砂のようなものがざらざらと落ちているのを見たことがあるという人もなかにはあるかもしれないが、あれだ。

 溶接のあとではどうしてもこのスパターがくっついてしまうので最後にそれをきれいにする作業も必要になる。半自動溶接であれば溶接の器具(銃みたいなやつの筒)内部などにもつまるので、ときどきこれを掃除しつつ作業しないときれいに溶接できなかったりもする。

 なるほど、あれもスパター(spatter)、しぶき、飛び散ったもの、だったのだなと遠い昔とようやくリンクしたという体験だったのだった。よもや火山の話と溶接の話がつながろうとは。

 もっとも考えてみると溶接にしても高温で金属を溶かしてしまうわけで、溶岩のそれと同じようなものであるのだなと。ガス溶接にしてもドロドロに融けて固まりのようになって飛び散るさまを思い出すとなるほどあれはスパターなのだなと理解できる。

 で、あのスパターで作業服に穴は開くし、耳にはいってやけどはするし、とまあいろいろ大変だったなといろいろ思い出したりも。

 そうか、火山というのは、噴火というのは、溶接だったのだなと。さて、次回以降はどんな展開になるのだろう。

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うららかな秋

花の名前はまだ知らない、と蜂


 朝晩は 11 月みたいな寒さなのによく晴れた日中は夏かと思うような暖かさというか暑さだったり。蜂も元気だ。ちょっとかわった名前も知らない花にきていたので撮影を試みるも、カメラを近づけるとすぐに移動してしまう。ようやくなんとかあたりをつけて(明るいので液晶をしっかり確認できない)撮影してみたら案外よく撮れていた。

 そろそろ花の季節も終わりそうな季節になりつつあるなあ。紅葉はきれいになるのだろうか。撮影できるような機会はあるだろうか。秋の日だけでなく季節としての秋も釣瓶落としである。

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体育の日(ただし移動祝祭日)

 体育の日ではあるけれど、移動祝祭日とあってはやはりあまり意味がなくなってしまった。本来は 10 月 10 日だった(と書いておかなくてはいずれ忘れてしまうかもしれない)。1964 年の東京オリンピックの開会式が行われた日で、晴れの特異日だったから選ばれたはず。そういう意味があるにもかかわらず単純に連休を増やそうという目的だけでこのような変更を加えてしまうのでもうなにがなにやら。

 もっともたとえばメーデーなどにしても(別に祝日ではないけれど)組合団体の都合というか人集めの都合というかで集まりやすい周辺の土日などに開催するなどもあって、本来の意味がもはや忘れられているということもあったりするので、もはやこれは避けられないことなのかもしれない。

 やはりきちんとした意味を持ったものはそれをないがしろにしてはいけないような気はするのだが。暦上の連休がないと遠出ができない国民性というのは、まあ理解できないでもないのだけれど。なんだかちょっとむなしい。

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「サマータイムマシン・ブルース」

 とある大学の SF 研究会。といっても SF を研究するなどというのは名目にすぎず、まあぐだぐだとしているための集まりにすぎなかった。なにやら「青春」とか「熱血」的な写真を撮りたいということでか部室(暗室)を間借りしているらしき写真部? の女子の撮影につきあって、野球のユニフォームを着て野球ごっこをしている夏休み。撮影も終わってでは銭湯へというあたりから物語はおかしな様相をみせはじめる。

 銭湯から戻り、なにやらおかしな雰囲気で盛り上がったあげくに連鎖的な因果のすえにエアコンのリモコンにコーラがぶちまけられてしまい使えなくなってしまう。この暑さをどうするのだというところに見たことのない若者が現れる。25 年先の未来からタイムマシンでやってきたという。これを使って一日前に戻りリモコンを持ってくればいいじゃないか、とばかりに過去へと向かうのだが。

 というのが主だった設定。そのあたりから少しずつ冒頭からの展開で不思議に思えていたあたりに納得がいくようになっていく。細かなあれやこれやの伏線が少しずつ回収されつつあらたな展開を生むというあたりがなんとも楽しい。

 もちろん、ここで因果律だのタイムパラドックスなどについてガチに考えたり批判したりしてはいけない。コメディ SF なのだから。そういう矛盾にみちたところはさらっと流しておいて、物語の展開を素直に楽しめばよいのだ。

