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マルメロもどき

 諏訪方面だったか茅野方面だったかでよく聞くカリン。並木になっていたように記憶はしていて、でも実はそれはマルメロである、というのもこれまたよく知られていたりする。

 で、カリンとマルメロは別物なのだというのは聞き覚えてはいたのだけれど、どちらかというとマルメロがカリンの偽物てきな印象が強かった。

 ところがどうやら学名的には反対らしい。カリンの学名は「中国産のマルメロに似たもの(もどき)」といった意味になるのだとか。

 そもそも種そのものも違うらしいので、単純に学名をつける段でマルメロのほうが先にあったためにそういう不名誉な名前がついてしまったのかもしれない。

 マルメロであるとわかってはいるが、あえてカリンの呼称を使うという例は多いようで、名前としてはカリンのほうに分があるのか? とはいえマルメロというなんとも柔らかい響きも素敵ではあるのだけれど。

 ただ、正直どう使ってよいものやらという印象はある。芳香剤的な活用もあるようだけれど、シロップ漬けとかジャムにでもしたほうがよいのかなあ、などとも。


 マルメロといったら、やっぱりこれしかないよね。

480660013X方言詩集まるめろ
高木 恭造
津軽書房 1988-05-01

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