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お盆にわたしも考えた(かなり余談)

 我が家ではなかったのだけれど一般的な(と思われる)風習としてきゅうりや茄子で馬や牛に見立てたものを作るというのがある、お盆。スーパーのチラシなどにもそんな写真がでてくるようになってきて、ふと思った。昨今では適したきゅうりや茄子を探すのが難しいのではないかと。

 たとえばきゅうり。最近はまっすぐなものが好まれるとされて出荷できるのはまっすぐなものばかり。曲がったり輪になったようなきゅうりは出荷できないのでスーパーなどに並ぶこともない。けれど、馬に見立てるならばまっすぐなきゅうりは不向きだ。少し曲がってくれていたほうがそれっぽい姿形になってくれる。

 茄子についても同様。こちらも少し曲がった腰をひねったかのような形がいかにもふさわしいのだけれど、最近はまっすぐなものばかりだ。まあ、こちらはそれでもさほど悪くはないという印象はあるのでまだなんとかなるかもしれない。もっとも、こちらあたりでは古くは茄子といえば丸茄子だったので、そもそもそういう発想がなかったといえるかもしれない。

 さながらかつての子供(今だってそうかもしれないが)が魚が切り身で海や川を泳いでいると思っているといった話のように、野菜も曲がったものなどなくて、そういうものは異質なものと認識されてしまうとしたらちょっと怖い世界ではある。

 それもこれも野菜を作る現場をしらない、そうした体験をしない子供が増えてしまっていることにも一因があるのかなと。野菜にしろ魚にしろ、はたまた牛や豚、鶏といったものにしろ。

 ある意味いわれのない潔癖症みたいなものはあまり有益ではないと思うのだが、この先どうなっていくのだろう。もちろん、消費者側の問題という考え方もあるが、逆に販売側がそうした不利なものを隠してしまっている現実というのもまた問題なのではないかとも思うし、そちらのほうが選択権を失っているということからすればよほど問題なのかもしれない。

 などとお盆とは無関係のことなど考えてしまったのだった。

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コメント

昭和初期に魚が切り身で泳いでいると老人を騙して遊んでいたのは故西丸震也氏ですね。塩鮭は皮が背中にしか無いから海水が染み込んで、塩分で重くなって沈んでいるのを潜って獲ってくるとか、蒲鉾は泳げないからしっかりと板にしがみついているのを拾い集めるとか…(^^;
海無し県だからできた悪戯でしょうけど。

ちなみにうちの親は丸物の魚の処理出来ません。どうも祖母がそもそも魚屋に全部やらせていたようで、それが原因かも?

そういえば丸ナス、最近見かけないような?
かつては祖母がひたすら丸ナスのおやきをつくっていたのですが。

投稿: のら猫 | 2015.08.14 04:42

近所の畑にはまだ丸茄子がたくさん栽培されているところがあります。全般には長茄子におされてしまってはいますよね。
丸茄子だと輪切りにするだけでおやきになるので大きなのやら小さいのやらいろいろで、それもまた面白かったものですね。
最近は長茄子を小さく切ったものを味噌いためにしたような具財が多いのでちょっと残念だったり。まあ、おいしいですけれど(^^;
丸茄子の輪切りをフライパンで焼いてホロホロと崩れるようになったのを砂糖醤油で食べるのが大好きでした(^^;

投稿: ムムリク | 2015.08.14 08:04

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