 しまいにはせっかくのリモコンが 99 年前の過去にまで置き去りにされてしまう事態となり、もはやこれまでかと思ったら、と回収され続ける様はなんとも爽快だ。そこへほのかな恋心も挿入されたりでそれもまた楽しい。

 2005 年の作品ということもあり、上野樹里がまだ上野樹里だったころともいえる作品で、初々しさといい(素人っぽいともいえるが)なんともいい感じ。いや、真木よう子のかわいさこそ見逃せないのかもしれないか。誰かと思ったくらいだ。

 たまにはこうしたばかばかしい映画というのも楽しくてよいなと。数年前に年末の映画(しかも昼間だったかと思う)で見たことがあって面白かった覚えがあったのであらためて見たのだけれど、満足。


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上田誠
ポニーキャニオン 2006-02-15

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「オッド・トーマス」

 なんだか評判がよいので見てみると確かにこれはよくできていて面白い。死者が見えてしまうという特殊な能力を持つトーマス。オッド(奇妙な)などという名前をつけられてしまったのも由来するのか、それでもそれがゆえに時に奇妙なことがあっても名前がゆえに許されてしまうような人生を歩んだ(のかもしれない)。

 死者が誰かの悪行を訴えにくることもあって、それによって彼にはその悪行がすべてお見通し。犯人逮捕に役立っている。

 ある日、虐殺を好むという人には見えない不思議な生き物が多数登場するのを目撃。そこから、その男がなにか大きな事件をたくらんでいるのではないかと恋人と一緒に調べたりする。その男に襲われて危険な目にあったりするなかで、その男が自宅で死んでいるのを見つけ、これは犯人の罠だと気づきこっそりと遺体を処理。なにやら裏で相当周到なことが起きているらしいのだが、なかなかわからない。

 そうしてようやく犯人たちの狙いが判明するが、そこには多数の人も集まっているし、恋人の働くアイスクリーム店もある。身を挺して犯人を倒すものの、まだ終わりではなかった。恋人の無事を確認してさらに追いかけると犯人たちは車に大量の爆薬をセットしていたことがわかる。なんとか車を運転して郊外で爆発させることに成功する。

 めでたし、めでたし。ということかと思ったら、切ないクライマックス。そこまで含めて設定の生かし方うまくて、脚本のよさが光る。ところどころにクスリと笑える要素を交えつつ、妙にドロドロでも、ゾクゾクでもないサスペンスというかミステリーというかに仕上がっていて楽しめもし切なくもあり。

 気づけばついつい見終えてしまう、そんな傑作。「ハムナプトラ」の人とはちょっと思えないような仕上がりではないかとも。これを見ると「シックス・センス」が陳腐に思えてしまう。いや、はなからそうではあったけれど。


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蛍光管は割れ物です

 長らく愛用しているホタルック蛍光管。夜消してもほんのりと明るさを保ってくれるまさしく蛍光管なのだ。(考えてみると通常の蛍光管をなぜ蛍の光の管などと呼ぶようになったのだろう? 蛍光塗料というと蓄光して暗闇でもしばらく光って見えるものをさすのであるし、といって通常の蛍光管は消したらすっと暗くなるだけだ)

 さて。

 で、これを就寝時の部屋などに使っておくと数時間くらいはほんのりしているので暗闇になれた夜目には充分に明るい。ということで、たとえばトイレに起きたりするなんてときには便利だし、おぼろげに周囲の様子がわかったりもする。難点といえば通常の蛍光管よりはやや高いということくらい。

 現在使っているのはそろそろ寿命が近づいている感があるのでそろそろ準備しておかなくてはと思っていたのだけれど、これまで購入していた最寄のホームセンターにはまったく見えなくなっていた。さては、LED 全盛時代を受けて消えつつある蛍光管ということでいち早く製造終了してしまったのだろうか? そうでないとしたら取り扱いを LED にシフトする一環なのだろうか、などと思っていたら製造は続いているようであるし、アマゾンにもあるとわかった。で、ご他聞にもれずアマゾン安い。

 ということで購入したのはよかったのだが、配送されてきた箱はなにやらおかしい。おかしいというのも変だが、ちょっと動かすとカタカタと音がする。そもそも箱に取り扱い注意といった類のシールなども一切ない。

