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「探偵ジャクソン・ブロディ」というテレビ映画? を見る

 GYAO! で「探偵ジャクソン・ブロディ」とかいうのを見てみる。どうやら全 6 話のようで毎回 90 分あまり。初回はおよそ二時間という長さ。元警察官で事情があってやめてから私立探偵をしていると。妻とは離婚(もしくは離婚調停中?)したらしく、週に一度くらい 10 歳前後の娘と会うことだけが楽しみといった男。

 とはいえ元同僚である女性警官にいろいろの調査を依頼したり、なんとなく気のある様子があったり、そうかと思えば行きずりの女性とも割りと関係を持ったり。まあ、タフではあるし、勘も鋭いのだが、私生活に関してはどうなのだという男ではある。

 まあ、そんなところも作品の面白さなのだろうけれど、ドラマとしては(どうやらイギリス製作のテレビ映画シリーズというところか)悪くはないが、どうにも作りが悪いという脚本。特に初回などは三つの依頼が舞い込むのだが、そのどれもがみな関係していて、調査をするうちにそれら関係者に偶然出会ってそれがそれぞれの解決につながっていったりというあまりにもご都合主義がすぎる。

 まるっきり関係のない複数の人間からの依頼であるにもかかわらず、そうそうみな近所でたまたまであって解決などするはずもなく。

 それでもそうした展開が三話くらいまで続く。そこから少し変化して、ブロディが犯罪に関わっているかのように思われ満身創痍で活躍したり、あげくは元妻が娘をつれてニュージーランドだったかに引越してしまい、娘とはたまに Skype で会話するが、娘の気分次第で終わってしまったりと寂しい生活。

 ことに少年時台に姉を失った記憶の映像が何度となく繰り返し挿入されていて、当初はそれが非常にしつこくてうんざりするのだった。それでいてその後の物語になにか影響をもつのかというと何もない。ということで後半ではそうした映像の挿入はなくなった。

 そして最終らしい 6 話。事件が充分に解決しないままに物語りは終わってしまう。元妻が失業してしまい結局イギリスに戻るということで、一足先に戻って一緒に暮らしていたはずの娘も出てこない。どうしてしまったのか? 元同僚の女警官も医師との結婚をやめてしまい、フリーになったからとふたりのよりが戻るのかと思いきや、そうでもない。

 あれもこれも宙ぶらりんのまま終わってしまった。なんだったのだろう。設定といい、キャラクターといい、なかなかに面白い作品ではあったのに、どうもいまひとつ作品としては今ひとつ。脚本というか演出というか。原作小説は評判らしいのだが。

 というかどうやら DVD などにはなっていないようで。先日の「Jo」にしてもそうだったけれど、これもまた打ち切りの類なのかもしれない。もう少しなんとかならんものか。

 原題は「Case Histries」だったか。事件簿とでもいうところなのかと思っていたら、原作のタイトルからしてそれであっているといえそうだ。

4488010377探偵ブロディの事件ファイル
ケイト・アトキンソン 青木 純子
東京創元社 2014-10-22

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