舞台「プルートゥ」を E テレで見る
たまたま E テレで舞台「プルートゥ」を放送するというので見てみた。冒頭少しだけ見逃してしまったのだけれど、その後は最後まで見た。 2 時間半というのはやはり長い。まあ、舞台というものを見ないので、一般的な長さなのかどうかもわからないのだけれど。
漫画のほうも存在は知っていたし、はじめのころにパラパラと見てみたこともある。ただ、通して読むということもないままに過ぎていたし、よって結末がどうなのかもまったく知らないままに見ているという、ある意味しあわせな状況ではあったかもしれない。
ごくごくギュギュッとまとめた内容なのであろうから、物語としたらもっといろいろ細々とあったのではあろうけれど、なるほどそういう話なのかと思うくらいにはよくまとまっていたのではないかと思う。もちろん、原作漫画を読んでいないので、それが必要にして十分だったのかを判断する術はないのだけれど。
また、舞台ということでその演出方法が面白かった。プロジェクターなのだろうか、原作の絵を投影することや、さまざまな状況を映像にして流したりしてそれを役者の動きと合成したりというのも面白かった。なんとなく漫画のコマ割を意識した演出をしていたのだろうかという感じではあった。
舞台というダイジェストであるからなんともいえないけれど、それだけを見ての感想は「なんだかモンスターの焼き直しみたいだな」というものだった。なんとなく直感的になのだけれど。
いずれは原作漫画も読んでみたいところかな。
PLUTO (1) (ビッグコミックス) 浦沢 直樹 手塚 治虫 小学館 2004-09-30 by G-Tools |
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