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浮世さんに海月さんを見た

 とみたさん(@tmtms)が RT されていて知った。とみたさんも好きでもちるさんの漫画は出ると買っていたということだけれど、これは 1 巻だけですぐには読んでいなかったようなことを言われていた。それで残りも読んだらなかなかよかったと。

 で、星里さん本人が期間限定で無料ダウンロードになっているということを言われていたそうで、それならばと読んでみたのだった。

 うん、これはなかなか面白い。というか、気になる。気になって仕方ない、浮世さん。

 さながら「海月と私」の海月さんみたいに、もっとふわふわしていて、その場限りで嘘八百で、それでいてなんだかあぶなっかしいので放っておけないような魅力(たぶんに女の魅力ってことなのだろうけれど)にあふれていて、つまりは主人公は海月さんにコロコロされた旦那さんである”私”同様、コロコロされてしまうという。

 一方で、そこそこ色男でやさしくて、社内でも女性にうけがよくて、実は内緒でふたまたかけていてという様が描かれていたりで、どうするのよという面白さもある。

 踏み切りでエンストして死にそうになったのを助け、借金取りに金を払ってやり、あげくやくざな人たちにだまされた浮世さんのために定期を解約して。そうかと思ったらやっぱり風俗だか水商売だかわからないけれど働いているようでというあたりで終わる 1 巻。

 気になる、気になる。浮世ばなれした浮世さんの顛末が。コロコロされる主人公が。いずれ、残りを読んでしまいそうだ。

B009JZHV90本気のしるし(1) (ビッグコミックス)
星里もちる
小学館 2000-09-30

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