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2015夏アニメ まとめ

■クラスルーム☆クライシス
 高校生サラリーマンという設定に最後までなじめなかった。雰囲気としたらかつての「太陽の牙ダグラム」的な政治的なものをテーマにおいた物語というところではあるものの、そこに学園生活青春ものみたいなオブラートにくるむみたいな。

 イリスに隠された秘密のあたりは途中から想像がつくようになってといって最後にそのあたりがきっちりと回収されたかというとそうでもなく、ちょっと全体の構想が不十分だったようには感じてしまった。後半はわりとテンポもよく楽しめたのではあるけれど、やはり設定に無理があったのではないかとも。たかだか高校生というのに、短期間でとてつもない発明や製造(最先端技術を駆使した巨大な宇宙船とか)してしまったりとか、いかなエリート学生とはいえ無理がありすぎて。

 ただ、キャラクターとしての服部花子がよかったので、彼女主役の外伝でも作ったら(コメディで)そのほうが面白そうではある。


■監獄学園(プリズンスクール)
 女学校にはじめて男子 5 人が入学し、圧倒的な女子の勢いと男に嫌悪感を異様にいだく多くの生徒やその極みのような裏生徒会によって罠にかけられて校庭なのか中庭なのかにある有刺鉄線に囲まれた監獄にいれられてしまう男子との攻防。という話。

 設定が突飛ではあるのだけれど、そういうものなのだという特殊な雰囲気がうまく生きていてそういうものとして見られるというのはなかなかすごいとも。ちょっと極端なセクシー表現があるので、そのあたりマスクされていたりするのだが、といってそれほどということでもないか。

 ある種 M 趣味的な展開が描かれるので、最後のまっとうな逆転劇が物足りないくらいに思ってしまうかもしれないけれど、最終的に攻守入れ替わるようになるのはなかなか面白い展開だ。とはいえそれを主導するのが表の生徒会なのかどうかわからないが、それにしては番長的な(裏生徒会よりも)やさぐれた女生徒たちというのが(会長的な女子をのぞいて)不思議ではあったけれど。

 多少グロイところがあるのであまりよかったというほどではないのだけれど、怖いものみたさみたいなもので見てしまったという感じか。


■アルスラーン戦記
 春からの続き。原作そのものはずっと長いはずなので(読んではいない)一定の区切りになりそうなところまでということなので、物語としては途中で終わらざるを得ないのは仕方ない。まだまだ先は長いというところだけれど、すべてアニメ化するのかどうはわからない。

 展開の面白さや作画のよさもあるので続きがあればまた見るであろうなとは。それにしてもファランギースのあの衣装はあれでよいのだろうか、とは。あまりにも非戦闘服であるなあと。


■赤髪の白雪姫
 いかにも寓話の白雪姫モチーフという感じでどうしようかと思ったのだけれど、意外とキャラクター設定と展開がよかったので見ていた。終盤近くまでお互いの感情にわりと無頓着なのは多少不自然な感じがしないでもないのだけれど、総じては悪くない展開。ただ、性格づけのためもあるのだろうけれどやや強情すぎる嫌いがあって、そのあたりが物語りでときおり動きを悪くしてしまうところが。まあ、それはそれで仕方ないところではある。


■境界の RINNE
 春からの続き。そもそもどこまでも続けられるタイプの作品なので、まあいいところでというか回数的に終わらせた的なところも。不条理系の展開なのであまり続けてもというところではあるのでほどほどだったかなとは。

 とはいえさすがに高橋留美子なので、安定した面白さではあるのだった。


■アイドルマスター シンデレラガールズ
 正直この手のはあまり好みではなかったのだけれど、たださんとかがどうもお気に入りみたいだし、それは見てみないといけないかというのがあって前回の後半からしっかり見るようになった。相変わらずアイドルステージとかその手の展開には少々ついていけない感はあるのだけれど、さまざまな少女が少しずつそれぞれに成長していくという様は悪くないなとは。

■だんちがい
 姉妹 4 人(姉ひとり、妹 3 人)という中に男子ひとり、親はでてこないというちょっと不思議な家族の日常を描いたショートアニメ。ちょっぴりお色気系だけれど、とくになにがあるというでもないゆるいアニメ。なのになぜか見てしまうのはなぜだったのか。


■ワカコ酒
 2 分しかない! 仕事帰りにたちよる飲み屋でつまみと一杯を楽しむ OL さんの物語。つまみも割りと定番なところとちょっと変わったところもたまにだけれど、どれもみなおいしそうに描かれていてついつい食べたくなる。さらにはつまみに合わせた酒も選ばれていてその組み合わせのこだわりとかもなんともにくいところがあって、ついつい見てしまう。1 クールで終わってしまうのはなんとも惜しい!


