「海月と私 4」
8 月のはじめくらいだったろうか arton さんが予約できるようになっていると言われていて「早いなあ」と思ったのだけれど、たまたま早々に購入することになった。で、読み始めたら最終巻だった。 4 巻であっという間の終わりとは。
冒頭いきなり海月さんがいなくなったという話で、すっかり 3 巻の最後など忘れていて確認したら確かにそれから行方不明にという話だった。DNA 検査の結果が送られてきてからという展開で。そうだった、そうだった。
で、なんだかハードなようなソフトなような展開で旦那さんが八面六臂な活躍をして、いろいろわかってきて、なるほどなるほどと思っている間に終わってしまった。
海月さんの素性についてはすっかり明かされてしまってすっきりしてしまったが、正直この先のもうそんなことはどうでもよいという状況での物語りというのもまた読んでみたいなあと思わせる不思議なゆるさのある空間だった。旦那さんは最後まで海月さんにコロコロされていたのだけれど、本当そういうコロコロならされてみたいとまじめに思ってしまいそうなのだった。
楽しんだ。でも、やっぱり、もう終わりなのかという気分も強いので、番外編でもいいからやらないかなあ。
![]() | 海月と私(4)<完> (アフタヌーンKC) 麻生 みこと 講談社 2015-08-07 by G-Tools |
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