 開けてみるとはたして緩衝材などというものはなく、クラフト紙がほぼそのままというような状態で多少クシャッとなっているくらいのペラがのっかているだけ。さらには、通常であればグルーで糊付けされて固定されているはずなのにそれもない。ゆえに箱のなかでガタガタと動いてしまう。

 幸いにして割れていたりということはなかったけれど、中身のわからない配送業者さん他にとってはうっかり粗雑な扱いなどされていたらと思うとぞっとする。

 そうこうしていて件のホームセンターでなにげなく見ていたらホタルックが復活していたのだった。もちろん値段はやや高めになるものの、次回はやはり最寄で買うかと思ったりしたのだった。

 ちなみにホタルックの 2 本セットを購入して異なる 2 台の照明に 1 本ずつ取り付けて使っている。なにもすべての蛍光管をホタルックにする必要はないので。ホタルックおすすめです。

B000WLMR3ANEC ホタルックα 30形+32形パック品 みずみずし鮮やかな光 FRESH色(昼光色) 定格寿命9,000時間 残光・3波長形蛍光ランプ FCL30.32EDF-SHG-A
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”夏”の終わりの寒露

 「露が冷たく感じられるころ」という寒露だそうで、その通りに少し冷え込んだ朝。もっとも、どちらかというと太平洋側少し離れたところを北上する台風 23 号による影響というのが真相というところではあって、北海道では強い台風によって引き起こされる強風や高波への警戒が続いているやに聞く。実際、強い風で被害もでているようで、避難勧告などもでている様子。

 それ以外の地域においては風がやや強い地域もあるにはあるが、おおむね穏やかな晴れ。とはいえ寒気の影響もあって東から北日本ではややひんやりとした空気に包まれてはいる。日差しほどには温かくない。いよいよ秋も終わりかというような秋本番。

 今年に限らず近年は気候のジェットコースター化が激しくて、暖かいときと寒いときとのギャップが大きい。昨日扱ったと思ったら、きょうは異様に寒いなどということも増えているのでいったい今がどの季節なのかと疑いたくなるくらい。秋本番のはずがすっかり晩秋の装いなのかと勘違いしてしまいそうなのだった。

 とはいえ、ここへきてようやく夏が終わったというのは個人的な季節感で、というのも夏の間に飲んでいた麦茶がいよいよ終わったのだった。麦茶パックを使っていて 54 袋入りのものを使っていて、おおむね一日あたり 1 パック。あるいは 2 パックで 3 日くらいというようなところ。 7 月から飲んでいたのでせいぜいがところ 8 月一杯か 9 月半ばといえば終わるはずと思っていたのに今頃までなぜか持ってしまった。

 これをもってしてようやく夏が終わったというような感じではある。いささか遅すぎる夏。もっとも、冷たい麦茶をというわけではなく、いつもお湯で割っては飲んでいたので、遅くなったのはそういう事情も少なからず。

 電池式蚊取りの出番はほとんどないといった夏であったのに、麦茶の夏はこんな時期まで続いていたという意味でも不思議な夏であった今年。さて、冬はどんなであるのか。暖冬という予報がでてきてはいるのだけれど。いや、その前にちゃんと秋を楽しむべきではあるな。そしてコーヒーの季節へと。

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劇場版「あの花」を見た

 劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」が 48 時間限定無料配信というので見た。「あの花」と略されるらしいそれに記憶はあるけれど、見たことはなくてどうやらノイタミナ枠だったというのでそれならばこちらではそもそも放送がない。GYAO! あたりで無料配信があったかどうかは覚えていないのだけれど、あまり興味がなかったので見ていなかったかもしれない。

 それでいてなぜ今かというとさほど理由はなく、そういえばなにやら話題ではあったのだなという記憶とちょうど見るものもあまりないのでというようなところ。

 で、このアニメは全力で泣かせにかかってくる。ずるいくらいに。

 ただ、テレビアニメを見ていない者にとっては、正直劇場版だけでは話がよくわからない。ようは仲間にいれてもらえずにずっとひとりぼっちだった”めんま”という女の子に手を差し出して仲間となった 5 人。あわせて 6 人でいつも遊んでいて特別な存在になっていたと。いつのことかは不明だが”めんま”が死んでしまい、残された 5 人はそれぞれにトラウマを抱えることになる。それを乗り越えつつ友情を確かめ合う、といった話。