■それが声優!
 「SHIROBAKO」がアニメ製作現場(おもに製作会社・アニメーター)よりの内容だったけれど、こちらは声優さんのお仕事事情。コメディ要素もやや強いので悲惨な状況を笑い飛ばすてきなところではある。まあ、そうはいっても声優さんのお仕事全般を小さいながらも成功物語として描いているので、とんとん拍子にことが進んでいく。ユニットができて CD デビューしてライブコンサートしてと。
 最終的に双葉はやっぱり冴えないけれどもう一年だけ猶予をもらうという、ご都合に走り過ぎない現実的な解というのもよかったのかも。SHIROBAKO ほどではなかったかもしれないけれど悪くはなかった。

■おくさまが生徒会長!
 こちらもショートアニメ。高校生なのだがいきなり許婚だといって男子の一人暮らしのアパート(マンション?)にあがりこんでくる女性は同じ高校の生徒会長。学校では会長と副会長という関係だが、家に帰るとすっかり様子が変わって許婚に甘えるという。さらには周りには秘密なのでばれないようにとドタバタするさまがなかなか楽しかった。

 間にはさまる「奥様劇場」はあってもなくてもという感じではあったけれど、まあこれも男の願望系アニメといえたのか。最終的にはあまりケリがついたという感じでなく終わってしまったけれど、まあどうにかなるという物語でもないから仕方ないか。


■六花の勇者
 遠い過去にモンスターを封じ込めることに成功したが、ときどきまたでては人々を襲うので、ときどきに退治するための勇者が選ばれて退治に向かうというような話。で、それが必ず 6 人で紋章が体のどこかに現れるのだが、いざ集まってみたらなぜか 7 人いる。偽者は誰でなんの目的があったのだ。ということだけで展開した物語。はじめの 3 話くらいまでは現場に向かうところで、残りは偽者探しに終始する。
 ちょっとその偽者探しの部分が長すぎた感があり、最終的にわかるのだが理由にしろ、その人物にしろ今ひとつ納得感がないのだった。というのもあまりにも延々と同じことで主人公が偽者だという展開で描きすぎで、いい加減に疲れてしまったころに終わりというのもある。まあ、原作そのものが(あるのか?)まだまだ続いているからということなのかどうなのか。キャラクターはなかなか面白いところがあったのでちょっと残念。

■Cahrlotte
 はじめはあまり期待もせずに見始めた。とみたさんが「いい」と言っていたのかもしれない。世界設定とかキャラクター設定とか、不完全すぎる能力とかも面白さのうちだったが、はじめのうちはどうもさほどでもない展開が多くてあまり期待できそうになかった。中盤になってから急に展開が変化してきて、というか本質が表にでてきてというのが正しいか、それによってこれはひょっとするとと思うようになってきた。

 後半の個別の話ひとつひとつはなかなかによい出来ではあったのだけれど、ただ全体としてまとまったときのまとまりという意味ではちょっとまとまりに欠けるところもあったりだった。最終話となった 13 話などもそれだけ見ると悪くはないのだけれど、それまでの展開からいうといろいろな伏線の回収がされておらず、そういう意味ではあれはいったいなんだったのかと落胆するしかない。いっそ 12 話で終わったほうがまだよかったのではないかとも思ってしまう。

 途中の期待が大きすぎた(あるいは過大な期待を抱いてしまっただけ)のがいけなかったのかもしれないが、なんとももったいない感じ。全体の構想がもう少ししっかりと練られていたらよかったのになあと。


■モンスター娘のいる日常
 なんとなく見てしまった。宇宙からやってきた様々なモンスターたちとの交流規定が法律で定められた世界。まあ、各種モンスター娘たちがひとりの男性のところにホームステイしているという世界のドタバタ。ときおりくどすぎる演出とかがあってそのあたりは好きではないのだが、ドタバタとしてはそれなりに楽しめたか。といって続きがあったら見るかというとそうでもない。ひたすら新しいモンスター娘を登場させ、そのすべてがホームステイ先の男性に恋してしまってというハーレム展開もありきたりすぎて。


