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「ミニミニ大作戦」

 稀代の金庫強盗団。イタリアで大仕事を働くのが冒頭。水路が縦横無尽にはしる地の利を生かし、奇妙な作戦を取る。建物の床に爆薬をしかけ、金庫の大きさだけ床を破壊していって水面まで落下させてしまう。船を待機させておいて、船の上に落としてそのまま退却。

 というのは見せ掛けで、実際重たい金庫が船の上に落ちてきたら船が壊れるか沈んでしまうか。いずれにしてもただではおかないはずで、颯爽と逃げられるはずもない。実は逃げているのはおとりでしかなく、水中に落ちた金庫を水中で開けるという仕事をその間にやっているのだった。警察がやってきてもそれに気づかずまんまとお宝をいただいて逃げる。中身は大量の金の延べ板。

 ところが逃走してさあ、山分けして分かれるというころになって不穏な車にはさみうち。実は仲間に裏切り者がいて首謀者を殺害して他のメンバーも水中におちて命からがら。

 そうして数年後。その復讐に仲間が集まる。そこででてきたのが、なぜか車体の小さなミニを使って屋敷の中まで走り回ってしまおうという計画、だったらしい。このあたりはっきり描かれないのだが、どうもそうらしい。ところが、実際には狙われていることを気づかれてしまうので、裏切り者は金塊を持って移動してしまう。

 ということでミニによる作戦というのは実際はほとんどなくなってしまった。いやその後出てくるといえばあるのだけれど。

 で、金塊を積んだ車はダミーも含めて三台。ということで車体の沈み具合を調べたりして追跡したり、トリック的な手法を使って奪回をもくろむあたりの終盤の展開はなかなか面白くて息をもつかせないという感じ。

 最終的に金塊を三大のミニに積み込み、列車の貨物に載せてしまうという大胆なエンディング。しかし、そこに裏切り者も追いついて、さあというあたりからの逆転劇がまた面白い。複数の思惑が絡み合って追いつ追われつ、狙い狙われというグルグルした展開がなんとも面白い。

 難をいえば、この邦題のなんという酷さかというあたりで、相当の損をしているなと。そこを我慢して見ていればなんとも楽しめる娯楽作品。

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 こちらがオリジナルらしい。

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