 劇場版ではめんまが亡くなるのがいつでどのような状況だったのかは本当によくわからない。どうやら川に落ちてなくなったらしいというのは描かれるがほかはいっさいわからない。残された 5 人のトラウマについてダイジェストに描かれるのでおよそはわかるが、細かいところまではよくわからない。

 なによりも時間軸が 3 つ平行して描かれるためにどの時間軸が現在なのかが最後のほうまでわかりにくい。いや、正確に言うとふたつの時間軸に対してということなのだが。ひとつは小学生のころなのでこれは区別がつきやすい。ところが高校生くらいの時間軸がふたつ描かれているためにテレビアニメを見ていないものにはどちらがより昔であるのかというのが最後のほうまでわかりにくいのだ。正直最後までわかりにくいともいえる。

 めんまが幽霊のような形で”ジンタン”の目にだけ見えるようになったのがいつなのかとか、それがどちらの時間軸なのかといったことも劇場版だけではよくわからない。そうしたよくわからないままに断片的に過去ふたつと現在とが交錯しながら描かれるので話が見えにくくなっている。まあ、テレビアニメのダイジェストとしての劇場版というデメリットなのかもしれない。

 なのでもはやそういうものなのだと割り切ってしまったころにクライマックスの花火がやってきて、ここで目一杯泣かせにかかってくるのがずるい。まあ、泣くよ。これは。という風に。

 そうしてようやく最後までいって「あの日」というのがいつのことなのかがわかるといった感じ。ただ、花については途中少しでてくるが、あまりメインにかかってこないのはちょっと残念だ。テレビアニメではどうだったのかわからないが、劇場版に収めるにはやはり時間が短すぎるのかもしれない。いっそ、もう少し時間を長くとって補足したほうがよかったのではないかとも。

 テレビ 12 話あまりでやったことを 4 回分くらいの時間で収めようというのだからそもそも無理があるというのはあるけれど、それでもなお全体の構成についてはもう少し初見の人でもわかるようなつくりにするべきだったのではなかろうかとも。まあ、それでテレビアニメを見てもらうきっかけにという意図があったのならそれはそれで戦略というものなのだろうけれど。

 というわけでいずれテレビアニメも見てみないとダメだなと。つまり、すっかり罠にはめられたのかもしれないか。まあ、泣かされたからなあ。

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アニプレックス 2014-03-05

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「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」

 クライブ・カッスラーのダーク・ピットシリーズの映画化となれば、まあ噂にはきく面白さなのだろうというくらいには想像がついて、実際に見ると確かに最後までワクワクと楽しく見られる見事な娯楽映画に仕上がっている。もちろん、ちょっと都合よすぎないかという展開はあっても、そもそも全体の雰囲気やらお膳立てそのものが「まあ、そう固いことは言わずに」という雰囲気に満ちているのだから、あまり細かいことに目くじらをたてるものではない。素直に物語を楽しめばよい。

 南北戦争時に大量の金貨を積んでいたと思われる装甲艦の行方が謎とされているようで、そのときの金貨を手がかりに探し続けているという設定。アフリカはナイジェリアで海底探査をして宝物を引き上げたあとでその金貨の出所をたずねてマリへと向かうことになるダーク。そのボートに同乗することになったのが、このところ増えている不思議な死者がなにかの感染症によるのではないかと見る WHO の医師エヴァとフランク。

 マリの入り口でわかれ、エヴァたちは病人が多数あったとされる村に向かう。ダークたちは金貨を発見したものを探して話を聞こうとするが、あらわれたのは武装した集団。ボートを大破することでなんとか逃げ延びて、彼らがエヴァたちを探していることから後を追うことに。井戸のなかを探索している間に軍によってほかのものは殺害されてしまい、そこへダークたちがやってきてエヴァを救出。

 トゥアレグ族の武装集団にであったり(本来そういう部族ではまったくないのだが)、まあいろいろしてこの砂漠のただなかに例の金貨を積んだ舟がやってきていたのではないかと推理するダークたち。いくらなんでもどうやってアメリカからナイジェリアまで。しかも、ニジェール川を遡ることはるか遠くまで。というあたりはまあどうでもよいではないかというところ。

