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特別な一日

 ローマを訪れたヒトラー一行を歓迎するパレードがあり、集会に参加するためにアパートの住民はこぞってでかけてしまうが、家政婦を雇うことができない程度には貧しいので自分で家事をすませなくてはということもあってひとり残る主婦をソフィア・ローレンが演じる。

 飼っている鳥が逃げ出してしまい、中庭をはさんだお向かいあたりに行ってしまうのでその家を訪ねると男がひとり残っている。事情を話して鳥を捕まえてすぐ帰るのかと思いきや、なんだかんだで妙な感じに。

 結局ひとときの情事に発展するのかと思わせたりそうでもなかったりという行き来が、そのわずかな時間のなかで繰り広げられる。確かに特別な一日。

 ところが、男はどうやら男色でということらしく(そのあたりは実のところよくわからないが、そういうことらしい)、実際に手を出すことができないまま。それでいてなんとなく親密になってしまいそうでもあって不思議な距離。男は実はレジスタンス? といった方面らしい。

 そうして最後は静かに仲間? とアパートを出て行ってしまう。パレードも終わり住民はアパートに帰ってくる。そうして何事もなかったかのように一日が終わっていく。特別な一日。

 うーむ。説明不足であったり、無茶苦茶な展開であったり、シチュエーションとしては面白いのはわかるものの、どのあたりが傑作なのだろうかと悩んでしまう作品なのだった。

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エットレ・スコーラ
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