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「パコと魔法の絵本」

 なにやら奇妙な患者ばかりがいる不思議な病院(らしきところ)。いや、患者どころか医師や看護士も少し変わった人ばかり。幻想文学的な世界での物語なので、いわば夢のなかの物語といった趣。

 実のところ前半の展開が非常にくどい感じであったり、あまりに不快な感じを持つような言動や行動だったりで、途中で見るのをやめてしまおうかと何度か思ったのだった。まあ、それでもと見ていたら後半はそれが少し変化した。それはさながら嫌な金持ちの爺さんであるオオヌキの変化にも似た感じなのかもしれない。そのあたりから物語が少し変化していく。

 誰彼となく嫌がらせをしたりして自分勝手なオオヌキ。傲慢でやりたい放題。理由はわからないが記憶が一日しかもたないという少女パコ。オオヌキにも特に毛嫌いすることもなく毎日接していく。そのうちにまあオオヌキに変化が現れるわけだ。

 毎日まいにち同じ絵本(母親が手作りしてくれたらしい)を読むパコ。いつしかオオヌキがそれを毎日読んでやるようになる。パコの余命があまりないという話をしってだったか、パコには内緒でこの絵本の物語をみなで劇にしようともちかけるのがオオヌキ。病院全体を舞台にして壮大な劇が演じられる。

 最後はちょっといい話で終わってしまうのが、ちょっとズルい感じがしないでもないが、見終わったあとは悪くない印象だけが残るのだった。惜しむらくは前半の空気か。まあ、それも後半のためのギャップなのだと思えば我慢できなくもないかもしれない。

B001MYRNY4パコと魔法の絵本 [DVD]
デスペラード 2009-03-06

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