 たどりついたのは不思議な鏡が多数あつまる工場のようなところ。そこは実は危険な廃棄物を処理するという名目で、実は地下深くにただただ廃棄しているだけのプラント。病人や死者の原因は井戸水が汚染されていたらしいとまではつかめていたエヴァは、ここが汚染源ではないかということで彼らが潜入。

 プラントを破壊して脱出し、そしてついに装甲艦を発見。しかし、悪徳将軍擁する軍隊に囲まれてしまい絶体絶命。さあ、どうする。というような映画。

 荒唐無稽ドンと来い。大冒険活劇ってやつはこのくらいで充分なのだ。

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 絶版なのかな。

4102170154死のサハラを脱出せよ〈上〉 (新潮文庫)
クライブ カッスラー Clive Cussler
新潮社 1992-11

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秋の雲

ブラインド状の雲


 なにやら魚を二枚おろしした半身のような雲だった。あるいは洗濯板というか(きっと知らない世代がいる)、ブラインドというか。本当はもう少し早ければ日が出る前でもう少し状態がよかったのだが、間に合わなかった。

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アキアカネ山を下りる

 春先から 05:00 起床が続いているのだけれど、そういうのもあって朝はラジオを聴くようになった。CM がはいらず時報代わりにニュースがはいってくれるという便利さもあって NHK なのである。

 きょうもきょうとて聴いていると生き物の話で昆虫写真家のあの人(あー、名前がでてこない。海野和男さんだ!)が登場してアキアカネのことなど話していたのだった。

 で、はじめて知ったのだが、アキアカネというのは夏の暑い時期には山のほうの涼しいところに避暑に行っていて、山は寒くなって里がちょうどよい気温になるころに里に下りてくるのだという。つまり、夏場は山でアキアカネを見ることができて、里の秋の時分には里でアキアカネを見ることになるのだと。

 そういうものとはつゆしらず。8 月の末ころに少し山間のほうでたくさんの赤とんぼを見かけた(それが本当にアキアカネかどうかを確認する術はしらないし、距離もあったので知っていても分からなかったかもしれない)。で、ついこの頃の夕方には 2 引き連なって飛ぶ姿を目撃したのだった。

 あー、山から下りてきたのだなあと今思う。

 生き物の生態というのも知らずにすごしていることのほうが多いから、あらためて知るとなかなかに面白い。といってじっくり観察するというでもなく、昆虫の細かな区別ができるほどの知識もないのだが。まあ、だからこそ面白いと思えるのかもしれない。

 先日は歩道でカマキリに遭遇すること 2 回という経験をしたりもした。なにかに呼ばれているのだろうか、などと思ってしまったくらいに重なった。新聞には近頃はミズカマキリもあまり見かけないのかもしれない、などという話もあったりして、そういえばそうかもしれない、と思ったり。昔、親戚の家の池には必ずいたものだったけれど、最近はどうだろうか。

 急激に寒くなってきてしまって虫たちもあわてて冬支度をすすめているかもしれない。そんな姿を見られるのもあとわずかなのかもしれないなあと。ときおり、ふと目をとめてみることも楽しいかもしれないなと。

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アートの意味

信濃毎日新聞20150930紙面


 新聞記事に山本容子さんが病院の壁に絵を描く活動をされているといったことがでていた。山本さんというと銅版画家として著名ではあるけれど、病室とかの単一で殺風景な壁などに絵を描いているという。

 確かにと思い起こせば一度でも病院というか入院できるところで病室にはいった経験(自らの入院であれ、お見舞いであれ)があれば、その単一なおおむね白一色という視界にちょっとしたがっかり感を持った人は少なくないのだろうなと。実際三年あまり前までは年に何度かは病室をたずねることがあったので、そのたびにシンプルではあるが、なんとも冷たい感じの殺風景さにちょっと落ち着かないものを感じていたのも確かだった。

 といって、あまりにうるさい絵ではだめであるし、あまりにシンプルすぎる幾何学的なものでもそれはそれでよくない場合もありそうだ。派手にギラギラした絵でもよくないであろうし、となにかと難しいことになりそうではある。

 そういうこともあっていろいろ工夫してテーマなど決めて描かれているらしい。それゆえにこうした絵をボランティアや学生にまかせる動きもあるけれど、やはりプロにまかせるほうがよいのではないかというのが山本さんの考えということで、それも頷ける。

