繊維が味方
かれこれ 10 年くらいにはなるかと思うのだけれど、食器洗いなどに使うスポンジにはセルロース素材のものを使っている。よく使われているのはナイロンスポンジかと思うのだけれどふと見つけたセルローススポンジを使ってみたら使い勝手は案外よかった。泡立ちが悪いとかいうこともなく、弱くてすぐダメになるというようなこともなく、なによりナイロンとは違い自然に還ってくれる素材であるので処理されたあともなんだか安心な感じが。
エコとかいうつもりはさらさらなく、といってそれを無視するというわけでもなく、まあどうせ使うならばと。ナイロンの場合、ものによっては傷になる心配というのがあったと思うのだけれど、セルロースだとそもそも柔らかい繊維による面状なのでそういう心配もない。
給水もよいので含みがよくて洗いやすいというのもあるかもしれない。それでいてキュッとしぼっておけば乾きもよい。実のところ二日ほど留守にしたようなときに使おうとするとすっかりカラカラカサカサになっていて固くなっているということがある。
素材が次第にポロポロと崩れるようになってきたら寿命なので交換時。だいたい数ヶ月から半年くらいは使えているか。ただ、このところ種類が少なくなってきて値段もややあがってきて(これはまあおしなべてなので仕方ない)時にまとめ買いで安いナイロンスポンジに目がいってしまったりはするのだが。
ついでにいうと昔ながらの亀の子だわしも便利だ。まな板とかフライパンとか、野菜とか。たわしにしてもナイロンたわしというのもあるけれど、やはり椰子のみ素材の旧来のもののほうが使いやすいようには。ささやかな脱石油というところか。とはいっても灯油ストーブは必需ではあるのだけれど。だからこそというささやかさかもしれない。
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