体育の日(ただし移動祝祭日)
体育の日ではあるけれど、移動祝祭日とあってはやはりあまり意味がなくなってしまった。本来は 10 月 10 日だった(と書いておかなくてはいずれ忘れてしまうかもしれない)。1964 年の東京オリンピックの開会式が行われた日で、晴れの特異日だったから選ばれたはず。そういう意味があるにもかかわらず単純に連休を増やそうという目的だけでこのような変更を加えてしまうのでもうなにがなにやら。
もっともたとえばメーデーなどにしても(別に祝日ではないけれど)組合団体の都合というか人集めの都合というかで集まりやすい周辺の土日などに開催するなどもあって、本来の意味がもはや忘れられているということもあったりするので、もはやこれは避けられないことなのかもしれない。
やはりきちんとした意味を持ったものはそれをないがしろにしてはいけないような気はするのだが。暦上の連休がないと遠出ができない国民性というのは、まあ理解できないでもないのだけれど。なんだかちょっとむなしい。
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