 すべての人が同じようにそれを受け止めるとは限らないから、またたとえ嫌な絵でなくても一日変わらないのだから見たくないと思うときだってあるかもしれない。だから照明を落としてやや暗くしたらあまり目立たないような工夫をしたりというのもあるという。

 病室という場所にそういう絵は不要だという考え方もあるいはあるかもしれない。けれど、病人こそ心の平穏を保ち、豊かな心持になれる環境がより必要なのではないかと思えば、外にでるというようなことがかなわない中においては、適切な絵が目を休めてくれる、心を包んでくれる、そんなことが必要だとしてもなんら不思議もないのだろうなとは。

 病院はこういうものというあまりにも凝り固まった概念というのは、すこしずつ変化させてもよい時代なのかもしれないなと思った次第。

 などというか、つまりはずっと好きな画家さんだったから目に留まったというのが、正直なところではあるのだけれど。いずれにしても広まってくれるとよいなと願いつつ。


 たしかこの表紙イラストが山本容子さんだったかと思ったが、もはや絶版であるのか。

4102056068メイプル夫妻の物語 (新潮文庫)
岩元 厳 ジョン アップダイク John Updike
新潮社 1990-10

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 ちょっといいかもしれないのでメモ。

4022617543パリ散歩画帖 (朝日文庫)
山本容子
朝日新聞出版 2013-03-07

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アニメ「たまゆら」一気見

 しばらく前のことになってしまったので(おおよそひと月くらいか)、早いところ記録しないと忘れてしまう(いや、すでにして忘れつつある)ので遅ればせながら記録しておこう。たしかあれは GYAO! で夏頃からはじめた金曜のアニメ特集みたいなやつ。そこに「たまゆら 卒業写真」というのがあって、それは全部で季節四部作として順次劇場公開していたらしく、その夏の分だろうかがまもなく公開というときに春の分を無料配信というのだった。

 で、見るとなかなかよい。ちょっと引っ込み思案なポッテと、なにやらいわくつきの古いフィルムカメラでつむぎだす世界がなんともよかった。全体にやさしく温かい風がそよいでいるような。が、なにしろどうやらこれは高校三年生になった一年間を描くようなのだけれど、その前がテレビアニメシリーズ二作であったり OVA で描かれているらしく、そちらを見ないとどうにも話が見えてこないなというところが。

 ということで、同じくまとめて無料配信されていた OVA やらテレビアニメシリーズやらも見ることに。なるほど、ポッテはそういういきさつで竹原にやってきたのかとか、いかにも古風なカメラ Rollei のなんともマニアックなところとか、友人たちそれぞれのそれぞれなキャラクターであるとか、いろいろわかってきてますます作品に流れる温かさとやさしさがしみるようになってしまった。

 ただ、主人公の沢渡楓(ふう)のあだ名「ポッテ」がなかなか聞き取れずにいて、ようやくわかったのはかなり後のほうになってからだった。竹原に来る前の友人ちひろちゃんのいう「ふーにょん」も捨てがたいところがある。笑いネタを適度に含めつつそれでいてしっかりしっとりさせるあたりの脚本のうまさもなかなかによかった。いろんなことをこの歳になっても考えさせてくれる。いや、この歳だからかな。

 写真に対する姿勢のようなものもなんだか影響されてしまいそうだ。そんな写真が撮れたらよいのだがなあと。

 「卒業写真」のシリーズは順次卒業まで続くのだろうけれど、劇場でというのはなかなか厳しいところがあるので、また配信があるとうれしいのだが、さてどうなるか。

 こころを温かくしてくれる一連の作品は見ておきたい作品ではあるなと。

B00SKOKPHG「たまゆら~卒業写真~」 第1部 芽-きざし- Blu-ray
松竹 2015-05-08

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B00DE2PQB4たまゆら~hitotose~ 全巻セット(第1巻~第7巻) [Blu-ray]
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B00SST7H5Gたまゆら~もあぐれっしぶ~全巻セット [Blu-ray]
松竹 2015-02-20

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B00DDQAHZGたまゆら(OVA) 全巻セット(第1巻、第2巻) [Blu-ray]
松竹 2013-07-19

