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かまどの休息

 E テレ「グレーテルのかまど」は今年度新規収録番組はないということらしい。これまで 3 年半のアンコール放送を放送するのだという。番組そのものは終わらないが、ということは瀬戸さんが忙しくて新規の収録ができないということなのかもしれないし、まったく別の理由なのかもしれず。

 ということでひとまずの最後になるクロカン・ブッシュがとんでもないお菓子であった。プチシュークリームでつくる塔型のお菓子。フランスではウェディングケーキとして使うこともあるらしく。アメリカンな生クリームケーキよりもこちらをという人も少なからずいるというのが、面白いというかうれしいというか。日本ではそういうことがあまりないなあ。

 アンコール放送とはいえ、まだ見ていない回もあるのでそれはそれで楽しみではある。かまどさんもしばらくは開店休業。

 一方で「サラメシ」。これも食べ物系なのだが、こちらは働く人のお昼ご飯というテーマだけにお弁当の風景だけでなく、さまざまな働く場が見えるというのが面白い。世に仕事はたくさんあるけれど、その実際を知っている仕事なんてほんのわずかでしかない。

 ということで番組で紹介されるさまざまな職業の現場がとても面白い。そういう仕事があるのかと思ったり、具体的な作業をしらない仕事の実際を知ることができるというのはなんとも面白い。

 先日はアナログレコードを作っている工場だった。レコードの原盤は理解していたつもりなのに、なるほどカッティングするのは原版だけで、当然といえば当然ながら曲の長さによって溝の間隔は異なるということ。とはいえ狭すぎると音とびの原因になったりもするので、そのあたりは難しいのだとかで、職人技となっているらしいこととかも。

 そうして作られた原盤からプレス型を作り、あとはもうセルロイド材料をプレスしてレコードが量産されると。そうか、そういうことだったかと、いまさらながら関心したり。

 お弁当の、お昼ご飯の番組のはずなのだけれど、それだけにとどまらないあたりがなんとも楽しい。

 という食べ物番組の新年度模様なのであった。「サラメシ」は普通に継続のようだ。

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