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陽気なギャングが地球を回す

 伏線がうまくきいていて最後のところで「そっちだったか!」という感じにひたれるというあたりがなかなか楽しい。そこまでの間はちょっとゆるい感じもしてしまったので中だるみ感も。具体的な目的が最終的にはやや弱い(というか不明というか)になってしまうので、そのあたりがネックだったかも。

 最後のところで、実はこう、でも実はこう、と転がしていくあたりは面白いのだけれど、ちょっとその裏側というかが見えにくいのでそうした仕込みはもう少しばらしつつやってしまってもよかったのではないかという感じもするのだった。

 原作を知らないというのもあって、そこそこ楽しんで見たけれど、あるいは原作からきた人にとってはどうだったのだろうという不安も覚えてしまったりするのは、どうもなにかはしょりすぎているような嫌いを感じるせいかもしれない。

 最後の最後のメキシコだかの場面については、タイトルを反映させるためだけにあるようで、いまひとつ蛇足感がしてしまうのだった。

 でも、まあなかなか面白い。爽快とまでいえないのはちょっと惜しい感じだけれど。

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