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「プレステージ」

 19 世紀末のロンドン。若きマジシャンであるアンジャーとボーデンのふたりは同じ師匠の助手として活動していた。同じく助手をつとめていたアンジャーの妻が水槽脱出マジックに失敗して死亡。手首をしばったボーデンの縛り方が悪かったためにほどくことができずに死んだものと思われた。以来、ふたりは別々に行動するようになりアンジャーは妻の復讐を果たしたいという思いにとりつかれるようになる。

 ボーデンはその後愛する女性と出会い娘をもうけ幸せに過ごしているようだった。拳銃の弾を受け止めるといった危険なマジックで客を魅了しようとする。が、危険なマジックはしてほしくない妻のこともあって次第に拳銃マジックは封印しようかと思い始める。そんなときに拳銃をうつ客になったのが変装していたアンジャーで、事故がおきる。ボーデンは左手指を失う。

 ボーデンが次に見せたのは瞬間移動マジック。部隊の一方の端から他方にむけてゴムボールをはずませてから扉にはいると、すぐさま他方の端にある扉から現れてゴムボールをつかむ。それを見たアンジャーはこのタネを考えてくれとタネを考案するタッカーにせまる。替え玉を使っているのさと答えるタッカーにアンジャーは納得しない。助手となっている女性も手の怪我のあとを見れば間違いなく同一人物だと答える。

 しかし、結局タッカーの言うとおりに替え玉となるそっくりな人物を見つけてきてマジックを行う。役者であるのはよかったが酒びたりで次第にマジックに不安が漂いはじめる。そうしてとうとうマジックのさなかに床下に落下したさい、用意していたはずのクッションがなくアンジャーは足を怪我してしまう。以降マジックからは忘れられたような存在になってしまう。

 ボーデンのマジックの秘密を解くべく彼の日誌を手にいれ、ボーデンを脅迫するようにして暗号のキーを手に入れて解読していく。それによればテスラという電気研究者のつくる装置が関係しているらしいとわかるが、実はそれは本質ではなかったと最後にはわかる。テスラが研究していたのは物質転送装置。ここからにわかに SF 臭が漂いはじめてしまう。

 結果、アンジャーはこの装置を手に入れ(物質を転送する装置!)100 回限定で最後のマジックショーを行う。舞台の彼に装置の電気がビリビリと放射されると姿が消え、次の瞬間、彼は観客席の後部に姿を現す。そして毎夜ひそかに巨大な荷物が運び出される。

 ボーデンはアンジャーの仕業などもあってその間に妻を自殺によって失っており、アンジャーに仕返しするつもりで舞台装置を確かめる観客としてあがり、実は自分は助手だといつわって舞台の下に行くと、はたしてアンジャーが舞台から下におちてきたところ。そこにはかつてアンジャーの妻が事故でなくなったのと同じ水槽がおかれており、彼はそこにすっぽりとおちてしまう。落ちるとともに自動的にフタがしまり鍵がかかる構造も同じ。彼は出ることができない。あわてて水槽を割ろうとするボーデンだが、間に合わずアンジャーは死亡。それによってボーデンは殺人罪で起訴され有罪判決を受けてしまう。

 実は冒頭がその場面で、そこから遡るようにして物語が描かれるのだが、ときおり現在に戻ってきてどうもその違いがわかりにくい。現在なのか過去なのか。そうしてとうとう死刑が失効される前に残されたひとり娘をとあるマジック好きの男がひきとるかわりにマジックのタネをすべて教えろというのだった。最後に娘とともに面会にやってきたその男はまぎれもないアンジャーその人だった。では、あの死んでいったアンジャーは誰だったのか。自分が見殺しにしてしまったと思っていたアンジャーはだれなのか。しかし、ボーデンはもはや逃れるすべを持たない。

 この先、ラストの本当の意味でのタネはわかる人にはわかるけれど、それを明かしてしまうのはまあ控えたほうがよいか。一方のそれは、まあそういうことだったのだろうとわかるし、けれどもそこまでしてやっていたのかというマジシャンの矜持というかには狂気じみたものまで感じてしまう。げに恐ろしきはマジシャンの性。

 時間軸の前後がわかりにくい描き方があるのでそのあたりが少々難なのだけれど、総じてドキドキしながらつい見てしまうという醍醐味にはあふれている。できれば最後を SF にしてしまうのは勘弁して欲しかったとは思うけれど。

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