« 秋深まる(気分的に) | トップページ | 物思う秋か?エル »

映画「SPEC 結」をテレビ放送で見たけれど

 テレビドラマで放送された「SPEC」は好きだったので、その後つくられた映画もそれなりには期待と不安とで見ていた。もっとも映画館に足を運ぶということはなかったのでいつものごとくテレビ放送時に見るにとどまるのではある。今回 GYAO! でドラマ版の一挙無料配信などがやってきたので、なにかと思ったら映画「SPEC 結」二部編成を一挙放送するにさきがけてということだったらしい。

 ついついドラマの後半などを懐かしく見ていたのもあって、それならば見てみようかと長丁場ではあってけれど久々に見ていた。最近は 22:00 過ぎのテレビはほぼ見ないので。

 で、結論。映画なんてやらなきゃよかったよね、と。

 ドラマの最後で「ぜってー、映画化なんてしねーからな!」とか当麻に言わせているのは無論反語なのだろうと思ってはいたので、映画化されたことについてはそういうものなのだろうと思ってもいたけれど、今回の「結」を見て思うのは、どうにも話を広げすぎたということ。随所にドラマでもいいアクセントになっていたギャグなどいれこんで柔らかさも出していたものの、それすらが不似合いなくらいに風呂敷が大きすぎた。

 ガイアだの、生命が誕生したときからすでに特殊能力があったのにそれを捨てただの、遺伝子に組み込まれただの、あれやこれやと伝説系のネタを持ち出したものの、どれも言葉の羅列にすぎずに舞台設定をもりあげる役に立たないレベル。

 当初のドラマであれば、あるいは「TRICK」のような面白さの別な展開として楽しめていたというのに、それをあっさり捨て去ってしまったのはマジック(トリック)というものと超能力というものとの違いによるのかもしれない。マジックはどこまでいってもマジックであり、タネがある。一方で超能力を持ち出してしまうと行き着く先はなんでもありな世界だ。

 ちょっとばかりやりすぎてしまった感。ドラマの線を維持したままの映画であったら、もっともっと面白いものに仕上がったであろうに。残念なことをしたものだな、というのはまあ、ある視聴者の意見でしかないけれど。

#前後編 4 時間というのは無駄に長すぎたといわざるをえないか。

|
|

« 秋深まる(気分的に) | トップページ | 物思う秋か?エル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28835/62350927

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「SPEC 結」をテレビ放送で見たけれど:

« 秋深まる(気分的に) | トップページ | 物思う秋か?エル »