サイボーグの夜明け?
[ 「近未来体内埋め込み型歩行アシストサイボーグプロジェクトキックオフシンポジウム」開催のお知らせ | Information | バイオメディカル研究所 ]
先日もニュースになっていたのだけれど(長野ではかもしれない)、ソースとしては NHK のニュース記事しかなく、これがすぐに消えてしまうというたちの悪さなのでキャッシュにしかない。地元新聞にはあるかと思ったが、どうも見つからない(印刷された紙の新聞では見た記憶はあるのだが)。
と思っていたら、このほどきちんと会見を開いたらしいというのだった。もっとも、その記事もまた見当たらないのだけれど、信州大学のほうにプロジェクトのシンポジウム開催のおしらせがあったので、そちらをリンクしておく。
要するに重労働であったり過酷な労働環境にあるような人向けにおおく開発されてきている動作補助ロボット装置、おおくは体の外に取り付けるもので、いわば着るロボットみたいなものだけれど、これを人体に埋め込んでしまい、たとえば足の動きが不自由になってしまった人の活動を恒常的にサポートできないか、という研究らしい。
部分サイボーグの極致みたいな本当に部分をマシンに置き換えるというサイボーグ化というところか。確かにいちいち装着するというのでは仕事として必要なだけならばまだしも、日常活動全般にということになるといろいろ不便がありそうだ。といって、やはり人体にこれだけのものを埋め込むとなるとやはり抵抗はありそうでもあり。ペースメイカーくらいならまだしも。いや、ペースメイカーだってそれなりの決断を要するものではありそうだ。
充電は最近はやりの非接触の技術でということらしく、そういう進歩もあってようやくこの手の技術が実用化にむけて動き出そうとしているというところか。
とはいえ一方では、そこまでしてどうするのだ、という思いもまた必然で、いずれ攻殻機動隊で描かれるような世界・社会の到来となるのかいなか。いざ到来となれば、そこにはきっとさまざまな新たな問題・課題が生まれてくるのではあろうなあとも。
さて、どうすすんでいくのだろう。
およそ四半世紀も前になってしまったのか・・・。
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