「後ろのほうから」
毎朝ラジオ体操をしているわけです。で、体操の前にちょっとだけ体をならすための運動がはいるのですが、時折悩ましい説明がはいって「えっ、そういう意味だった?」ととまどったりします。
肩を回す運動というので、「後ろのほうから回しましょう。はい、前から後ろへ」と号令がかかる。え? 後ろからじゃないの? と。
つまり、体操の指導の方は、「前から後ろへ」の向きのつもりで「後ろのほうから」と言われているのだけれど、後ろのほうから回すと聞くとどちらかというと「後ろから前へ」という順序なのかと思ってしまうのだった。
正しいとか間違いとかではなくて、非常にとらえにくい表現だなあと。
「後ろのほうから」の「から」に注目すると「後ろから前へ」という取り方になるかと思うのだけれど、「後ろのほう(へ回す方向)から回しましょう」というように補完すると、前から後ろへということになるというところだろうか。指導の方はどちらかというとこういう捕らえ方。そして、仮にそれが NHK であることを考えてそちらのほうがより正しいのだとしても、やはりちょっと違和感のある表現であるなあとは。
まあ、そもそも後ろからでも前からでもないだろう、という考え方もあったりするのではないか。という論もまたあるのかもしれないけれど。
#近頃あのお姉さんの声を聞かないのだけれど、どうかされたのだろうか。声の質は苦手なのだけれど、指導としては一番的確で好きなのだけれどなあ。
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