■がっこうぐらし!
 初回のインパクトだけで乗り切ったともいえるけれど、そのギャップを生かしつつ一区切りまでこぎつけたという感じ。ただの学園ものかと思わせておいてその実というあたりが実によかった。キャラクターもきちんと設定がわけられていてそれが意味をちゃんと持っている。必要充分なポジションで展開されていく物語は笑えて泣けてという王道を行く感じ。

 ひとたびネタバレしてしまった二回目以降はつまらないかと思いきや、意外とそうでもない展開を描いていてよかったのだが、難点としては最後まで状況の理由については謎であったり(まあそれはそれでよいが)、先生がいつの段階で落ちてしまったのかがよくわからないまま進んでいたというあたり。時系列が行ったりきたりしていてというのも。

 絵柄といいそもそもの設定からいったらあまりハードな物語にしてしまうとダメだろうとは思うので、詳細な事態の原因とか周辺設定とかはむしろないほうがよいのかもしれないので、なかなか難しいところではあったかなと。とはいえ、意外性というところで非常に楽しかった作品ではあったなと。

 しかし、なぜミーくんだけがガーターベルトしていたのだろう。


■下ネタという概念が存在しない退屈な世界
 さながら図書館戦争みたいに不思議な法律が支配する世界になってしまった未来のお話。性に関する表現が禁止されて言動であったりさまざまなメディア表現であったりも規制・処分されてしまうと。で、若者はそういうものに対する知識も免疫もまったくない純真無垢な育ち方をしている社会。そこにそんなくだらない世界はおかしいと下ネタテロをしかける雪原の青と名乗るテロリストが巻き起こすコメディと。

 次第に過激になりつつあって、これは BPO で騒がれるのではないかという話もあったけれど、案外なにもなく終わってしまったようにも。まあ、確かにやや過激な表現もあったりだったけれど、「監獄学園」と似たり寄ったりなところとやや過激すぎたところと。

 とはいえそのテロが成功したのかというとそうでもないのか。展開も少しもてあましていたかという感じで、コネタで回数を回してみてとりあえず終わったという印象もないではない。設定は面白かったのだけれど全体の構成には少々物足りなさがあったかもしれない。


■空戦魔道士候補生の教官
 舞台設定とかもろもろがなんだかいまひとつな感じで、さらにはおちこぼれな生徒が実は優秀で育て方が間違っているからといった風にして成長を見守る物語ではあるのだけれど、戦闘部隊が 3 人からしかなっていないとかいうのもあまりに奇異であるし、どこからそういう武器が現出するのだろうというものも結局は既存の兵器の域をでないような作りであったり。その形をする意味ははたして? というような。
 全般にどうもいまひとつ乗り切れない展開で、毎回毎回ある「言わなかったか?」の台詞が本当にうっとうしい感じになってしまうくらいに面白みがなかったのだった。ツンデレしたいだけならもう少し違う設定にしたほうがよかったのではないかとは。


■食戟のソーマ
 春からの続き。毎回なかなか楽しく見た。料理の描きかたがとてもおいしそうに描けていてそれだけでも十分。ソーマの物怖じしない感じもよかった。秋の選抜の予選が終わったところで終了というのはちょっと残念な感じも。いずれ続きがあるのだろうな。妙に薀蓄をかたりたがる料理アニメというわけでもなく(批評家が語るのはあるが)それでいて必要充分には語るというか。まあ、「美味しんぼ」みたいな感じがないのがよいというところか。はじめのころほどフードポルノ風味がなくなったのは、ある種自制だったのか。


■GATE
 自衛隊が製作に協力したとかで話題だったみたいだ。異世界とつながった日本で、その調査に自衛隊が派遣されて異世界の住民と友好関係を結び、というような話。いってみれば中世ヨーロッパ世界に行ってしまった自衛隊の話みたいな。「戦国自衛隊」ならぬ「中世自衛隊」とでもいうか。描かれた異世界はどちらかというとファンタジー風味満載なので、秋葉系の萌え世界を具現化してみましたという感じ。

 ただ、なんとなく自衛隊のプロパガンダ風味も強くあったりするので、面白み半分くらいで見ていたのだった。物語そのものは中途半端に終わってしまい、実際冬に続きがあるらしい。まあ、設定にしろ展開にしろ嫌いではないので続きを楽しみにはしている。

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