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山は活きている

 [ 浅間山、22人無事下山 ごく小規模な噴火を確認|信濃毎日新聞[信毎web] ]

 記録ということで。なにやらヘリコプターが騒がしいので、またぞろ高貴な方がお見えになったりしたのかという程度に思っていたら、なにやら浅間山で噴火があったみたいよという話がながれてきて。とはいえあまり信用に足る筋の情報がまだなく、どうなのかと思っていたところにようやく発表があったのだった。ごく小規模な噴火があったらしいと。

 ”あったらしい” と。

 直接の地元ではないとはいえ、なにかあればそうしたアンテナから情報があがってきてもよさそうなのにないので、つまりはその程度のものなのだなと判断していたら、確かに人レベルでは誰も気づかない間にそれは起きていたようで、観測データとしてはそれを思わせるような動きがじゃっかんあったようだけれど、むしろそれはあとからそうであったのだなと判断できるようなものだった。

 たまたま降灰を確認したので報告されたということで、その量としても極端なものではない。これまでもそれを繰り返していて、極端に大きな事象が起こるという様子でもない。たとえていえば、間欠泉のようなものではないのかと。それくらい静かにごく自然にある種のガス抜きが行われたという。

 もちろん、相手は活きた山。まだまだ内部は未解明な部分も多いのだから油断したり、予断をもって軽んじてはいけないのは当然ながら、これまで長きにわたって接してきた人々の感覚といったものも決して間違いとはいえない。記憶は確かに薄れるし、忘れられていく。津波の事例が如実に語るともいえる。ただ、あまりに長い期間をおいてのそれと違い、数年おきくらいに繰り返されているそれを冷静に受け止めるということもまた大切なことではないかと。

 それが「慣れ」というものでよくない、というかもしれない。もちろん慣れの悪弊もある。けれど、いたずらに恐怖したのでははじまらないというのもそこで暮らす以上大切なことでもあるのだ。

 おごらず恐れずという姿勢でいることが、そこに生きるということなのだろうなと。大事にはならずに落ち着いてくれることを祈るばかり。


 山ではないけれど、まあ、いいじゃないですか。

4001140721森は生きている (岩波少年文庫)
サムイル マルシャーク Samuil Marshak
岩波書店 2000-11-17

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